さすらいの風景 クリスマスマーケット その1
ウィーンに到着した時間が予定より1時間早かったので、ホテルに入った後、一番規模の大きな市庁舎広場のクリスマスマーケットの見学に出かけました。 ホテルを出ると、すぐにマリアテレジア広場のクリスマスマーケットの裏手に出ました。...
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マリア・テレジア広場からリンク沿いに歩いていくと、国会議事堂前に出ます。1883年に完成したギリシャ神殿風の建物で、正面にアテネ像が立っています。 市庁舎の塔が見えてきて、期待が高まりました。 市庁舎脇の公園の木々も飾りがぶる下げられていました。 公園内に通じる小路の入り口もアーチ型の飾りがとり付けれれていました。 市庁舎広場に到着しました。大層な賑わいです。...
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マリア・テレジア広場と市庁舎広場のクリスマスマーケットを見てホテルに戻ってきましたが、もうひと頑張りして、すぐ近くのシュピッテルベルク通りのクリスマスマーケットも見物することにしました。 シュピッテルベルクは、小高い所にあり、17世紀後半のトルコ軍や、1809年のナポレオン軍のウィーン攻撃時には、この地域から中心に向けて攻撃をしました。現在見られる建物の多くはバロック時代に建てられました。...
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ウィーンの街角で出会ったクリスマスマーケットを続けて掲載していきます。 二日目、シシー博物館と皇帝の部屋の見学を終えてミヒャエル広場にでると、ここでもクルスマスマーケットが開催されていました。 ミヒャエル広場のクリスマスマーケットは、今年(2014年)から開催されるようになったようで、白で統一された小屋はおしゃれな感じです。 小屋は、背後の王宮の建物と調和するように考えられているようです。...
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ミヒャエル広場からコールマルクト通りに進みます。 クリスマスの飾り付けが通りを幻想的に飾っていました。 小さな灯りを連ねただけですが、センスを感じさせる飾り付けです。 クリスマスの時期しか見ることのできない眺めです。 グラーベン通りに出ると、飾り付けが変わりました。シャンデリアを模した飾りでしょうか。...
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ウィーンのメインロードとしては、ケルトナー通りが挙げられます。ここもクリスマスイルミネーションに飾られていました。 入り口の国立オペラ座から歩き出しましょう。 国立オペラ座の脇を抜けると、ケルトナー通りが始まります。 ケルトナー通りでは、星の飾りが取り付けられていました。 通りの星飾りからは、エリーザベト皇妃(シシー)の肖像画で有名な星飾りを思い出します。...
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ウィーンの代表的観光地として、シェ-ンベルン宮殿とベルヴェデーレ宮殿が挙げられますが、ここでもクリスマスマーケットが開催されています。 リンク内の観光を行った二日目に続いて、三日目は郊外を回ることになって、まずシェーンブルン宮殿を訪れました。...
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ベルヴェデーレ宮殿の見学後にカールス広場の見学を行う予定でしたが、疲れていたので一旦ホテルに戻り、夜になってから再び出かけました。 カールスプラッツ駅は地下鉄が集まる交通の要所であるため、地下街からカールプラッツ広場に向かって人の流れができていました。 広場の脇にはカールス教会が美しい姿を見せていました。 ここのクリスマスマーケットの特徴は工芸品とのことです。...
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ウィーン旅行の二日目は、王宮を中心とした旧市街地の見学を行うことにしました。 まずは、ホテルを出てからリンク沿いに歩き、ブルク公園に向かいました。 春から秋にかけてはト音記号の花壇で飾られたモーツァルト像も、冬枯れの中で寒々としていました。 ここで見たかったのは、フランツ・ヨーゼフ1世皇帝の像でした。...
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ウィーンの個人観光では、ウィーン・カードが役にたちます。このウィーン・カードは、ウィーンの主な観光施設が割引になり、また地下鉄や路面電車の乗り放題切符がついています。 到着時にホテルの受付でさっそく購入しました。割引の効く施設についての分厚いパンフレットが渡されますが、全部を把握するのは難しいため、チケットの購入の際にウィーン・カードを提示してみるという使い方になりました。...
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シシー博物館と王宮を見学した後、ザッハーでケーキを食べてひと息いれた後に、カプツィーナ皇帝納骨堂を訪れました。 ここには、1633年以降のハプスブルク家の皇帝及びゆかりの人物の棺が納められています。 ここに安置されている人から、ハプスブルク家の栄光と没落の歴史を振り返ることにしましょう。...
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カプツィーナ皇帝納骨堂の見学を終えて、次は王宮の宝物館に向かうことにしましたが、その前にすぐ近くのノイアー・マルクト広場にある宝石店のケッヒャートのショーウィンドーを見ていくことにしました。 ケッヒャート宝石店は、ウィーン会議の開かれた1814年の設立。1868年には皇帝フランツ・ヨーゼフによって宮中御用達宝石商に指名されました。...
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宝物館に続いて、新王宮にやってきました。新宮殿は、 フランツ・ヨーゼフ1世によって建築が命じられましたが、工事が完了したのは 1923年で、すでにハプスブルク帝国は1918年に終焉を迎えていました。 1938年3月15日に、アドルフ・ヒトラーは、この新王宮のバルコニーに立ち、広場を埋め尽くす民衆に向かって「ドイツによるオーストリア併合」の演説を行ったとのことです。...
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新宮殿の古楽器コレクションのあるフロアーの半分が狩猟・武器コレクションの展示場になっています。 回廊部には、馬上槍試合の展示が置かれており、目が引き付けられます。 馬上槍試合は、中世からルネサンス(12世紀 -...
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新王宮を出て、次は国立図書館プルンクザールを訪れました。入り口は、朝方通ったヨーゼフ広場に面しており、道順としては無駄な歩きになりました。 入り口から入って古びた階段を上がっていくと、国立図書館プルンクザールのホールに出ました。 思わず見とれて、足が止まってしまう空間です。...
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二日目の終わりに、ようやく美術史博物館にやってきました。 入り口のテレジア広場は、クリスマスマーケットで賑わっていました。 美術史博物館の中も大賑わいでした。 一般的には、正面の階段を上がって、二階に展示されている絵画部門を見るのですが、今回は、一階部分も見学することにしました。美術史博物館には、これまで二回訪れてはいるのですが、一階部分は見学しないでいました。...
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美術史博物館の一階部の見学を終え、続いて二階に向かいました。 階段の踊り場に置かれているのは、イタリアの彫刻家アントニオ・カノーヴァ製作(1782年)の「ケンタウロスを殺害するテセウス」像です。ラピタイ族の王ぺイリトオスの結婚式で、花嫁に襲いかかったケンタロウスをテセウスが殺害する場面です。...
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旅の三日目は、リンク外の見学を行うことにして、8時半の開館に合わせて地下鉄でシェーンブルン宮殿に向かいました。 12月のオフ・シーズンということで、シェーンブルン宮殿の前庭も人影はまばらでした。 宮殿前には、目立たないような色に塗られたクリスマスマーケットの小屋が並んでいました。...
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シェーンブルン宮殿の庭を歩いた後、今回のウィーン訪問で是非とも見たかった馬車博物館を訪れました。 馬車博物館は、正面入り口から見て、宮殿の右手にあります。 馬車博物館は、規模は小さいですが、皇妃エリーザベト(シシィ)関連の展示物が並んでいます。 これは、シシィお輿入れの馬車。馬車の前に飾ってあるのは、エリーザベトのマントのようです。...
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