さすらいの風景 アンティグア その4
メルセー教会の見学を終えて、アルコ通り(アベニーダ5ノルテ)に進みました。 時計台は、アンティグアの街のシンボルになっています。背後のアグア火山と一体になって美しい姿を見せています。 時計台は、昔、通りの両脇に修道女の建物があって、人に姿を見られずに行き来するための橋が起源であったといいます。...
View Articleさすらいの風景 アンティグア その5
中央公園脇にあるカテドラルは、1543年から1680年にかけて建設されましたが、その後の大地震で何度か崩壊しては修復されてきました。アンティグアの守護聖人であるサンティアゴ(大ヤコブ)が祀られています。 ファザード部には、聖人像が飾られています。 入口の上のアーチ部には、老人の像が飾られており、守護聖人のサンティアゴだろうと思います。 カテドラルが閉まっていたので、裏側にある廃墟部を見学しました。...
View Articleさすらいの風景 グアテマラ・シティからコパン・ルイナス
三日目は、グアテマラ・シティからホンジュラスのコパン・ルイナスに移動し、コパン遺跡を午後に見学することになりました。 パンアメリカハイウェイが道路工事中ということで、フリアパ経由の道を使いました。良い道路が整備されており、山に囲まれた高原の中のドライブになりました。 グアテマラは、熱帯地方で四季がないと思っていましたが、花の盛りを迎えて様々な花が咲いていました。...
View Article行ってきましたチュニジア
9日間の日程でチュニジアに行ってきました。 チュニジアは、イスラム教の国ですが、地中海に面した国ということでローマの遺跡も多く、変化に富んだ風景が広がっていました。 チュニジアは、2015年に起きたたバルドー美術館のテロ事件をまず思い起こしてしまいますが、治安に不安はまったく感じませんでした。現在は、観光客も少なくなっており貸し切り状態で見学できました。見どころも多く、訪問の価値のある国です。...
View Articleさすらいの風景 コパン遺跡 その2
石碑 P。建造物16 内部にあるロサリラ神殿の前に置かれていました。博物館でも、当時の位置関係のまま配置してあります。 初代王ヤシュ・クック・モの装いをした代10代ブッ・チャン王が表されます。 裏面にはマヤ文字でカトゥン(20年)の終了を祝った事が描かれているようです。 建造物16は、歴代王によって神殿が積み上げられてきて、 王朝最後のヤシュ・パサフ王によって広場から 20m...
View Articleさすらいの風景 コパン遺跡 その3
コパン遺跡石彫博物館の二階に上がって、見学を続けました。 13代18ウサギ王によって造られた球技場の両側に建てられた建物が再現されて、コンゴウインコ像が飾られています。 コンゴウインコ像の拡大。 可愛いというよりは獰猛な感じです。 当時のコンゴウインコ像の姿を再現したレプリカ像。 神聖文字の階段の途中に飾られていた戦士像。 これも同じく。一部の像のオリジナルは、神聖文字の階段に残されています。...
View Articleさすらいの風景 コパン遺跡 その4
石彫博物館の見学を終えて、遺跡内に入場しました。 入場口の脇に置かれた餌台には、コンゴウインコが集まっていました。コンゴウインコはコパン遺跡の神殿や球戯場等の至る所に像が飾られており、さらにコパン王朝の創設者ヤシュ・クック・モの名前も「最初の・ケツァール・コンゴウインコ」という意味になります。なお、ホンジュラスの国鳥はコンゴウインコになっています。...
View Articleさすらいの風景 コパン遺跡 その5
アクロポリスの東広場にやってきました。ここも建物に囲まれた四角の広場になっています。奥に見えるのは、建物22. 広場の左側にあった建物19と建物20は、コパン川の浸食によって上部が失われています。手前に見えている金属とガラスの扉は、「ロス・ハグアレス (ジャガー)のトンネル」の入口です。 「ロス・ハグアレス (ジャガー)のトンネル」の上に置かれている像。...
View Articleさすらいの風景 コパン遺跡 その6
コパン遺跡でも有名な神聖文字の階段にやってきました。建造物26の西側面には、幅10m、高さ21m、62段に渡って、2200文字を越える碑文でコパンの歴史が刻まれています。 神聖文字の階段には、保護のために大きな天蓋が被せられています。 神聖文字の階段の前には、石碑Mが置かれています。 石碑Mには、自己犠牲の儀礼を行って祖先を呼び出す15代煙貝王が刻まれています。...
View Articleさすらいの風景 コパン遺跡 その7
コパン遺跡見学の最後にグラン・プラサにやってきました。広々とした広場にステラ(石碑)が並んでいます。 神殿4の北側には、13代18ウサギの立てた7本の碑文が並んでいます。碑文は、C,F,4、H,A,B,Dの順に、711~736年の間に造られています。以下、その順番に見ていきます。置かれた場所については、マップを参照ください。 石碑4に刻まれた13代18ウサギ王を表わす神聖文字。 石碑C。...
View Articleさすらいの風景 キリグア遺跡 その1
4日目は、ホンジュラスからグアテマラに再入国してフローレスに移動しますが、その途中キリグア遺跡を見学しました。 モタグア川に沿ってのドライブが続きました。 幹線道路から外れてキリグア遺跡の道に入ると、バナナ農園の中を道が続くようになりました。 バナナが索道に吊るされて運ばれていました。見たことのない、大規模な収穫風景です。...
View Articleさすらいの風景 キリグア遺跡 その3
広場の奥に進むと、アクロポリスに通じる石段が見えてきました。 石段に向かって左には、二つの祭壇が並んでいます。 祭壇M。 731年にカワク空王によって造られたもので、738年の18ウサギ王の殺害によるコパンからの独立前のもののため、小型のものになっています。 祭壇N。...
View Articleさすらいの風景 フローレス その1
キリグア遺跡見学の後、長距離ドライブの末、19時前にフローレスに到着しました。 一般にフローレスは、ペテン・イツァ湖に浮かぶフローレス島と、本土側のサンタ・エレーナ地区をさし、両者は橋で結ばれています。 宿泊したカソーナ・デ・ラ・イスラ。 フローレスは、ティカル遺跡の拠点となる街で、小さな島にはホテルや観光客向けの土産物屋。飲食店が並んでいます。...
View Articleさすらいの風景 フローレス その2
早起きをして出発前に周辺を散策しました。夜とは違った雰囲気です。 まず、丘の上に向かいました。 坂の途中から別れる小路。小路の奥の建物も様々な色に塗られていました。 フローレス島の中心部の丘に建つカテドラル。 カテドラルといっても、小さな教会です。 丘の上は中央公園になっていました。 公園に置かれていたマヤ文字の彫り込まれた石碑。おそらくレプリカでしょう。...
View Articleさすらいの風景 フローレス その3
ティカル遺跡の見学を終えて夕方に戻ってきて、夕食まで時間があるので、フローレス島内を散策することにしました。 土産物屋の店もオープンしていました。 湖畔の遊歩道には、露店も並んでいました。島内を一周しようと思って北に向かうと、遊歩道が水浸しになって歩くことができなくなっており、引き返しました。 夕暮れ時になってきました。 太陽が沈むのを待ちました。...
View Articleさすらいの風景 ティカル遺跡 その1
五日目は、今回の旅行の最大の見どころであるティカル遺跡の見学を行いました。 フローレスの街を出発し、しばらく走ると湖が現れました。別な湖かと思いましたが、これもペテン・イツァ湖でした。フローレスの街で見えていたのは一部で、ペテン・イツァ湖は、三日月形のかなり大きな湖でした。 ティカル遺跡の手前の土産物屋に、トイレ・ストップも兼ねて寄りました。...
View Articleさすらいの風景 ティカル遺跡 その2
中央アクロポリスにやってきました。 ティカルは、紀元前800年頃から人が住み始め、紀元前1世紀には都市が形成され、8世紀には人口8万人の大都市として繁栄しました。9世紀に人口が減少して放棄されるまでの800年の間に33人の王が君臨しました。 中央アクロポリスは、貴族の居所、行政の中心でした。古典期前から築かれ、現在残る形になった...
View Articleさすらいの風景 ティカル遺跡 その3
グラン・プラサに出て、ここで一旦自由時間になり、希望者は2号神殿に上がったり、北アクロポリスの見学を行ないました。 ティカル神殿のシンボルといえる1号神殿。...
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