さすらいの風景 成田からマドリッド
妻の希望により、スペインへ行ってきました。スペインは、訪れてはいますが、30年近く昔になります。 今回は、プチ贅沢をしてJTBのツアーを利用しました。予定は、次のようなものでした。 「オーレエスパーニャ8」JTB 2013年7月8日〜7月15日 7月8日(月) 成田発 10:50 (BA0006) ロンドン・ヒースロー着 15:20 ロンドン・ヒースロー発 17:10 (BA0006)...
View Articleさすらいの風景 マドリッド その1
マドリッドの宿のウサプリンセサは、市内の出かけるのに便利な場所にありました。隣りにエル・コンテ・イングレスというデパートがあり、買い物にも便利でした。 観光のスタートは、ホテルからも近いスペイン広場からになりました。 この広場は、1930年にセルバンテスを記念して建てられました。セルバンテスがドン・キホーテとサンチョ・パンサを見下ろしています。...
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プラド美術館見学のため、ロス・ヘロニモス・レアーレス教会の前でバスを降りました。 まずは、ゴヤの扉の前にある切符売り場に移動。 その前にはゴヤの像が置かれています。 左に回り込んで、ヘロニモスの扉から入場しました。 プラド美術館の建物は、1785年にカルロス3世が自然科学に関する博物館を作るために設計させたものですが、博物館として使われることはなく、孫のフェルナンド7世が美術館としました。...
View Articleさすらいの風景 トレド その1
マドリッド観光の午後は自由時間でしたが、オプショナルツアーでトレドに出かけることにしました。トレドは、マドリッドの南約70kmの距離にあり、1時間強のドライブになりました。 トレドが近づくと、まず街の上に聳えるアルカサルが目に入ってきました。 タホ川沿いの道に進むと、アルカンタラ橋の前に出ました。 前回は、マドリッドから列車を利用してやってきたので、このアルカンタラ橋がトレドの入場口になりました。...
View Articleさすらいの風景 トレド その2
バスをトレドの街の北側にあるアルフォンソ4世広場の脇で下りました。目の前に強固な城壁が広がっていました。 城壁の向こうに見えている尖塔は、ピサグラ新門のもののようです。 ピサグラ新門から入るのかと思いましたが、エレベーターで市内に入ることになりました。目立たないようにしてありますが、右上に向かってエレベーターが延びています。...
View Articleさすらいの風景 トレド その3
サント・トメ教会の見学の後、中心地といえるカテドラルに向かいました。 アユンタミエント広場に出ると、カテドラルが目の前に現れました。 世界のローマ・カトリック教の大聖堂の中で、第四番目の大きさだといいます。フェルナンド3世の命によって、1226年に建設が始まり、1493年に完成しました。スペイン・ゴシック様式の建物ですが、増改築が繰り返されています。 高さ90mの鐘楼が設けられています。...
View Articleさすらいの風景 マドリッド その3
トレド観光から戻って夕食をとった後、マドリッドの中心地といえるマヨール広場周辺の見学に出かけることにしました。ホテルは地下鉄に乗るのも便利な位置にありましたが、時間の節約もあり、タクシーを使うことにしました。 多くの通りが集まるプエルタ・デル・ソルでタクシーを降りました。広場は、デモのグループもおり、大賑わいでした。プエルタ・デル・ソルは、太陽の門という意味です。...
View Articleさすらいの風景 マドリッド その4
マヨール広場からサン・ミゲル市場にやってきました。サン・ミゲル市場は、1916年に創設された青果市場でしたが、2009年にさまざまな食材の並ぶグルメスポットに生まれ変わりました。 外から眺めても、ガラス張りの明るい造りになっています。 内部は大賑わいでした。 まず目を引いたのは、天井から吊るされた生ハムのブロックでした。...
View Articleさすらいの風景 AVE(スペイン高速鉄道)
旅の三日目、マドリッドからコルドバへ鉄道で移動することになりました。 出発は、アトーチャ駅。 この駅舎は、セビリア万博の開催に合わせたマドリード・セビリア間の高速鉄道AVEの開通にともなって改修工事が行われ、1992年に営業を始めました。 前回はマドリッドに列車で入りましたが、ずいぶんと前のことで、この駅舎は初めてになります。...
View Articleさすらいの風景 コルドバ その2
街の上に高く聳える塔が目に入ってきました。 コルドバ随一の見どころのメスキータに、免罪の門から入場します。免罪の門は、改築によって、iイスラム様式に加えてキリスト教的な装飾が施されています。 中庭が設けられており、オレンジの木が植えられていることから、オレンジの中庭と呼ばれています。...
View Articleさすらいの風景 コルドバ その3
メスターキを出て、「花の小道」を見学しました。 人気の撮影スポットで、観光客が途切れるのをしばらく待つ必要がありました。鉢の花が終わっていたのは残念です。 小路を通してアルミナールの塔が見えています。 「花の小道」の奥は、行き止まりの小広場になっていました。 定番撮影スポットの「花の小道」よりも、そこかしこにある小路の方が、気に入りました。...
View Articleさすらいの風景 ヒマワリ畑
コルドバで昼食をとった後、バスでセビーリャへ移動しました。途中、車窓から、ヒマワリ畑を眺めることができました。彼方まで広がるヒマワリ畑は壮観でした。 写真については、バスの窓ガラスに色がついており、色補正を行っていますが、色が少しおかしくなっています。...
View Articleさすらいの風景 フラメンコ
セビーリャに到着してホテルでひと休みした後に、夕食を兼ねたフラメンコ見学に出かけました。見たのは、エル・パラシオ・アンダルスでした。 フラメンコは、グラナダやセビーリャのあるアンダルシアが本場と言われています。15世紀頃にスペインにやってきたインド起源といわれる放浪の民のロマ族の踊りに、アラブ的な影響が加わってフラメンコができあがったといいます。...
View Articleさすらいの風景 セビーリャ その1
セビーリャ(セビージャあるいはセビリアとも表記されます)は、アンダルシア州の州都で、南スペインの政治、経済、文化の中心地です。 8世紀からイスラム精力の支配下に入りましたが、レコンキスタの進行によって、1248年にカスティーリャ王国のフェルナンド3世に征服され、以降はカスティーリャ王国の主要都市として発展しました。...
View Articleさすらいの風景 セビーリャ その3
アルカサルに入ると、イスラム建築の世界が広がります。この宮殿の建築を命じたペドロ1世は、イスラム文化に心酔して、アラブ風の衣装をまとい、宮廷内ではアラビア語を使うよう命じたといいます。 これは、人形のパティオ。ペドロ1世の家族がここで遊んだというプライベートな中庭です。 天井の明かり取りから光が差し込んでいます。上階は、19世紀に付け加えられました。 アーチに取り付けられた漆喰の浮彫が見事です。...
View Articleさすらいの風景 セビーリャ その4
アルカサルのペドロ1世の宮殿の見どころの一つに「乙女の中庭」が挙げられます。 この写真は、大使の間側から見たもの。 大使の間の向かいから見た方が、眺めが良いようです。...
View Articleさすらいの風景 セビーリャ その5
アルカサルの見学を終えてからサンタ・クルス街に進みました。 トイレ休憩も兼ねて、土産物屋の並ぶ広場で自由時間になりました。 白い壁に、派手な色の土産物品が映えます。 小路を歩いていくと、所々に噴水が設けられていました。 次の見学地のカテドラルが現れました。...
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