さすらいの風景 リムリック
リムリックは、ダブリンの南西、アイルランドでもっとも長いシャノン川の河口にあるアイルランド第三の街です。旅客機の航続距離が限られた時代には、ここのシャノン空港が、ヨーロッパとアメリカ大陸を結ぶ大西洋路線の給油地となっていました。...
View Articleさすらいの風景 成田からチュニジア
グアテマラ・ホンジュラス旅行に続いては、方向を変えてチュニジアに出かけました。 チュニスにおけるテロ以来ツアーも少なくなっていますが、内容の充実している以下のツアーを選びました。一部自由行動も混じっています。 「チュニジア周遊 9日間」(西遊旅行社) 2018年 第一日目 4月12日(木) 成田発 22:20(QR0807) 第二日目 4月13日(金) ドーハ着 04:00 ドーハ発...
View Articleさすらいの風景 バルドー博物館 その1
長旅の末に昼にチュニスに到着しましたが、さっそくチュニジア旅行の目玉の一つである、モザイクのコレクションの充実したバルドー博物館を訪れました。 バルドー博物館は、チュニス市街地の西の外れにあります。広い駐車場が設けられていましたが、観光バスは我々のものだけで、自家用車が数台停まっているだけでした。 入館すると広いホールが設けられて、奥の壁には巨大なモザイクが飾られていました。...
View Articleさすらいの風景 バルドー博物館 その2
二階へと進みました。 階段の途中に置かれた像は、ローマ時代に造られたものだろうと思います。 階段の吹き抜け部の壁にもモザイクが飾られており、これは後で見学することになりました。 イスラム様式が残された中庭が現れました。...
View Articleさすらいの風景 バルドー博物館 その3
二階の見学を続けました。部屋の中央に六角形のモザイクが置かれています。 黄道十二星座が描かれています。この写真では、12時の位置が牡牛座で、以下時計回りに、双子座、蟹座、獅子座、乙女座、天秤座、蠍座、射手座、山羊座、水瓶座、魚座、雄羊座が並んでいます。 この写真では、上の写真では判り難い、山羊座、水瓶座、魚座、雄羊座、牡牛座が写っています。...
View Articleさすらいの風景 バルドー博物館 その4
三階に上がってきました。 壁に飾られていたモザイク。 三階には、下の広場を見下ろす回廊が設けられていました。 回廊には、ローマ時代の遺跡からの出土品と思われる小像が展示されていました。 ガラス製の食器。 回廊からは、下の広場の床に置かれたモザイクを良く眺めることができました。 牧畜や猟などの田舎の風景が描かれています。 一部の拡大。...
View Articleさすらいの風景 バルドー博物館 その5
吹き抜けの壁に飾られたモザイクを眺めながら階段を下っていきました。 身の回りの動植物、食器を描いたモザイク。 現在でも部屋の飾りに使えそうな小型のモザイク。できは異なりますが、小型のモザイクはチュニジア土産として売られています。 ネプチューンと四季の女神のモザイク。 中央にネプチューン。 右下は、春の女神。花に囲まれて薄着です。...
View Articleさすらいの風景 チュニス その1
バルドー博物館の見学を終えてカイラワーンに向かうことになりましたが、チュニスの街を横断することになりました。 バスが走り出してまもなく、ローマ時代の水道橋跡が現れたので、写真ストップしました。...
View Articleさすらいの風景 カイラワーン その1
チュニスを出発して、この日の宿のカイラワーンに向かいました。カイラワーンは、チュニスの南165kmの位置にあります。 なお、カイラワーンの日本語表記は、ケロアン、カイルアン、ケルアンなどと定まっていません。 チュニスの郊外に出て高速道路に乗ると、放牧地が広がるようになりました。 一般道に入ると道路脇の店も良く見えるようになりました。オレンジやイチゴなどが売られていました。...
View Articleさすらいの風景 カイラワーン その2
ホテル内の探索を終えて、次は夜のメディナを見学したいと思いました。ホテル前の駐車場出口に行くと、ツアーの参加者と出会ったので、二人で出かけることになりました。 門衛のいる出口から出て左に回り込んでいくと、高い壁が現れましたが、これは泊まっているラ・カスパ・ホテルの外壁です。 通りを進むと、チュニス門に出ました。城壁の前には、店じまいしていましたが露店が並んでいました。...
View Articleさすらいの風景 カイラワーン その3
旅の三日目、カイラワーンのツアー観光が始まります。ただ、ツアー日程ではメディナが入っていなかったので、早起きをして、朝食前に昨夜歩いたコースを再び辿ることにしました。 改めて、ホテルの入口。右手に停まっているのは、私たちのツアーのバスです。わざわざ新車おろしたての車を使ってくれました。 泊まったラ・カスパの外観です。メディナを囲む城壁よりも強固な造りです。...
View Articleさすらいの風景 カイラワーン その4
3日目のツアーでは、まずメディナの北の郊外にあるアグラブ朝の貯水池を訪れました。 壁の奥に貯水池があります。 貯水池は、この建物の上から見学することになります。 9世紀にアグラブ朝によって中世時代としては最高の技術で造られた貯水池です。当時は14の貯水池が造られましたが、現在では大小4つが残されています。...
View Articleさすらいの風景 カイラワーン その5
アグラブ朝の貯水池に続いて、グランド・モスクの見学を行いました。 670年、ウクバ・イブン・ナーフィによって建てられたアフリカ最高のモスクです。現在の建物は、9世紀のアグラ朝の時代に再建されたもので、その後多くの改装が重ねられてきました。 メインゲートに向かって、土産物屋の並ぶ通りを進みました。...
View Articleさすらいの風景 カイラワーン その6
カイラワーンの最後の見学地として、旧市街地の北西の郊外にあるシディ・サハブ霊廟を訪れました。 途中で見かけたイスラム教関係と思われるモニュメント。 シディ・サハブ霊廟とは。「シディ」は「聖人」を、「サハブ」とは「友人」を意味しています。...
View Articleさすらいの風景 スベイトラ遺跡 その1
カイラワーンの見学を終えて、南西100kmにあるスベイトラ遺跡に移動しました。 街に到着すると、アイ・ラブ・スベイトラの看板が置かれていました。ニューヨークがオリジナルなはずですが、世界中に広がっていますね。 まず、道路脇に凱旋門が現れました。紀元前300年頃に造られました。 スベイトラ遺跡へ入場。...
View Articleさすらいの風景 スベイトラ遺跡 その2
スベイトラ遺跡の中心部にやってきました。 アントニウス・ピウスの門をくぐります。 139年に、ハドリアヌス帝の後を継いだ15代ローマ皇帝のアントニヌス・ピウスとその二人の息子に捧げるために造られました。...
View Articleさすらいの風景 スベイトラからトズール
スベイトラ遺跡の見学を終えて、アルジェリアとの国境近くのトズールへと南下しました。 途中でガフサの街を通過しました。ガフサは南部チュニジアの玄関口にあたり、ビザンチン時代の砦も残っているようですが、そのまま通過です。 ガフサの街外れのホテルでトイレ休憩をしました。道路に出てみると、砂嵐がひどくなっていました。 砂嵐の中、ドライブが続きました。 メトラウイの街を通過。...
View Articleさすらいの風景 トズール その1
夕刻にトズールの街に到着しました。これは街の入口のモニュメントのようです。 トズールは、かつて「ローマ・アフリカの果て」と呼ばれ、アルジェリアとの国境近くの大オアシスの街です。 街の入口には、石膏あるいは重晶石と砂がバラの花状に結晶化した「砂漠のバラ」のモニュメントが置かれていました。これは、巨大過ぎて細部が判らなくなっています。...
View Articleさすらいの風景 ネフタ
第4日目は、ツアーの日程には含まれていませんでしたが、まずネフタの街を訪れてからトズールに戻って市内観光を行うことになりました。この日から翌日の昼までは、4輪駆動5台に分乗しての移動になりました。 ネフタは、トズールから西のアルジェリア方向へ約25kmの距離にあります。 砂漠地帯を進んでいくと、ラクダに注意の看板が置かれていました。...
View Articleさすらいの風景 トズール その2
ネフタからトズールに戻ってきました。 土日で開かれる市の脇を通り過ぎました。 衣類が乱雑に積み上げられていました。古着かな。 この売り場では、きれいに衣類が吊るされていました。 靴の売り場。 ウサギが売られていました。食肉用かと現地ガイドに聞いたところ、ペット用とのこと。 市内観光の前に、南の街外れにあるラス・エル・アイン公園を訪れました。...
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