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Channel: さすらい人の独り言
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さすらいの風景 ティトゥアン

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3日目は、シャウエンの観光は後回しにして、まずティトゥアンを見学することになりました。シャウエンからティトゥアンへは、北に向かって車で1時間半ほどの距離にあります。丘陵地を越していくことになりました。



丘陵地の南にはダム湖が広がっていました。



丘陵地の上は高原上になっており、民家が点在していました。



北に向かって丘陵地を下り始めると、ここにもダム湖が広がっていました。



丘陵地を下って平野部に出ると、白い家並みが広がる街が見えてきました。ティトゥアンの街のようです。



ティトゥアンに到着。

ティトゥアンは、ジブラルタル海峡を挟んでスペインに近く、1492年のグラナダ陥落の際には多くのイスラム教徒とユダヤ教徒がこの街に逃げ込みました。また、20世紀前半にはスペイン領になったこともあり、白い家が並ぶ街の雰囲気はアンダルシア地方と似ており、スペインとモロッコ文化が入り混じった独特の雰囲気を醸し出しています。

「ティトゥアンのメディナ」として世界遺産にも認定されていますが、最近のツアーでは近くのシャウエンの人気が高く、この街は省略されることが多いようです。



ティトゥアンが「白い鳩」と呼ばれることから、白い鳩のモニュメントが街のシンボルになっているようです。



通り沿いにも白い建物が並んでいました。



ムーレイ・メフディ広場でバスを降りました。広場に面した黄色い建物はキリスト教会です。



ムーレイ・メフディ広場から遊歩道になっているムハンマド5世通りに進みました。



脇道から山の手を眺めると、白い家やカスバを眺めることができました。



ムハンマド5世通り沿いには白い建物が並んでいますが、太陽の光がまだ差し込んでおらず、灰色にくすんでいたのは残念でした。



ハッサン2世広場に出る角の建物に飾られていた彫刻。鷲を抱えた男性の像のようです。



ハッサン2世広場側から見た角の建物。印象的な姿をしていますが、何の建物かは不明。



ハッサン2世広場に面して王宮があります。ただ、広場は柵で仕切られて、王宮に近づくことはできませんでした。



王宮は、スペインとイスラム文化が融合した建物になっています。



ルアフ門からメディナ内に入りました。



ルアフ門から入った付近は、貴金属スークになっているようですが、店はまだ開いていませんでした。ティトゥアンでは、扉は緑で統一されていました。



開店していた貴金属店。



アラブ風の民族衣装の人々が行き交っていました。



メディナの奥へと進んでいきます。



メディナ内の通りは迷路状で、ガイドにしっかりついていく必要がありました。



民家のドアも美しい姿をしていました。



鶏は生きたまま売られていました。その場で解体してくれるのだろうか。



肉屋。



果物店。



野菜。



魚屋。ティトゥアンは、地中海まで僅かな距離にあります。



イカに小魚。



菓子店。



穀物類。



メディナ内を抜けて城壁脇に出てきました。

左下に見えている、ゲゲゲの鬼太郎に出てくるネズミ男に似たマントは、モロッコの伝統衣装のジュラバです。ツアー中の寒い日には、現地ガイドもこのマントを着ていました。



メディナの東のオクラ門から外に出ました。

メディア内でどこを歩いたかは、後でガイドブックの地図を見ても判りませんでした。



オクラ門のプレート。



外から見たオクラ門。

メディナ内をざっと見てティトゥアンの見学を終え、シャウエンに戻りました。

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