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さすらいの風景 カイラワーン その6

カイラワーンの最後の見学地として、旧市街地の北西の郊外にあるシディ・サハブ霊廟を訪れました。

途中で見かけたイスラム教関係と思われるモニュメント。

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シディ・サハブ霊廟とは。「シディ」は「聖人」を、「サハブ」とは「友人」を意味しています。

預言者ムハンマドの同志であったアブ・ザマエル・ベラウィが眠る霊廟で、彼は常にムハンマドのあごひげを三本持ち歩いていたことから。「バルバリエ(床屋)のモスク」とも呼ばれています。ガイドブックなどでは、ムハンマド専用の床屋であったと書かれていますが、現地ガイドの説明では、持っていたひげが由来で、床屋というわけではなかったようです。

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もともとは7世紀に建てられたもので、後のオスマントルコ時代、17世紀に巡礼者のための宿、モスクとミナレット、イスラム神学校などが付け加えられて現在の形になりました。

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建物に入った所の小部屋。

この霊廟の見どころは、美しいタイル装飾や透かし彫り彫刻で、マグレブで最も美しい霊廟と言われています。

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ここでのタイル装飾は、植物の模様になっています。

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次の小部屋。

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天井を覆うドームの彫刻も見事です。

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中庭に出ました。

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アーチを備えた柱やタイル装飾は、イスラム芸術の粋を現しています。

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細かい模様が描かれています。

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アブ・ザマエル・ベラウィの棺が置かれた小部屋の入口。内部にはイスラム教徒しか入れません。

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入口からでも、内部の様子を見ることができました。

この霊廟には、各国から巡礼者が訪れているようです。

また、割礼儀式の場としても良く用いられており、この日も儀式を終えて泣いている子供を連れた家族がいました。割礼を行うのは、医者は料金が高くなるので、床屋が担当するということでした。割礼は、イスラム教の他にユダヤ教でも行われるようです。

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この霊廟でもネコの家族がいました。チュニジアは、どの見学地でもネコに出会いました。ネコについては、改めてまとめペ-ジを作ります。

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