さすらいの風景 アイスフィールド・パークウェイ その2
アイスフィールド・パークウェイのドライブでは、次から次に新しい山が現れてきました。 サーバック山(3154m)とカモメ氷河。 この一帯では、少し高い山は3000m級になるようです。6000m級になってようやく山扱いになるヒマラヤに比べれば標高は劣りますが、緯度が高い分、3000m級の山でも氷河が見られます。 二つ耳はカフマンピークス。...
View Articleさすらいの風景 コロンビア大氷原
コロンビア大氷河原は、カナディアン・ロッキー観光のハイライトになっています。 コロンビア大氷河原への乗り場のアイスフィールドセンターの展望台からは、氷河を一望することができます。 展望図が置かれているので、それに従って見ていきましょう。 左のピークが、アサバスカ山。写真の右端がアンドロメダ山。...
View Articleさすらいの風景 ボウ湖
コロンビア大氷原の見学を終えてから、まずアイスフィールド・パークウェイをボウ湖まで戻りました。クロッシングが近づくと、サスカチワンバレーの山火事の煙が目に入ってきました。 山火事は、朝よりもひどくなっていました。 消火のためにヘリコプターも飛び回っていました。 しばらくは車窓からの山火事見学になってしまいました。 現場に向かう消防車にもすれ違いました。...
View Articleさすらいの風景 スターリング その1
2014年9月18日は、スコットランド独立についての住民投票が行われ、その結果にかかわらず、スコットランドの歴史の上で忘れない日になることでしょう。 スコットランドとイングランドの抗争は、遥か昔に遡りますが、13世紀から14世紀にかけて行われたスコッチランド独立戦争は、スコットランド人の心の底に現在でも秘められています。 そのスコットランド独立運動の舞台になったのがスターリングです。...
View Articleさすらいの風景 スターリング その2
2014年9月18日に行われたスコットランド独立の住民投票は、独立賛成45%、独立反対55%の結果に終わり、これまで通りの連合王国が継続されることになりました。経済問題などの現実路線を考えれば独立反対の結果が妥当なところですが、45%の独立賛成は、スコットランドの民族意識の根深さがうかがわれます。...
View Articleさすらいの風景 ボウ・サミット・ルックアウト その1
ボウ湖の見学を終えてからボウ・サミット・ルックアウトのハイキングを行いました。登山口は、コロンビア大氷原方面に少し戻ってから脇道に入り、ひと登りします。 登山口からは、観光客向きのペイトー湖の展望台への遊歩道も始まっていますが、我々のグループはさらに高みへの道に進みました。 未舗装の林道歩きといった道が続いたので、道端の花を眺めながら歩きました。 お馴染みになったインディアンペイントブラシ。...
View Articleさすらいの風景 ボウ・サミット・ルックアウト その2
ペイトー湖の眺めを楽しんだ後、幅広の登山道に戻り、先に進みました。 しばらく歩くと、氷河から流れ出た水溜りが現れました。 透き通った水に山の影が浮かんでいました。 小さな沢が流れ出ていました。 周辺には多くの花が見られました。 アルパインバターカップ。 ホワイトドライドアド 丘の上に出ると、展望が広がり始めました。 ゴールも間近に迫りました。...
View Articleさすらいの風景 バンフ その1
ボウ・サミット・ルックアウトのハイキングの後、バンフに移動しました。 泊まったホテルのインズ・オブ・バンフは、日本の団体が多く利用するようで、日本食レストランも併設されていました。 部屋の空調が利かず、扇風機を回しても暑く、窓を開け放って寝る必要があるなど、設備の方は良いとはいえませんでしたが、日本の山小屋と比べれば天国です。...
View Articleさすらいの風景 ヤムナスカ・ショルダー その1
4日目のハイキングは、「サンシャイン・メドウ・ロックアイル・トレイル」か「ヤムナスカ・ショルダー」のどちらかという予定でした。「サンシャイン・メドウ・ロックアイル・トレイル」は地球の歩き方にも掲載されており、こちらの方が良いかなと思っていたのですが、登山道の状態などの条件で「ヤムナスカ・ショルダー」になりました。...
View Articleさすらいの風景 ヤムナスカ・ショルダー その2
第一展望地での休憩後、再び花を眺めながら歩き出しました。 スポッティッドコーラルルート。葉緑素を持たないランです。 ホワイトカマス。 コモンピンクウィンターグリーン。 プリックリーローズ。 トゥイニングハニーサックル。 バンチベリー。この山では、少し標高を上げたところで現れました。 ハートリーフアーニカ。 ワェスタンカナダバイオレット。 ワンフラワードウィンターグリーン。...
View Articleさすらいの風景 バンフ その2
ヤムナスカ・ショルダーのハイキングからバンフに戻ったのは4時前で、この日の夕食は各自でとるため、まとまった自由時間ができました。さっそくバンフの街歩きに出かけました。 カスケード山も、まだ午後の日差しの中に輝いていました。 バンフの街で訪れたい所が幾つかありましたが、まずトンネル・マウンテンを登ることにしました。地球の歩き方にも掲載してあるのですが、街中から登山口までの地図が判り難く、Wolf...
View Article戻ってきました
今回は、ラオスを訪れてきました。 ラオス観光というと、仏教寺院がメインですが、ハイキングも組み込まれているツアーを選んで、ラオスの自然に接することができました。 カナダ旅行記が少し残っているので、少々お待ちください。
View Articleさすらいの風景 バンフ その3
トンネル・マウンテン登山を終えて、バンフの街中に戻ってきました。 バンフでは、もう一か所どうしても見たい所が残っていました。それは、マリリンモンロー主演の「帰らざる河」のロケ地になったボウ滝です。 街を眺めながらボウ川に向かいました。 どこか、スイスの山岳リゾート地といった雰囲気があります。 ボウ川にかかる橋に出ると、ランドル山の眺めが広がりました。...
View Articleさすらいの風景 ナイアガラ・フォールズ その1
カナディアン・ロッキーの次はナイアガラの滝を見学するために、カルガリーからトロントに移動することになりました。北米大陸を横断するカナダは、国内の時差は最大で4時間半あります。山岳部標準時間のカルガリーと東部標準時間のトロントの間は、2時間の時差となります。 カナダ国内の移動といっても、4時間10分のフライトを我慢することになりました。...
View Articleさすらいの風景 ナイアガラ・フォールズ その2
六日目は、午前にナイアガラの滝観光を行い、午後は自由行動ということになります。 ホテルから歩いて、ナイアガラ川に沿って延びる遊歩道に向かいました。まずアメリカ滝が目に飛び込んできました。 アメリカ滝は、落差21mから34m、幅260mあります。 こちらは、カナダ滝。 落差53m、幅670m、滝壺の深さ56m。 遊覧船が滝壺の水煙へと突入していくのが見えました。我々もこれから体験することになります。...
View Articleさすらいの風景 ナイアガラ・フォールズ その3
午後の自由行動では、幾つかのプランを考えていましたが、まずはカナダとアメリカ合衆国の国境になるレインボー・ブリッジめざすことにして街歩きを開始しました。 幸い、午後になって、青空が広がり暑いほどの陽気になってきました。 道順でもあるクリフトン・ヒルに向かいました。 クリフトン・ヒル一帯は、ナイアガラ・フォールズ随一の繁華街で、見世物小屋が立ち並んでいます。...
View Articleさすらいの風景 ナイアガラ・フォールズ その4
ナイアガラ・フォールズの街なかの観光にも疲れたので、郊外に出てナイアガラ渓谷を歩いてみることにしました。 旅行会社から直前にナイアガラ渓谷ハイキングの案内が送られてきましたが、個人でもバスで行けることと、値段も1万円ほどと高いことから、このオプショナルへの申し込みはしませんでした。...
View Articleさすらいの風景 ナイアガラ・フォールズ その5
ナイアガラ渓谷から戻り、Hormblower Niagara Cruisesのバス停で下りると、ナイアガラの滝に虹が掛かっていました。しばらく滝と虹の眺めを楽しむことにしました。 虹もアメリカ滝の水しぶきの一部のように見えます。 虹は、半円状に続いていました。 カナダ滝には二重に虹が掛かっていました。 虹の中を進む遊覧船。...
View Articleさすらいの風景 トロントから成田
充分楽しんだカナダ旅行でしたが、帰国日になりました。帰りは、トロントから成田へのフライトです。 大西洋側まで移動してきたため、帰りは余計に時間が掛かるかと心配しましたが、飛行コースはアラスカを通過するため、11時間50分で済み、成田―カルガリー(9時間45分)+カルガリー―トロント(4時間10分)よりは短くなりました。...
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