さすらいの風景 マルボルク城 その1
マルボルク城は、グダンスクの南東60kmの位置にあり、バルト海にそそぐノガト川沿いに設けられています。1274年に創建されたドイツ騎士団(チュートン騎士団)の城で、1309~1457年の間は騎士団の本部として使われました。 駐車場でバスから降りると、巨大な城が目に入ってきますが、東に向かって見ているため、逆光で見にくくなっています。この日の快晴が、かえって写真撮影を難しくしていました。...
View Articleさすらいの風景 マルボルク城 その2
マルボルク城の外観の見学を終えて、いよいよ城内に進みます。 木製の橋を渡ります。籠城の際、いよいよ形成不利となったら橋を落としてしまうのでしょう。 城への入口には、厳重な防御施設が設けられていました。 落とし戸が設けられていました。 脇の壁の隙間は、矢を射るためのものでしょうか。 門をくぐると、中の城の中庭に出ました。 中の城には、騎士団の総長の宮殿が設けてあります。 中の城の建物内に進みました。...
View Articleさすらいの風景 マルボルク城 その3
下の城から高い城へと移動します。高い城は、修道院として使われていたようです。 下の城から高い城へは、堀に架かる木橋を渡る必要があります。 下の城と高い城の間は深い壕が設けられていました。 攻撃の際に、この壕を超えることは難しそうです。 門の内側ですが、仕掛けが施されているようです。 錘が吊るされているので、落とし戸が隠されているのでしょうか。 入口の奥は、長いトンネルになっていました。...
View Articleさすらいの風景 トルン その1
二日目の夜は、トルンのメルキュール・トルン・セントラムに泊りました。 トルンの観光は翌日に行うことになっていましたが、ホテルが旧市街地に近いことから、夕食前の時間に訪れました。詳しい説明は後にして、まずは夕方の散策風景を載せます。 ホテルに近い西側の入口から旧市街地に入りました。 旧市街地を東西に延びる大通りに進みます。 旧市街地の門を振り返ったところ。 精霊教会が現れました。...
View Articleさすらいの風景 トルン その2
ホテルで夕食をとったので時間もそれほどかかわらず、夜景見物に再び旧市街地へと出かけました。空が暗くなりはじめたところで、丁度良い時間になっていました。 旧市街地の入口では、中世騎士の衣装の一団がなにやらパフォーマンスを行っていました。 石畳に街灯りが反射して、夕方とは違った雰囲気になっていました。 精霊教会の塔もライトアップされていました。 旧市庁舎の時計塔。...
View Articleさすらいの風景 トルン その3
旅の三日目の早朝、ホテルの窓からは旧市街地の聖母マリア教会や聖霊教会の塔が見えていました。時差の関係で、どうしても早い時間に目が覚めてしまいます。 前日に二度も足を運びましたが、改めて、ガイドに引率されてのトルン観光開始です。スーツケースをバスに積み込んでから、徒歩で旧市街地に向かいました。...
View Articleさすらいの風景 ポズナン
トルンから南西に移動してポズナンにやってきました。ポズナンは、ポーランド初代君主ミェシコ1世がポーランド王国を起こした地で、中世ポーランド王国の最初の首都になりました。250キロ西にはドイツのベルリンが位置するといった交通の要所にあり、ドイツ騎士団のハンザ同盟加盟都市として繁栄しました。 バスを降りて、旧市場広場に向かいました。...
View Articleさすらいの風景 ボレスワヴィエツ
ボズナン見学の後はブロツバフに向かい、そこで二泊することになりました。4日目は、まずボレスワヴィエツを訪れ、戻ってからブロツバフの見学を行うことになりました。...
View Articleさすらいの風景 ブロツワフ その2
百年記念館の見学後、ブロツワフの旧市街地に向かいました。 市内に入る手前で、オドラ川の北側にある洗礼者ヨハネ教会が見えていました。洗礼者ヨハネ教会は、13世紀に建築が始まり、1590年に完成した大聖堂です。高く聳える二つの塔は、何度か破壊され、現在の姿は1991年に再建されたものです。 バスを降りて旧市場広場に向かいました。 道路脇に小さな妖精像が置かれていました。...
View Articleさすらいの風景 ブロツワフ その3
旧市庁舎を回り込んでいきます。旧市庁舎は、1290~1504年にかけて徐々に建築が進められ、その後も改築が加えられていきました。現在、内部はアート博物館として利用されています。 旧市庁舎の前に置かれた像。 旧市庁舎は、見る方向によって様々な姿を見せてくれます。 細かい彫刻が施された窓飾りが見事です。 窓の両脇には、彫刻が飾られていました。 旧市庁舎の角を回り、東面に移動しました。...
View Articleさすらいの風景 シフィドニツァの平和教会
ブロツワフの見学を終えてからクラクフに向かうことになりますが、その前にブロツワフの南西60kmにあるシフィドニツァの平和教会を見学しました。 シフィドニツァに向かう途中の車窓から見えた教会ですが、ネギ坊主型の塔を持っており、チェコやオーストリアの雰囲気が感じられます。 道路脇に置かれたキリスト像。...
View Articleさすらいの風景 カルヴァリア・ゼブジドフスカ
シフィドニツァの平和教会の見学後バス移動し、クラクフへ33kmの距離にあるカルヴァリア・ゼブジドフスカに立ち寄りました。 カルヴァリア・ゼブジドフスカに到着すると、丘の上に大修道院が見えてきました。...
View Articleさすらいの風景 クラクフ その2
クラクフ観光は、まず旧市街地の南東部に位置するカジミエシュ地区にあるユダヤ人街の見学から始まりました。 カジミエシュ地区は、1335年にクラクフとは別な街として造られました。カジミエシュ大王は、当時迫害されていたユダヤ人の保護に努め、多くのユダヤ人が移り住んで商工業の発展に尽くしました。15世紀以降第二次大戦まで、カジミエシュ地区はユダヤ人が大多数を占める街として栄えました。...
View Article謹賀新年
(ポーランド・グダンスク バルト海の日の出) 明けましておめでとうございます。 今年も、未知の世界を求めて歩いていきましょう。 健康で楽しい年になりますように。 2017年 元旦
View Articleさすらいの風景 クラクフ その3
昼食はヴァヴェル城の南に位置するレストランでとったので、解散後のカジミエシュ地区への歩きも短くてすみました。カジミエシュ地区をめざして、トラムの走る通り沿いに南下しました。 朝訪れたスタラ・シナゴーグを目指して、大通からカジミエシュ地区に入ると、とたんに現在位置が判らなくなってきました。さ迷うのも街歩きの楽しさということで、東に進みました。...
View Articleさすらいの風景 クラクフ その4
スタラ・シナゴーグの見学を終えて外に出ると、観光客はいなくなって広場は静かな雰囲気に包まれていました。観光客は、最初にカジミエシュ地区を訪れて、その後は旧市街かヴァヴェル城に向かうのが一般的なようです。 広場に面しているレム・シナゴーグに入ることにしました。16世紀に建設された歴史のある建物です。朝は入口をのぞいただけで、不完全燃焼状態になっていました。 入口の門の上のレリーフ。...
View Article