さすらいの風景 トマール その1
モンサントの後はトマールのキリスト修道院にやってきました。トマールは昨日訪れたバターリャやファティマの東にあり、ポルトガル国内を北上するという旅行の行程からすると少し戻ることになります。 強固な壁を巡らせており、修道院といってもテンプル騎士団のちにキリスト騎士団の拠点として使われたもので、城に他なりません。 キリスト修道院の入り口の門 坂を登っていきます。 堀を巡らせ、高い城壁を設けています。...
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この修道院で最大のみどころであるテンプル騎士団聖堂。 エルサレムの聖墳墓教会に倣って12世紀に造られました。 ビザンチン風ロマネスク様式で、16角形の円堂になっています。これはすぐに戦いに行けるように、騎士が馬に乗ったままミサに参加できるようにするためです。 中央の洗礼室にはキリスト像。 脇には哀しみにくれる聖母マリア。 天井や壁にも余す所なく絵が飾られています。...
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テンプル騎士団聖堂に続いて主回廊の見学。 ジョアン3世時代の16世紀に、リスボンのジェロニモス修道院を手掛けたジョアン・デ・カステ―リョによって作られました。...
View Articleさすらいの風景 コインブラ その1
第四日目は、コインブラを見学した後、ボルトへ移動することになりました。 コインブラ大学へと移動中、水道橋が現れました。サン セバスティアンの水道橋と呼ばれ、ローマ時代の水道橋があった場所に、1570年頃に再建されたものです。 階段上の高台にコインブラ大学のキャンパスが広がっています。車は迂回して上がっていきます。...
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旧大学の構内に入るとまず武器の間がありました。 王立憲兵隊の控室で、槍の装飾が置かれていました。 回廊から帽子の間を見下ろすことができました。学位授与などの儀式が行われます。もともは17世紀に宮廷の広間です。 一番偉い人の座る席。学位授与なら学長かな。 壁には歴代の国王の肖像画が飾られています。 天井を装飾が施されています。 試験の間。部屋の大きさからすると、個人単位の口頭試問が行われたようです。...
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中庭に面して、ジョア二ナ図書館とサンミゲル礼拝堂が並んでいます。 ジョア二ナ図書館は、入場時間がチケット購入時に決められるので、少し待つ必要がありました。 ジョア二ナ図書館は、ジョアン5世統治下の1724年に建てられ、蔵書数は30万冊に及びます。 ジョア二ナ図書館内は撮影禁止のため、大学のホームページの写真を掲載しました。...
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コインブラ大学の見学を終えて、歩いて街の中心に向かいました。ポルトガルの街中では多くの教会を見かけます。これはサン・ジョアン・デ・アルメディナ教会。 イエズス会のコレジオ附属教会として1598年建てられた新カテドラル。 坂道を下っていくと旧カテドラルの巨大な建物が現れました。 歩くにつれ旧カテドラルの外観は変わっていきました。...
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コインブラからバスで1時間半ほどでボルトにやってきました。ドウロ川の北岸沿いに進んで行くとドン・ルイス1世橋が見えてきました。この橋が架かる両岸がボルトの街の観光における中心になります。ボルトは起伏の大きな街で、商工業の中心地として栄えてきました。...
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ドン・ルイス1世橋を渡って南岸のヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア地区に移動しました。 下から見上げると橋の高さはかなり高くみえます。 川岸沿いには、レストランやワインナリーが並んでいます。...
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ドン・ルイス1世橋を渡るため、ロープウェイを利用して上がることになりました。 短い乗車時間ですが、目を離ない眺めが広がりました。 ボルト観光における最大の見どころになっています。 刻々と移り変わる風景をお楽しみ下さい。 以下、ロープウェイからの眺めを並べます。
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