さすらいの風景 トゥラカイ城
ヴィリニュス市街地を午前中観光した後、午後はトゥラカイ城を訪れました。ヴィリニウスからトラカイへは約30km程の近い距離にあります。 バスを降りると、湖の中にたたずむトゥラカイ城の眺めが広がりました。城内部の見学は自由行動で行うことになりましたが。この方がゆっくり見学できるので歓迎です。 人気の観光地とあって、湖畔には足こぎボートも並んでいました。...
View Articleさすらいの風景 ヴィリニウス その5
ツアーで案内されたヴィリニュス観光は、市街地中心部を訪れておらず、少しものたりなさを感じました。幸い、トゥラカイ城からは4時にホテルに戻ってきたため、7時の夕食の間に市街地中心部へと歩きに出かけました。他のツアー参加者は、ホテル近くのショッピングセンターに出かけたようです。 まずはネリス川の河畔道路に出ました。ゲディミナス塔が近づいてきました。 橋を渡ると、リトアニア国立博物館の前に出ました。...
View Articleさすらいの風景 ヴィリニウス その6
ヴィリニュスの旧市庁舎の脇にあるのは、聖カジミエル教会。 1604年にイエズス会によって建てられた、リトアニアの守護聖人であるカジミエルを祀った教会です。 奥にあるタマネギ型の塔が建物のバランスを崩していますが、これは帝政ロシアの時代に正教教会にされて付け加えられたものです。...
View Articleさすらいの風景 ヴィリニウス その7
夕食後ひと休みした後、夜景見物のために再度出かけました。 夜の9時半を過ぎていましたが、ようやく暗くなり始めたところで、街灯りがきらめく夜景見物のためにはもう少し待つ必要があるようです。 とりあえず、大聖堂付近まで行ってみることにしました。 リトアニア国立博物館の前までやってくると、ヴィータウタス大公像がぼんやりと光に照らされていました。 大聖堂と王宮の間の小路を抜けてカテドゥロス広場へ。...
View Articleさすらいの風景 カウナス その1
タリン到着後、ヴィリニュスまでは南下を続けてきましたが、第五日目からは折り返して北上を開始することになりました。まずはヴィリニュスから北西に110kmほどの距離にあるカウナスを訪れました。 カウナスは、15世紀にはハンザ同盟年として栄えたリトアニア第二の都市です。第二次世界大戦直前の1920年、ヴィリニュスがポーランドに併合されると、カウナスは臨時に首都になりました。...
View Articleさすらいの風景 カウナス その2
杉原千畝記念館の見学の後、旧市街地に移動し、カウナス城の前から歩き出しました。 カウナス城は、13世紀にドイツ騎士団の侵略を防ぐために築かれた城です。リトアニアと騎士団の国境になっていたネムナス川の畔にあるため、ここで戦闘が繰り返されました。15世紀にヴィタウタス大公の時代に再建されましたが、騎士団との戦いにも勝利で終わったため、城としての重要性は失われ、外賓の接客に用いられるようになりました。...
View Articleさすらいの風景 カウナス その3
市庁舎広場に隣接する聖ペテロ&パウロ大聖堂に入場しました。 15世紀に建てられた教会で、内部はフレスコ画や彫刻で豪華に飾られています。 主祭壇には、何体もの彫刻が並べられていました。 キリストの磔刑像。 主祭壇の上にも像が飾られています。 壁には、15世紀にこの街を発展させたヴィタウタス大公の肖像画が飾られていました。 美しいパイプオルガンも設けられていました。...
View Articleさすらいの風景 カウナス その4
市庁舎広場周辺の建物には、年期の入った看板が掲げられていました。 小便小僧発見と思ったら、工事中の家の窓に絵をはって、レンガに白い線を描いたものでした。だまし絵的で、アイデアに脱帽です。 配電盤の蓋に描かれた落書き。ネコが好きですね。 市庁舎広場を離れて歩いていくと、ベルクーナスの家が現れました。...
View Articleさすらいの風景 十字架の丘
カウナスを出発して、ラトヴィアのリガに向かいましたが、その途中、シャウレイ近くの十字架の丘を訪れました。 カウナスを出発すると、バスは平原の中を走り続けましたが、菜の花畑が広がっていました。 民家脇には、コウノトリの巣も見かけました。 幹線道路から集落内に通じる道の入り口には、しばしば古い十字架が建てられていました。これは、日本の道祖神のように村の守り神の役割を果たしているのかもしれません。...
View Articleキルギス・カザフスタン旅行
9日間の日程でキルギス・カザフスタン旅行に行ってきました。 この様子は、バルト三国旅行が終わってからになりますので、少しお待ちください。 写真は、イシク・クル湖クルーズ船上から見た天山山脈の支脈であるテルスケイアラトー。
View Articleさすらいの風景 スィグルダ その1
第六日目は、リガからタリンへの移動ですが、その途中、スィグルダとパルヌを見学することになります。 小さな街のスィグルダに到着し、丘の上からガウヤ川に向かって下っていきました。 スィグルダは、豊かな緑と渓谷で、「ラトヴィアのスイス」とも呼ばれるようです。 スィグルダでは、まずグートゥマニャ洞穴を見学しました。 森の中の遊歩道を歩いていきます。 ひと歩きで、目指すグートゥマニャ洞穴が現れました。...
View Articleさすらいの風景 スィグルダ その2
グートゥマニャ洞穴の後は、トゥライダ城を見学しました。 13世紀はじめ、リーブ人の城を破壊した後に騎士団の指導者のアルベルト僧正によって建てられました。 ガウヤ川を挟んで、アルベルト僧正が築いたトゥライダ城とリボニア帯剣騎士団が築いたスィグルダ城が向かい合っています。 入場すると、すぐに小さな教会が見えてきました。 その手前に、グートゥマニャ洞穴の伝説の主人公のマイヤの墓があります。 「Die...
View Articleさすらいの風景 パルヌ
スィグルダを出ると、バスはリーガ湾沿いの道に進みました。 海の眺めを期待したのですが、道路は木立に遮られたり、少し内陸部を走ったりで、展望は開かれませんでした。 これは、河口部を通って、珍しく海の眺めが開けたところです。...
View Articleさすらいの風景 タリン その1
ラトヴィア、リトアニアの見学を終えて、バルト三国のスタート地点となったエストニアの首都のタリンに戻ってきました。 タリンには夕刻に到着し、夕食のためにエストニア独立戦争戦勝記念碑の前のワバドゥセ広場でバスを降りました。 夕食のレスランに向かって歩いていくと、市庁舎の塔が見えてきました。 タリンの旧市街地は、石畳が広がって中世の赴きが漂っています。...
View Articleさすらいの風景 タリン その2
大聖堂(トームキリク)の見学を終えて、トームペアの丘周辺を見学することにしました。 旧市街地の周囲に巡らされています。城壁の向こうに見えているのは、聖ニコラス教会の塔。 城壁には幾つもの塔が設けられていますが、この写真の手前はネイツィトルン、奥はキーク・イン・デ・キョクと名前が付けられています。...
View Articleさすらいの風景 タリン その3
第七日目のタリン観光は、午前中は案内されての団体観光で、午後は自由行動ということになります。市街地の観光ならホテルから徒歩圏内なのですが、バスに乗らされたので不思議に思ったら、郊外のカドリオルク宮殿と歌の広場に案内してくれるとのことでした。...
View Articleさすらいの風景 タリン その4
タリン郊外の見学を終えて戻ってきて、バスはホテルのすぐ近くに停まり、ここから徒歩観光になりました。 実際にはアレクサンドル・ネフスキー聖堂の見学から始まったのですが、朝の散歩で見ておいたすぐ近くにあるリンダの像を、最初に載せることにします。...
View Articleさすらいの風景 タリン その5
トームペアの丘から下ってきて、まず聖ニコラス教会に向かいました。 聖ニコラス教会では、入場観光になりました。 船乗りの聖人・聖ニコラスに奉げられ、13世紀前半にドイツ商人の居住区の中心に建てられた教会です。聖ニコラスは、サンタクロースのもとになった聖人ですね。...
View Articleさすらいの風景 タリン その6
タリンの旧市街地では、道が複雑に分かれます。適当に歩いて、迷ってみるのも楽しいですね。 精霊教会の塔が見えてきました。教会の塔は目印になりますが、似ているものも多いので注意が必要です。 精霊教会の前には、大ギルドの会館があります。 通りの先には、展望用のバルーンが見えていました。 精霊教会には、午後の自由行動時に入ることにして、先に進みました。...
View Articleさすらいの風景 タリン その7
団体の束縛から解放されて、マイペースでの街歩きができるようになりました。 タリンの地元料理のレストランで、民族音楽を演奏していました。昼食直後でなかったら、越を下ろしてビールを一杯といった気になったことでしょう。 ヴィル通りに戻ってきました。何かの客引き。 ゆっくりと店をのぞきながら歩いていきます。 店先の人形も、それぞれ個性があります。...
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