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Channel: さすらい人の独り言
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さすらいの風景 ボルト その2

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ドン・ルイス1世橋を渡って南岸のヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア地区に移動しました。



下から見上げると橋の高さはかなり高くみえます。



川岸沿いには、レストランやワインナリーが並んでいます。



川岸にはラベーロと呼ばれる船が停泊しています。ポートワインは、アルト・ドウロと呼ばれるドウロ川上流地帯で栽培されるブドウからつくられます。絞られたブドウ液が樽詰めされてひと冬を越して、船でヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア地区に運ばれ、熟成・瓶詰めが行われます。



今は、輸送手段は鉄道やトラックが使われ、ラベーロの役目はドウロ川に彩りを添える観光用に変わっていますが、6月24日の聖ジョアン祭の時には、ラベーロのレースが行われています。



北岸に広るカイス・ダ・リベイラ地区が美しい家並みを見せています。





レストランが並んでいるので、こちらで食事をしてワイナリーを見学したかったですね。夕食は各自でとることになっているのですが、時間と集合場所の関係で不可能でした。



ワインナリーが並んでいます。



ポートワインは、まだ糖分が残っている発酵途中にアルコール度数77度のブランデーを加えて酵母の働きを止め、これによって独特の甘みとコクが生まれます。アルコール度数は20度前後と通常のワインの10 - 15度に対して高く、保存性が非常に優れています。

ポルトガル政府は同国北部を流れるドウロ川上流(アルト・ドウロ地区)をポートワインの法定区域と定め、この地区で栽培された葡萄を原料とした酒精強化ワインのみにポートワインの商標を認めています。日本でもかつては、ポートワインを名乗る甘味果実酒が多くありましたが、現在は赤玉ポートワインが赤玉スイートワインとなったように商品名を改めています。



ドン・ルイス1世橋の上段を歩いて渡るため、ロープウェイに乗りました。

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