Quantcast
Channel: さすらい人の独り言
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1130

さすらいの風景 カザフスタンン・キルギスの食 その1

$
0
0
旅の大きな楽しみは、食事です。特にカザフスタンやキルギスといったあまり知られていないような国では、どのような食事ができるのか、楽しみとともに不安もありました。

これは、アルトマイ・OTRARでの朝食。ビュッフェ・スタイルで、通常の海外旅行におけるホテルと同等の食事ができました。ビシュケク・AK KEMEホテルでの朝食も同じようなものでした。

なお、暖かい飲み物は、ほとんどのホテルにおいて紅茶だけで、コーヒーはあってもインスタントコーヒーだけでした。



これは、チョンケミン・ASHU GUEST HOUSEにおける朝食。ゲストハウスということで期待はしていませんでしたが、手作りジャムや蜂蜜などでパンを美味しく頂きました。



この他にミルク粥も出ました。他のホテルでも出たことがありましたが、これはにがてです。



これは、ビシュケクのレストランでの夕食です。宴会風なテーブルセットでは、このようにパンなどを食卓いっぱいに並べるようです。



昼食や夕食では、前菜として一般的に、一皿は生野菜、もう一皿は炒めた野菜のサラダ二種が出てきました。(これは他のレストランでの写真)



他には、甘いチャクチャクも最初に置かれていました。

チャクチャクは、中央アジアの人々の間で作られる菓子で、発酵前のパン生地を油で揚げて、蜂蜜をかけたものです。日本のカリントウに似た味です。



いろいろな形のものがあります。



チャクチャクは気に入ったので、最終日に寄ったスーパーマーケットで売っていたので、土産に買って帰りました。



主食は、丸いナンでしたが、その他に揚げパンのボルソッコもよく出てきました。



六日目のカラコルからソンクル湖へ行く途中のユルタでの昼食の際に、ボルソッコの作る過程を見ることができました。



パン生地を延ばします。



まず短冊状、次いで長方形にカット。



油に投入。



膨れて狐色になったら完成。



できたてを食べさせてもらいましたが、美味しかったです。

ここまでは、キルギスの食事の共通点をならべましたが、以下は、それぞれのメイン料理です。



ビシュケクのレストランでの昼食。まず、スープ。



肉ジャガ。



ダパンジ。肉ジャガとうどんが分かれてでてきたので別々に食べたのですが、肉うどん風にして食べるようです。うどんだけでも美味しかったですがね。



ビシュケクのレストランでの夕食。メイン料理がなかなか出てこず、待ちくたびれた感じになりましたが、ジャイロミックス(ジャイロは放牧という意味)という、ユルタ風のパイ包みの中に肉のグリルが入っているという凝ったものでした。



パイ包みを開くと、中から肉が現れました。



ボリュームのある料理でしたが、待っている間にサラダ類でパンを食べてしまっており、ここまでで腹が満たされてしまっていたのは残念なことでした。



デザートのタルト。



ビシュケク二日目の昼食。まず、ショルボ(スープ)



レストラン名はプロフセンターということで、メインはプロフ。プロフは大皿で出されるので、見た目のインパクトがあります。

トルコ起源のピラウが、中央アジアに伝わってプロフになりました。イタリア料理のピラフもこの料理がもとになっています。

ウズペキスタンのサマルカンドで食べたプロフも、懐かしく思い出しました。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 1130

Trending Articles