さすらいの風景 モハスタン遺跡
ボグラの市場見学の後、仏教都市遺跡モハスタンを訪れました。バングラディシュ最古で最大の仏教遺跡で、紀元前3世紀マウリヤ朝アショカ王の時代の街のブンドナガルに相当するといいます。7世紀頃にはヒンドゥー教の興隆とともにインドでは仏教が廃れていくものの、バングラディシュではパーラ朝(8~11世紀)のもとで仏教が栄えました。 まずは付属の博物館を見学しました。...
View Articleさすらいの風景 パハルプール
モハスタン遺跡の見学後、パハルプール遺跡に向かいました。 交代した警備の警官を見ると、女性警官が乗っていました。なかなかの美人で、皆が写真撮影をしていました。 バナナを積み上げて運んでいました。 パハルプール遺跡の大塔が見えてきました。 パハルプール遺跡に入場。 付属の博物館。後で見学しました。発掘された仏像などが展示されていましたが、内部は撮影禁止でした。...
View Articleさすらいの風景 ラジシャヒ・ガンジス川遊覧
ラジシャヒではナイスインターナショナルに泊まりました。メイン・ストリートから一歩入った小路に面した小さなホテルでした。 部屋は、寝るのに支障のない程度。リゾートライフを楽しむ旅でもないので充分ですけど。 壁に貼ってある矢印は、メッカの方向を示すキブラシールだと思います。...
View Articleさすらいの風景 プティヤ その1
早朝のガンジス川遊覧の後、ラジシャヒの東25kmの所にあるプティヤを訪れ、その村に残されたヒンドゥーの寺院群を見学しました。 まず、村の入り口にあるシヴァ寺院を見学しました。 塔の様式は、北インドでパンチャラトナ(五塔式)と呼ばれるものです。 塔の表面に小さな塔を並べているのが、印象的です。 シヴァ寺院に入場しました。...
View Articleさすらいの風景 プティヤ その2
ラジバリの奥にある大ゴヴィンダ寺院を見学しました。 1823年から1895年にかけて造られた、5つの塔を持つパンチャラトナ様式と呼ばれる建物です。 壁にはテラコッタ製のレリーフが、余すところなくぎっしりとはめ込まれています。 バングラデシュでは、石材が採れないため、代わりに粘土から造った素焼陶器のテラコッタが建材として使われます。そのために、石の彫刻よりも細かい装飾が可能になっているようです。...
View Articleさすらいの風景 プティヤ その3
プティヤの村の中心には池が設けられています。 池の向こうにシヴァ寺院が見えていました。 村人が摘み草をしていました。 続いてアニク寺院(左)と小ゴヴィンダ寺院(右)を見学しました。 小ゴヴィンダ寺院。 この寺院も、壁一面にテラコッタが埋め込まれていました。...
View Articleさすらいの風景 クシュティヤ
プティアのヒンドゥー教寺院群の見学の後、南下してクシュティヤに向かいました。 水田が広がり、水路には魚採りの網が仕掛けられていました。 道路脇には、ジュート(黄麻)の束が置かれていました。 ジュートの生産国の上位はインド(約60%)、バングラデシュ(約25%)になっています。丈夫な布袋として使われ、これは南京袋という名前でも知られています。...
View Articleさすらいの風景 クルナ・かわうそ漁
サイクロンの襲来によって予定は大幅に変更となり、クルナで2泊することになりました。ホテルは、シティ・イン。 客室。地球の歩き方によれば、最新のホテルとのことです。 壁に取り付けられたキブラシール。西はあっちと示してありますが、メッカの方向を示しているのでしょう。 窓からの眺め。バングラディシュ第3の街ということで、ビルが並んでいました。...
View Articleさすらいの風景 クルナ・ボートクルーズ
カワウソ漁の見学の後、ボートでの遊覧を続けました。 川岸に建つレンガ工場。 石炭を積み出していました。 こちらはレンガを船に積み込む人。 子供たちが手を振ってくれました。このよう人々の親密さが、バングラデシュの魅力といって良いでしょう。 川で網をうつ人。 洗濯をする人。 渡し舟。 敬虔なイスラム教徒なのか、日焼けを気にしているのか、顔を隠しています。 観光客を興味深く眺めています。...
View Articleさすらいの風景 バゲルハット
ボート上で昼食をとった後、午後はバゲルハットの見学を行いました。 バゲルハットに向かう途中の道路脇には、エビの養殖池が広がっていました。 路肩で売られていたウリ。 バゲルハットでは、まずシャット・ゴンブス・モスジットを見学しました。 クルナの南東25kmの所にある小さな村のバゲルハットには、15世紀のモスジット(モスク)群 があり、世界遺産に登録されています。...
View Articleさすらいの風景 シュンドルボン・ボートクルーズ その1
第5日目、シュンドルボン国立公園への船に乗るため、まずはモングラに向かいました。 道路沿いには、エビの養殖池が広がっていました。 バングラデシュでは、モンスーンにより河川が氾濫して水田が冠水するため、エビや魚の養殖が広まっているようです。 ボート・クルーズ中に食べるエビを買うため、魚の市場によりました。 観光客は珍しいようで大歓迎という雰囲気です。 大きめのエビ。 小さめのエビも買いました。...
View Articleさすらいの風景 シュンドルボン・ボートクルーズ その2
ぐっすり眠っていましたが、シュンドルボン国立公園の東地区には、夜半に到着していたようです。 ガンジス川河口部の三角州一帯に広がる世界最大のマングローブ天然林であるシュンドルボン国立公園は、バングラデシュの申請によって世界遺産に認定されていますが、インド領域部は別にスンダルバンス国立公園として認定されています。 未明に小型ボートに乗って、マングローブ林の見学を行いました。...
View Articleさすらいの風景 シュンドルボン・ボートクルーズ その3
朝食をとってからひと休みした後、マングローブ林の散策に出かけることになりました。普通の靴では歩けないので、船に備え付きの靴を借りて履きました。 小舟に乗って移動しました。 砂浜に上陸。 ベンガル湾に面した河口部です。 看板によれば、SARANKHOLA RANGEと呼ばれる地区のようです。 公園管理の小屋のようです。 猿がいました。 東南アジアから北インドにかけて生息するアカゲザルです。...
View Articleさすらいの風景 シュンドルボン・ボートクルーズ その4
マングローブ林の歩きを終えて、後は船上でゆったり過ごすことになりました。 蛇行する水路を西に向かっているようです。 昼食は、エビカレー。添乗員が日本からSBゴールデンカレーのルーを持ってきて調理してもらったものです。バングラデシュ料理の基本はカレーですが、日本風のカレーはそれとは違って日本人にとって故郷の味になっており、美味しく食べました。...
View Articleさすらいの風景 グラミン銀行農村支援プロジェクト
シュンドルボン国立公園のクルーズ船から下船し、一路ダッカに向かうことになりました。その途中、サイクロンで延期になっていたグラミン銀行を別の村で見学しました。 まずは、グラミン銀行の支部を訪れました。左の家のマークが、グラミン銀行のシンボルです。 本当はトイレを借りるのが目的だったのですが、支部長さんがはりきって、お茶にお菓子の接待をしてくれて、予定が遅れました。...
View Articleさすらいの風景 ダッカ その1
グラミン銀行の見学を終えた後に、一路ダッカに向かいました。途中の街で昼食をとりました。 ガンジス川の渡し場のマワ・ガットにやってきました。フェリーに乗船待ちの車で大混雑していましたが、警察が先導してくれて優先的に乗船することができました。普通に待つと数時間の単位で待たされるようです。護衛の警官も早く仕事を終えたいですしね。 バスごと乗り込むことになります。...
View Articleさすらいの風景 ダッカ その2
第9日目は、ダッカとショナルガオンの見学を行い、その後、深夜に帰国となりました。 まずは、石炭船下ろし場に向かいましたが、その途中、国会議事堂が見えました。20世紀を代表するアメリカ人建築家のルイス・カーン設計によるもので、着工は1966年ですが、完成はバングラディシュ独立後の1983年になりました。コンクリート打ち放しの建築がカーンの作風で、彼の最大の建物になっています。...
View Articleさすらいの風景 ショナルガオ その1
バングラデシュでの最後の訪問地として、ダッカの東南約30kmのところにあるショナルガオを訪れました。ショナルガオは、「黄金の都」という意味で、川に囲まれて古来より水運の中心でした。12世紀にヒンドゥー教徒のセーナ朝のもとで発展しましたが、13世紀にイスラム教がベンガル地方に浸透してからは、多くのモスジット(モスク)やマドラサ(イスラム教の神学校)が作られました。...
View Articleさすらいの風景 バングラデシュの食 その1
バングラデシュの食のまとめです。シュンドルボン国立公園ボートクルーズの際の食事は、そちららの項に載せてあります。 ダッカのホテルでの朝食。首都のホテルだけあって、海外の一般的な朝食内容でした。ハムやソーセージは、イスラム教の国なので鶏肉を使っているのかあまり美味しくはないですが、これは仕方のないことです。 タンガイルのゲストハウスでの昼食。 赤米。 サラダ。オーガニック野菜を中心とした料理でした。...
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