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Channel: さすらい人の独り言
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さすらいの風景 コインブラ その3

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中庭に面して、ジョア二ナ図書館とサンミゲル礼拝堂が並んでいます。



ジョア二ナ図書館は、入場時間がチケット購入時に決められるので、少し待つ必要がありました。

ジョア二ナ図書館は、ジョアン5世統治下の1724年に建てられ、蔵書数は30万冊に及びます。



ジョア二ナ図書館内は撮影禁止のため、大学のホームページの写真を掲載しました。

ジョア二ナ図書館は、ジョアン5世統治下の1724年に建てられ、蔵書数は30万冊に及びます。華麗なターリヤ・ドウラーデ(金泥細工)で装飾されており、美しすぎる図書館ともいわれます。

またこの図書館は実写版ディズニー映画『美女と野獣』の舞台としても使われています。



ジョア二ナ図書館を見て、似ていると思ったのがウィーンのホーフブルク宮殿内にあるオーストリア国立図書館「プルンクザール」です。

この図書館は、マリア・テレジアの父カール6世によって1723~1726年に建設されました。蔵書はハプスブルク家の所蔵で、約20万冊の蔵書を持ちます。

プルンクザール訪問記録

こちらは撮影自由なのも良いですね。ウイーン訪問時は是非訪れてみて下さい。といってもウイーン訪問三回目にして初めて見学したのですが。

この二つの図書館が、ほぼ同じ時期に造られて似た構造を持つのは、ハプスブルク家つながりでウイーンの建築家の影響を受けたのではないかと推測します。



ジョア二ナ図書館に続けて大学礼拝堂のサンミゲル礼拝堂を見学しました。華麗な内装ですが、16世紀には現在の形になったようです。



祭壇の手前の壁には彫刻が飾られています。

左は聖母子像。



右は剣を持っていることから、礼拝堂の名の由来のサンミゲル、すなわち大天使ミカエルでしょう。



祭壇の段々は、天国への階段を表しているようです。



下部には最後の晩餐の絵。



祭壇の周りには4枚の絵が飾られています。

上段はキリストの誕生。





下段は、キリストの昇天と復活。





パイプオルガン。



合唱団席。



天井。



壁のアズレージョ飾り。

礼拝堂の豪華な造りを堪能しました。



大学の見学を終えて外に出ると、黒マントの学生の一団がいました。

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