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Channel: さすらい人の独り言
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さすらいの風景 ウィーン その2

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ウィーンの個人観光では、ウィーン・カードが役にたちます。このウィーン・カードは、ウィーンの主な観光施設が割引になり、また地下鉄や路面電車の乗り放題切符がついています。

到着時にホテルの受付でさっそく購入しました。割引の効く施設についての分厚いパンフレットが渡されますが、全部を把握するのは難しいため、チケットの購入の際にウィーン・カードを提示してみるという使い方になりました。



また、ウィーン・カードの裏面は、地下鉄と路面電車のフリーパスになっており、使用開始時に時刻の印字をして使うことになります。予定も不確かなところもあるので、72時間チケットを購入しました。



シシー・ミュージアムに入場するためにミヒャエル広場に面するアーチ状の入り口に向かいましたが、工事中で入り口が変わっていました。



フランツ2世像のある広場に臨時の切符売り場が設けられており、この広場から入場することになりました。



様々な組み合わせの切符があるのですが、翌日のシェーンブルン宮殿見学のために、「シシー・チケット」を購入しました。シシー・チケットは、王宮とシェーンブルン宮殿、王宮家具博物館の入場含まれていますが、シェーンブルン宮殿のグランドツアーが、自由な時間で入場できるという利点があります。

シシー博物館と王宮については写真撮影禁止であり、2011年の訪問の際にガイドブックからまとめているので、そちらをご覧ください。

2011年のシシー博物館の記録



入場すると、銀器コレクションから始まります。ここは撮影可能ですが、延々と食器類が並んでいるという感じです。



ガイドフォンの説明をいちいち聞いていると、時間がかかるので、ざっと眺めるだけにしました。





エリザベートが用いた肉汁を絞るための調理器具。エリーザベトは、身長172cm、ウェスト50cm、体重50kgの体型を維持するため、肉汁をとっていたといいます。



二つ並んでおり使用頻度が高かったことがうかがわれます。



王宮へ続く階段に置かれていた、フランツ・ヨーゼフ1世皇帝の胸像。この皇帝は、年老いた姿でばかり像が作られています。



エリーザベトのパネル。



シシー博物館の新しい展示物として、ギリシャのコルフ島で着ていたドレスが展示されていました。

「ルドルフ皇太子の自殺以後、エリーザベトは、常に黒い喪服を着るようになりました。」と言われているのですが、人目を気にする必要のないコルフ島では明るい色のドレスを着ていたことが、この展示物から明らかになりました。



こちらもコルフ島で着ていたエリーザベトのドレス。ウェストの細さはさすがです。

エリザベートの真の姿については、後世に伝説として付け加えられたところもあって、謎が多いようです。



シシー博物館の見学を終えてからフォルクス庭園のエリーザベト像に会いにいきました。



若く美しい姿のエリザベート像が置かれています。

皇妃エリーザベト(シシー)については、さらに見学していくことになります。

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