さすらいの風景 タリン その8
ラエコヤ広場から北に向かうことにしましたが、まず聖霊教会を見学しました。 聖霊教会は、市庁舎及び聖霊教団救貧院の礼拝堂として、14世紀に現在の姿がほぼ整った古い教会です。 壁に掛けられた大時計は、1684年にタリンではじめて取り付けられた公衆時計です。 堂内は、天井も低く、薄暗い感じでした。 タリンの他の教会が裕福な貿易商人のためであったのに対し、聖霊教会は下層の人々のためのものでした。...
View Articleさすらいの風景 タリン その9
タリンの旧市街地の北のはずれ近くにある聖オレフ教会の下に出ました。 13世紀半ばの記録に残る、ノルウェ-の聖人王を祀った教会です。熱心なカトリック信徒であり、その治世のほとんどを王国のカトリック教化に務めたノルウェー国王オーラヴ2世のことだろうと思います。 雷で何度も焼け落ち、1840年に現在の姿になりました。...
View Articleさすらいの風景 ヘルシンキ その1
第八日目は、フェリーにタリンからヘルシンキに移動し、ヘルシンキに到着後はヘルシンキの市内観光になりました。最終日の午前中は自由行動でヘルシンキ観光を行うので、1日分をヘルシンキ観光にあてることができます。 ヘルシンキは、30年ほど前に訪れており、写真は残っているものの、その時の記憶も薄れています。 フェリーを下りて、昼食までに少し時間があるので、ウスペンスキー寺院を訪れました。...
View Articleさすらいの風景 スオメンリンナ島 その1
帰国日の午前中は自由行動になりました。団体観光でテンペリアウキオ教会やシベリウス公園を訪れていたので時間に余裕もあることから、スオーメンリンナを訪れることにしました。 スオメンリンナへのフェリーは、マーケット広場から出るため、朝食を終えたところで、早足に歩いて向かいました。ヘルシンキ市内の移動には1日券が利用価値がありますが、ホテルから街中へは歩いていける距離のため、今回は全て歩きで通しました。...
View Articleさすらいの風景 スオメンリンナ島 その2
フィンランドがスウェーデンの支配下にあった1748年に、ロシアに対する守りをかためるため、スオメンリンナ島に要塞が築かれました。フィンランド戦争中の1808年5月3日に要塞はロシア軍に占領され、1809年のロシア軍によるフィンランド占領の足がかりとなりました。また、1855年のクリミア戦争のときには、イギリス海軍とフランス海軍による艦隊の艦砲射撃で損害を被りました。...
View Articleさすらいの風景 ヘルシンキ その3
スオメンリンナ島から戻って、まず昨日見逃したウスペンシキー寺院の入場観光を行った後、マーケット広場付近を散策しました。 まず、マーケット広場の入り口にあるハヴィス・アマンダ像。...
View Articleさすらいの風景 ヘルシンキ その4
ヘルシンキの街歩きで見た風景です。 宿泊したスカンディックパークは、ヘルシンキの中心部まで徒歩圏内で、自由行動には便利でした。 ヘルシンキ市内は、路面電車をはじめバスや地下鉄の路線が発達しており、1日券もあって便利なのですが、ほとんどは徒歩圏内です。...
View Articleさすらいの風景 バルト三国とフィンランドのネコ
ラトヴィアの「ネコの家」に見られるように、バルト三国では、ネコの装飾が多く見られました。 実際のネコは、ノラではなく飼い猫がほとんどのようで、数は少なめでしたが、戸外で見ることができました。 ラトビア・リガのネコ。 ヒゲが立派です。 リトアニア・トラカイ城のネコ。 リトアニア・ビリニュスのネコ。...
View Articleさすらいの風景 バルト三国とフィンランドの食 その1
旅の楽しみの食事。メリトングランドコンファレンス&スパホテルタリンでの朝食。 焼き立てパンとスモークサーモンがうれしかったです。 リガ・デイズホテルベフでの朝食。 ハム類が美味しかったです。 ビュッフェスタイルの朝食は、自分の好みで料理をとってしまうため、内容は人によって違ってきます。 エストニア・タルトゥでの昼食。 ニシンのサラダ。 チキンのチーズリゾット。 ケーキ。 デザートは、甘く多めです。...
View Articleさすらいの風景 バルト三国とフィンランドの食 その2
料理の続きです。 ラトヴィア・スィグルダでの昼食。 ひまわりの種入りキノコスープ。 ローストポーク。 チョコレートムース。 エストニア・タリンでの夕食。 スルトゥ(豚の煮こごり)。日本の煮こごりと変わらない味でした。もう少し量があった方が良かったです。 シャーベット。 エストニア・タリンでの昼食。 カリフラワーのスープ。 チキンフィレ・グリル。 ケーキ。 エストニア・タリンでの自由行動での夕食。...
View Articleさすらいの風景 バルト三国とフィンランド土産
リトアニアの名物としてまず挙げられるのは、琥珀です。バルト海沿岸部が主な生産地になっており、バルト三国の中では物価が一番安くなっていることから、琥珀の買い物もしやすくなっています。 リトアニアのビリニュスでアンバーミュージアムを訪れたので、土産に買いました。日本での相場を知らないのですが、リトアニアではおそらく安いのでしょう。 別の土産物屋で買ったネックレス。 琥珀のブローチ。...
View Articleさすらいの風景 成田からアルマトイへ
7月は高山植物のシーズン。昨年はカナディアン・ロッキーに行ったので、今年も自然度の高い国へと考え、訪問国を増やす目的もあって、中央アジアのキルギスへ行くことにしました。 キルギスは、シルクロードとも関係の深い国ですが、歴史的遺構は多くないので自然風景と合わせて見学することになります。 申し込んだのは、以下のツアー。パンフレットとは、順番や内容が少し違っています。...
View Articleさすらいの風景 アルマトイからビシュケク
アルマトイで宿泊したホテルのOTRARは、ソ連時代の国営旅行社直営ということで、少々古びてきていました。地球の歩き方には4つ星ホテルと紹介されています。もっとも他に5つ星が超高級ホテルと紹介されているので、少し良いホテルといったところになります。...
View Articleさすらいの風景 ビシュケク その1
昼食を終え、ビシュケクの市内観光として、まず国立歴史博物館を訪れました。 キルギスの首都のビシュケクの中心地になっているアラ・トー広場の奥に国立歴史博物館はあります。 アラ・トー広場の見学は後回しにして、まず国立歴史博物館に入場しました。 国立歴史博物館の脇には、キルギスの各地で見られる石人が展示されていました。...
View Articleさすらいの風景 ビシュケク その2
国立博物館の三階には、キルギスの歴史が展示されていますが、手前の踊り場にはユルタが置かれていました。 ユルタは、キルギスの国旗の図案にも一部が取り入られているように、この国のシンボルになっています。 内部には、沢山の毛布が積み重ねられていますが、多くの客を招き入れた時用のためということです。 時代に沿って展示が行われているので、キルギスの歴史を振り返ってみましょう。...
View Articleさすらいの風景 ビシュケク その4
アラ・トー広場の後は、オシュ・バザールを見学しました。市場は、その国の庶民の生活を垣間見ることができ、欠かせない観光スポットです。 オシュ・バザールは、市民の台所になっており、大混雑でした。 まずは周囲の通り沿いの売り場から見学しました。雑貨類が売られていました。 花嫁用の衣装ケース。綿も置かれていたので新婚所帯用の布団も売られているのでしょう。...
View Articleさすらいの風景 ビシュケク その5
ビシュケクの宿はAK KEMEでしたが、ここも日本人ツアー客の多いホテルのようでした。今回のホテルの中では、ここが一番設備が整っていました。ただ、街の中心地から南に外れており、自由時間に歩き回ることはできませんでした。 部屋のテラスから見ると、雪山の眺めが広がっていました。 展望の点からは恵まれた部屋でした。 プールもありましたが、泳ぐ時間がありませんでした。水着は用意してあったのですがね。...
View Articleさすらいの風景 アラ・アルチャ自然公園 その1
旅の第3日目の午前中は、アラ・アルチャ自然公園を訪れました。 アラ・アルチャ自然公園は、ビシュケクから30kmの近場にあります。アラ・アルチャ峡谷が平野部に出たところにできた扇状地にビシュケクの街があります。 バスは、雪山に向かっていきました。 ビシュケクの街は、標高750~900mの位置にありますが、雪山が近く見えます。 アラ・アルチャ自然公園の入り口。...
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