夕食を終えてホテルにチェックイン後、夜の街へ散策に出かけました。幸い、宿泊した天縁国際大酒店は、東西南北の幹線道路が集まる交差点脇にあって、出かけるには良い場所にありました。
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ホテルの脇の人民公園前には毛沢東像がライトアップされていました。
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人民公園入口には、北京の天安門前の金水河とそれに架かる橋の飾りが施されていました。
カシュガルという場所で、このような飾りを見ると、帰国後の事件になりますが、2013年10月28日に発生した天安門車両炎上事件を思い浮かんでしまいます。
天安門付近で、四輪駆動の車が観光客を次々とはねながら暴走し、天安門のすぐ前にある金水河橋に架かる欄干に衝突して燃え上がりました。これによって車に乗っていた三名と車にはねられた観光客二名が死亡し、40人が怪我をしました。
中国政府は、ウィグル族の政治的テロと断定して、事件に関連したとして多数のウィグル族の検挙を行いました。その一方で、車を運転していたのは息子夫婦と母親という、テロの実行犯としては不自然なメンバー構成であるという疑問点も出ています。新疆ウイグル自治区で発生した暴力事件で、直系の親族が当局者に射殺されたために事件が起こされたという話も出てきています。
事件の真相は判りませんが、この事件前にも、カシュガル周辺では暴動によって多数の死傷者が出ています。この公園に見られる中央政府の象徴が、北京で事件が起こされるなんらかのきっかけになったようにも思われます。
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夜市のようなものがないかと思い、エイティガール広場に向かって開放北路を歩いていきました。
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エイティガール広場はライトアップされていたものの、露店は出ていませんでした。
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職人街方面も店は閉まっていました。
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それでもエイティガール広場には人が集まってきており、写真撮影用のラクダもいました。
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露店は、エイティガール広場前のカシュガル老城入り口付近に並んでいました。大変な賑わいでした。
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ドライフルーツやナッツ類の店。
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ナンを売る店。
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骨付き肉を積み上げています。
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この骨付き肉は煮込み料理にするようです。
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チキン。
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麺料理の店。
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シャシリクというかシシカバブというか、串焼きの店。
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板であおぎながら焼いており、周囲に煙が立ち込めています。
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串に刺した具の煮物。日本のおでんのような感じがしますね。
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巨大なソーセージ。まさに腸詰といった感じです。
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焼き飯。チャーハンというよりは、中央アジア方面のブロフに似ています。
調理をする人、食べる人で、夜市は熱気に包まれていました。
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開放北路沿いでは、道に衣類を広げて商売をしていました。
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ホテル前に戻り、今度は解放東路を東湖公園に向かいました。
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遊園地の観覧車がライトアップされていました。
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少し歩いて東湖公園に到着。
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東湖公園の周囲は美しくライトアップされていました。
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東湖は人口の湖のようですが、かなりの広さを持っています。橋が水面に美しい影を浮かべていました。
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月も浮かんでいました。
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しばし、夜景の写真撮影に専念しました。
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美しい風景ですが、シルクロードの中国再西端の都市というイメージで見ると、これで良いのかという違和感も覚えます。これは敦煌の街でも感じたことですが、ウィグル族の住む辺境のアオシス都市というイメージからは外れるように急速な開発が進んでいます。
旅の終わりにあたって、パキスタンの鄙びた山間の街が懐かしく思い出されました。

ホテルの脇の人民公園前には毛沢東像がライトアップされていました。

人民公園入口には、北京の天安門前の金水河とそれに架かる橋の飾りが施されていました。
カシュガルという場所で、このような飾りを見ると、帰国後の事件になりますが、2013年10月28日に発生した天安門車両炎上事件を思い浮かんでしまいます。
天安門付近で、四輪駆動の車が観光客を次々とはねながら暴走し、天安門のすぐ前にある金水河橋に架かる欄干に衝突して燃え上がりました。これによって車に乗っていた三名と車にはねられた観光客二名が死亡し、40人が怪我をしました。
中国政府は、ウィグル族の政治的テロと断定して、事件に関連したとして多数のウィグル族の検挙を行いました。その一方で、車を運転していたのは息子夫婦と母親という、テロの実行犯としては不自然なメンバー構成であるという疑問点も出ています。新疆ウイグル自治区で発生した暴力事件で、直系の親族が当局者に射殺されたために事件が起こされたという話も出てきています。
事件の真相は判りませんが、この事件前にも、カシュガル周辺では暴動によって多数の死傷者が出ています。この公園に見られる中央政府の象徴が、北京で事件が起こされるなんらかのきっかけになったようにも思われます。

夜市のようなものがないかと思い、エイティガール広場に向かって開放北路を歩いていきました。

エイティガール広場はライトアップされていたものの、露店は出ていませんでした。

職人街方面も店は閉まっていました。

それでもエイティガール広場には人が集まってきており、写真撮影用のラクダもいました。

露店は、エイティガール広場前のカシュガル老城入り口付近に並んでいました。大変な賑わいでした。

ドライフルーツやナッツ類の店。

ナンを売る店。

骨付き肉を積み上げています。

この骨付き肉は煮込み料理にするようです。

チキン。

麺料理の店。

シャシリクというかシシカバブというか、串焼きの店。

板であおぎながら焼いており、周囲に煙が立ち込めています。

串に刺した具の煮物。日本のおでんのような感じがしますね。

巨大なソーセージ。まさに腸詰といった感じです。

焼き飯。チャーハンというよりは、中央アジア方面のブロフに似ています。
調理をする人、食べる人で、夜市は熱気に包まれていました。

開放北路沿いでは、道に衣類を広げて商売をしていました。

ホテル前に戻り、今度は解放東路を東湖公園に向かいました。

遊園地の観覧車がライトアップされていました。

少し歩いて東湖公園に到着。

東湖公園の周囲は美しくライトアップされていました。


東湖は人口の湖のようですが、かなりの広さを持っています。橋が水面に美しい影を浮かべていました。

月も浮かんでいました。

しばし、夜景の写真撮影に専念しました。


美しい風景ですが、シルクロードの中国再西端の都市というイメージで見ると、これで良いのかという違和感も覚えます。これは敦煌の街でも感じたことですが、ウィグル族の住む辺境のアオシス都市というイメージからは外れるように急速な開発が進んでいます。
旅の終わりにあたって、パキスタンの鄙びた山間の街が懐かしく思い出されました。