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Channel: さすらい人の独り言
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さすらいの風景 ネフタ

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第4日目は、ツアーの日程には含まれていませんでしたが、まずネフタの街を訪れてからトズールに戻って市内観光を行うことになりました。この日から翌日の昼までは、4輪駆動5台に分乗しての移動になりました。

ネフタは、トズールから西のアルジェリア方向へ約25kmの距離にあります。



砂漠地帯を進んでいくと、ラクダに注意の看板が置かれていました。



ネフタは、チュニジア建国の父といわれるハビブ・ブルギワ元大統領が毎年2ヶ月の休暇をここでとったことから、以前はトズールよりも観光的に注目されていたといいますが、現在では静かな砂漠の中の街に戻っています。



高台にある展望台でバスをおりました。



展望台からは、「ネフタの花籠」と呼ばれるアオシスを見下ろすことができました。手前の貯水池は残念ながら干上がっていました。



ナツメヤシの林はオアシスといった雰囲気です。



丘の上のドームを持った建物はホテルのようです。



展望台脇の東屋もドームを持っていました。



展望台脇の土産物屋。観光客も他にいませんでしたが、我々のグループがデイツ(ナツメヤシの実)を買ったので、それなりに商売になったことでしょう。



ネフタからトズールに戻る途中、車道から別れて砂漠に乗り入れました。



砂漠の向こうに蜃気楼が現れました。



砂漠に刻まれた轍の彼方に人工物が見えてきました。あれかなと期待が高まりました。



到着したのは、「スターウォーズ エピソード4」(公開第1作)で、惑星タトゥイーンのルーク・スカイウォーカーが叔父と住む家のロケ地です。この建物は、映画では家の出口ということになっています。窪地に広がる家のロケ地は、マトマタで見学することになります。



スターウォーズ・ファンにとっては、聖地といえます。最近は、記念写真として自分を撮ってもらうこともほとんどありませんが、ここだけは撮影をお願いしました。

先回の旅行で訪れたグアテマラのティカル遺跡は、「スターウォーズ エピソード4」で反乱軍の基地のあるヤヴィン第4衛星のロケ地として使われていました。スターウォーズのロケ地巡りが連続したことになります。それにしても、ツアーの参加者の中でスターウォーズを見たことが無いという者がいたのには驚きです。



入口脇の電子錠か何かの跡。



建物内部。映画には出てこないので、何もありませんでした。



実際の映画を見てみましょう。

原住生物ジャワに捕獲されたC-3POとR2-D2がルーク・スカイウォーカーのもとに連れてこられたところ。



C-3POと建物。



夜になって砂漠に出たルーク・スカイウォーカーは、宇宙に思いをはせながら空を眺めます。

ジョン・ウィリアムズの音楽と相まって、この先の物語の展開に期待が高まる場面です。、



蜃気楼の広がる砂漠を後にしてトズールに戻りました。

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