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Channel: さすらい人の独り言
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さすらいの風景 バンフ その1

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ボウ・サミット・ルックアウトのハイキングの後、バンフに移動しました。

泊まったホテルのインズ・オブ・バンフは、日本の団体が多く利用するようで、日本食レストランも併設されていました。

部屋の空調が利かず、扇風機を回しても暑く、窓を開け放って寝る必要があるなど、設備の方は良いとはいえませんでしたが、日本の山小屋と比べれば天国です。

ホテルは、バンフのメイストリートの一番はずれにあるので、中心地まで距離がありました。市内バスの乗車カードが渡されましたが、見物がてら歩くことになりました。中心地までは20分ほどの歩きだったので、我慢の範囲でした。



ホテル内の日本食レストランで夕食の後、街に出かけました。時間はすでに9時になっていましたが、緯度が高いため、ようやく灯りがつき始めたところでした。



カスケード山(2998m)が、夕日に染まっていました。



中心地が近づいてきました。



バンフは、カナディアン・ロッキー観光の拠点になっている街です。ホテルやレストラン土産物店が並んでいます。

バンフは、1883年に大陸横断鉄道を建設中に温泉が発見されて、湯治場が造られたことが始まりです。1885年に保護区に指定され、1887年にはアメリカのイエローストーン、オーストラリアのロイヤルに次ぐ3番目の国立公園の指定を受けて、リゾートタウンとして開発されることになりました。ボー川の南側には高級リゾートホテルのフェアモント・バンフ・スプリングス、北側には庶民向けのダウンタウンが建設されました。

我々の宿は、ボー川北側のダウンタウンの、しかも街外れにあります。



小さな教会もありました。



10時近くになっていましたが、街は観光客で賑わっていました。



通りで見かけた「パイカ(ナキウサギ」の看板。



山岳リゾートということで、ノースフェースなどの登山用品の店も並んでいました。



これはランドル山(2949m)。バンフの街は山々に囲まれています。





バンフの街のメンストリート沿いの建物は高さ制限が行われているようで、歩いていて開放感があります。





振り返ると、メンストリートの奥にカスケード山が聳えていました。



ボー川の河畔にあるこの建物は、バンフ公園博物館のようです。1903年に建てられたカナダ西部では最古の木造建築とのこと。



ボー川に架かる橋の上に出ました。



下流側には、歩行者専用の橋が架かっていました。



通りの反対側を歩いてホテルに戻ることにしました。







方角指示の飾りの頭にはエルクが飾られていました。



通りにあった記念碑。1885年はバンフが保護区に指定された年で、世界遺産のマークも記載されています。



教会には、ランドル山のステンドグラスが飾られていました。

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