さすらいの風景 セビーリャ その6
カテドラルの見学を終え、バスに乗るため少し歩いて闘牛場の前に出ました。 このマエストランサ闘牛場は、セビーリャが闘牛発祥地ということで、最も格式の高いものになっています。建物も18世紀に建てられた古いものです。 闘牛場の前には、闘牛士の像が置かれていました。有名な闘牛士なのでしょう。...
View Articleさすらいの風景 グラナダ その1
セビーリャからバスで移動し、グラナダには夕方に到着しました。ツアーの一行は近くのスーパーマーケットに買い物に出かけるとのことでしたが、カテドラルと王室礼拝堂を見学に出かけることにしました。 タクシーで下ろしてもらった所から、まず王室礼拝堂に入ろうと思いましたが、入り口を見落としてカテドラルの前に出てしまいました。...
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ホテルでの夕食時、グラナダの夜景を見たくアルバイシンのサン・ニコラス展望台のことを添乗員さんに聞くと、帰りのタクシーを拾うためには広い通りにでなければならないが、道が判りにくいとのことでした。行くのを諦めようかと思ったところ、皆でサン・ニコラス展望台に行って、その後はカテドラル周辺のバルに移動することになりました。...
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旅の五日目は、スペイン旅行のハイライトともいえるアルハンブラ宮殿の見学になりました。一度訪れているものの、昔は下から歩いて登ってきたものが、今回は丘の上の駐車場までバスが入って入場口が違っていたため、宮殿の配置が頭の中で混乱してしまいました。...
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ネフェラリフェの見学を終えて次は、アルハンブラ宮殿に向かいました。 ネフェラリフェとアルハンブラ宮殿の間には谷が横たわっており、橋がかかっています。近くには、シェラ・ネバダからの水を引くための水道橋も架かっていました。 宮殿の東側には、イスラム時代には宮殿や住宅が建っていました。これは15世紀に造られたフランシスコ会の修道院を改築したパラドーヅ・デ・グラナダです。...
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ナスル宮へカルロス5世の宮殿から入場するとアラヤネスの中庭に出ました。奥行き35mの池の周りを柱廊が取り巻いています。アラヤネスの由来は、池の周りに植えられている天人花が植えられていることに由来ます。 池は、青い空を映していました。砂漠の民にとって、噴水や池といった水の造形物は、天国を象徴するものに思えたのでしょう。 建物の壁には、精緻なアラベスク模様が描かれていました。...
View Articleさすらいの風景 グラナダ その6
コマレス宮からライオン宮に入ると、有名なライオンのパティオがあります。ここは王族のプライベートな居住区域でした。 広場の中央には、12頭のライオン像が置かれ、口から水を吐いています。以前は、庭の中に木が植えられていましたが、現在は石畳のみになっていました。...
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アーヴィングの部屋を出て回廊に進むと、白い家並みのアルバイシンの眺めが広がりました。 左上がサン・ニコラス教会で、その前のテラスが、昨晩アルハンブラ宮殿の夜景を見学したサン・ニコラス広場になります。 回廊の窓ガラスに描かれた謎の絵。 鉄格子の中庭。 リンダラハの中庭と噴水。 宮殿内には、増改築によって生じた小さな中庭ができています。...
View Articleさすらいの風景 ミハス その1
アルハンブラ宮殿の見学を終えて、グラナダからミハスに移動しました。峠越えをして地中海に向かって下っていくとマラガに出て、そこからは1時間少々でミハスに到着しました。 ミハスの街は、地中海を見下ろす山の斜面に広がっています。ミハスは、「白い村」として観光客の人気が高くなっています。 バスを降りた先の通りは土産物屋が並んでいました。 通りに面した家は、白く塗られています。...
View Articleさすらいの風景 ミハス その2
ミハスの街の中心は、コンスティトゥシオン広場になります。 広場の周辺にも観光客向けの店が並んでいます。ここは押し花を使ったアクセサリーのお店。 レストランには、地中海を望むテラスが設けられていました。 気温が上がって、海の眺めは靄っていました。 昼食を終えた後は自由時間になり、写真を撮りながら街をひと回りしました。 先ほど前を素通りした闘牛場に戻ってきました。...
View Articleさすらいの風景 バルセロナ その1
ミハスの見学を終えて、マラガの空港からバルセロナへ移動しました。 飛行機が離陸すると眼下には地中海沿いの海岸線が広がりました。この海岸線は、コスタ・デル・ソル(太陽海岸)と呼ばれ、国際的なリゾート地になっています。 日本では、海外旅行のポスターにコスタ・デル・ソルが出てくることはありませんが、以前滞在した北欧の地元の旅行会社では、人気の観光地ということで宣伝に使っていました。...
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スペイン観光の最終日は、午前中にバルセロナの市内観光、午後は自由行動になりました。まずは、市街地の外れにあるグエル公園を訪れました。 19世紀末から20世紀はじめに、ヨーロッパの各国で、日本ではフランス語によるアール・ヌーヴォーとして知られる「新しい芸術」を目指す運動が起こりました。この芸術運動は、スペインではモデルニスモと呼ばれました。...
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グエル公園の続きです。 テラスから階段を下っていくと、右手に回廊が現れます。天井からは、鍾乳石を模した飾りがさがっています。 丘の斜面に造られているので、斜めの柱は構造力学的には正しいのですが、独特の感覚を引き起こします。 回廊の柱の一本には、頭に籠を載せた女性の像が設けられており、洗濯女の柱と呼ばれています。 テラスの下は、柱が並んだ広場になっています。...
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そこに行けば どんな夢も かなうというよ 誰もみな行きたがるが 遥かな世界 その名は ××××× 何処かにある ユートピア 9月13日から11日間の日程で旅に出かけてきます。 土産話をお待ちください。
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今回は、パキスタンにイスラマバードで入国し、ガンダーラ遺跡を見学した後、昔のシルクロード沿いに切り開かれたカラコルムハイウェイを通ってフンザに入りました。その後、標高4733mのクンジュラブ峠を越えて中国へ越境し、パミール高原を横断してカシュガルまで進み、北京経由で戻ってきました。 7000〜8000m級の山の眺めを堪能することができました。 スペイン旅行に引き続き報告しますので、お楽しみに。...
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第五日目の早朝、天気が良ければドゥイカルの丘で、日の出の見学をすることになりました。幸い天気も良く、ホテルを4時45分に出発し、ドゥイカルの丘に向かいました。道が細いため、四輪駆動者に分乗して、30分ほどで丘に到着しました。 車を降りてひと上りすると、薄暗い中に、山の眺めが広がりました。 車を降りてから5分ほど暗い中を歩いて丘の上に出ました。東の空が白み始めていました。...
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ドゥイカルの丘での夜明け見物を終えからホテルに戻って朝食をとり、改めてホーパル氷河の観光に出発しました。 ドゥイカルの丘と同じく、細い山道が続くため、四輪駆動車に分乗して向かいます。 ホテルのあるカリマバードの村から一旦山を下ります。 フンザ川を渡ります。左岸に続く道は、第7日目に進むことになるカラコルム・ハイウェイです。 河原には、砂金採りのテントが張られていました。...
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ホーパル氷河から戻ってホテルで昼食をとり、午後はアルチット村の見学を行いました。 アルチット村は、カリマバード村の東にあり、フンザで2番目に古い歴史を持っています。村は城壁に囲まれ、フンザと谷を隔てて対峙するナガール王国からフンザを防衛するために築かれた城砦、アルティット・フォートが建ちます。城壁内部はさながら迷路のようになっており、外部からの侵入を防いできました。...
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アルチット村見学の後は自由時間となり、水路沿いの散策に出かけました。この水路沿いの散策は、第6日目の午後にも行われたのですが、山の展望は第5日目の方が良かったので、無駄にはなりませんでした。 ホテルを出てひと登りして車道に出ると、水路が左に分かれます。 水路の入り口からは、ウルタル谷を望むことができます。この水路も、ウルタル谷の氷河からの水を引いたものです。...
View Articleさすらいの風景 フンザ その7
第5日目の夜は、ホテルで、フンザの伝統料理を食べながらのフンザの踊りの見学になりました。 フンザダンスは、兵が王様に自分の勇気を踊って見せる事が起源といわれています。 フンザのそれぞれの家族や民族等が自分の特別なメロディや踊りを持っており、踊りが盛り上がると、飛び入りがそれぞれの踊りを披露することになりました。 楽器は、左からトゥテク(笛)、ダーマル(小太鼓)、ダーダン(大太鼓)の三人編成でした。...
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