ヘルシンキからタリンへは通常は飛行機で移動しますが、今回のツアーではタリンクシャトルと呼ばれるフェリーを利用します。このツアーを選んだ理由に、このフェリー乗船がありました。
エストニアの首都タリンへのフェリー乗り場は、ヘルシンキ中心部の南西部にあります。
フェリーターミナルに到着すると大きな船が見えてきましたが、乗船するのはこのBaltic Queen号ではありませんでした。
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港の入り口には謎の巨大像が置かれていました。ベルギーの小便小僧なら笑って見ていられますが、これは限界を超えているような気がします。
帰国後にネットで調べると、高さ8.5mで、以前はマーケット広場に置かれていたようですが、目立たない場所に移されてしまったようです。
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チェックイン後の待合室。空いていますが、車で乗船する者の方が多いようです。
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Baltic Queen号が先に出発していきました。
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乗船するのは、Superstar号。2008年にイタリアで建造されたばかりの高速船で、タリンクシャトルとして、ヘルシンキ~タリン間に就航しています。総トン数:36.400トン、乗客定員:2080人、搭載車数:450台。
ちなみに利用したことのある新潟と北海道を結ぶ新日本海フェリーは、総トン数:18.229トン旅客定員:892名、車両積載台数:トラック/146台・乗用車/58台なので、タリンクシャトルは倍以上の大きさをもっています。
タリンクシャトルの船で、ストックホルムとヘルシンキを結ぶシリヤシンフォニーは、総トン数: 58.376トンとさらに大きくなります。なお、後日見ることになるバルト海クルーズのリーガル・プリンセス号は142,229トンとさらにさらに巨大になります。
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乗り込んだSuperstar号の客室の船首部は、吹き抜けになった展望席で、ソファー席が雛段状に並べられていました。
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さらにカフェテリア席も並べられており、座って休む席は充分に余裕があります。
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船は静かに出発しました。音楽やドラは無かったので、動き始めたのには気が付きませんでした。
いそいで甲板に出て、ヘルシンキを振り返りました。残念ながら港はヘルシンキ中心部の南西部に位置するため、名所のヘルシンキ大聖堂やウスペンスキー寺院を眺めることができませんでした。
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小さな島が点在する海を進んでいきます。
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ヘルシンキからタリンへは、フィンランド湾を横断することになります。
フィンランド湾は、バルト海東部のフィンランド、ロシア、エストニアに囲まれた東西約400kmの細長い湾です。
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快晴ですが風が冷たく、甲板に長居することはできませんでした。
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船内には、ブランド品の免税店やスーパーがありました。
箱売りのビールが並んでおり、安売り酒店といった風景です。空港の免税店では見られない、重量制限の無い船便ならではの光景です。
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フィンランド人がこのフェリーに乗る目的の一つに、免税の酒を買うことがあるようです。
実際にヘルシンキの下船の際には、数箱の酒を運んでいる乗客を見かけました。
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ツアーには、この日の夕食が含まれていなかったので、カフェテリアで食べ物を買うことにしました。
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サンドイッチとビール。海を眺めながら美味しく食べました。ただ、合わせて10ユーロ越えなので、税金のかからないはずの国際航路としては高いですね。節約のためと思って、日本からおにぎりと調理パンを調達してきていましたが、やはり現地の物を食べたくなってしまいます。
タリンからヘルシンキへの帰りの船では、タリンのコンビニで買ったビールを持ち込んで節約しました。
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船首部の展望席に戻ると、海原の眺めが広がっていました。
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途中で、STAR号とすれ違いました。Superstar号よりも少し小さく、タリンからヘルシンキへの帰りにはこの船を使うことになりました。
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9時近くになっていますが、まだ明るい状態です。
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先に出発していったBaltic Queen号を追い抜きました。
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展望室からタリンの街が見えてきました。
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甲板に出ると、空が赤く染まっていました。時間は9時過ぎ。
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航海中の眺めを楽しむため、5月中旬におけるヘルシンキの日没時間を調べてからツアーの日程を決めたので、想定通りの眺めです。
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タリンの街に初お目見え。エストニアの首都のタリンは教会の塔が立ち並び、城壁を巡らせた中世都市です。
幾つもの塔が見えていますが、主なものとしては、右に聖オレフ教会、その奥に大聖堂の塔が見えています。中央部のロシア風の塔がアレクサンドル・ネフスキー聖堂。左手に聖ニコラウス教会、その右手前に聖霊教会の塔が見えています。
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フェリーターミナルが見えてきました。到着は、9時30分。まだ明るい状態でした。
2時間の航海は、あっという間でした。飛行機での移動よりは楽しめました。
タリン到着後、バスでホテルにむかい、旅の第一日目は終わりました。
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タリンからヘルシンキへの航海の様子も合わせて載せておきます。
タリンのフェリーターミナル。
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今回は、STAR号に乗ります。
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停泊しているヴィクトリアI号は、ストックホルム~タリンを航海している船です。
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STAR号では、後方の甲板だけが解放されていました。
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雨のタリンを後にしました。
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クルーズ船も三船停泊していました。
手前は、バルト海クルーズのリーガル・プリンセス号(142,229トン)。でかいですね。
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タリンよさようなら。
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STAR号に展望席は無かったので、カフェテリアの席に座りました。
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スーパー。土産のチョコレートを買い足しました。
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ヘルシンキに到着。
タリンクシャトルは、ドル箱路線のようで、観光客よりも大型トラックの利用が多いようです。
ヘルシンキ・タリン間の移動は、一般ツアーでは飛行機を使うことが多いですが、船旅はそれなりの楽しみがあるので、利用価値があります。
エストニアの首都タリンへのフェリー乗り場は、ヘルシンキ中心部の南西部にあります。
フェリーターミナルに到着すると大きな船が見えてきましたが、乗船するのはこのBaltic Queen号ではありませんでした。

港の入り口には謎の巨大像が置かれていました。ベルギーの小便小僧なら笑って見ていられますが、これは限界を超えているような気がします。
帰国後にネットで調べると、高さ8.5mで、以前はマーケット広場に置かれていたようですが、目立たない場所に移されてしまったようです。

チェックイン後の待合室。空いていますが、車で乗船する者の方が多いようです。

Baltic Queen号が先に出発していきました。

乗船するのは、Superstar号。2008年にイタリアで建造されたばかりの高速船で、タリンクシャトルとして、ヘルシンキ~タリン間に就航しています。総トン数:36.400トン、乗客定員:2080人、搭載車数:450台。
ちなみに利用したことのある新潟と北海道を結ぶ新日本海フェリーは、総トン数:18.229トン旅客定員:892名、車両積載台数:トラック/146台・乗用車/58台なので、タリンクシャトルは倍以上の大きさをもっています。
タリンクシャトルの船で、ストックホルムとヘルシンキを結ぶシリヤシンフォニーは、総トン数: 58.376トンとさらに大きくなります。なお、後日見ることになるバルト海クルーズのリーガル・プリンセス号は142,229トンとさらにさらに巨大になります。

乗り込んだSuperstar号の客室の船首部は、吹き抜けになった展望席で、ソファー席が雛段状に並べられていました。

さらにカフェテリア席も並べられており、座って休む席は充分に余裕があります。

船は静かに出発しました。音楽やドラは無かったので、動き始めたのには気が付きませんでした。
いそいで甲板に出て、ヘルシンキを振り返りました。残念ながら港はヘルシンキ中心部の南西部に位置するため、名所のヘルシンキ大聖堂やウスペンスキー寺院を眺めることができませんでした。

小さな島が点在する海を進んでいきます。

ヘルシンキからタリンへは、フィンランド湾を横断することになります。
フィンランド湾は、バルト海東部のフィンランド、ロシア、エストニアに囲まれた東西約400kmの細長い湾です。

快晴ですが風が冷たく、甲板に長居することはできませんでした。

船内には、ブランド品の免税店やスーパーがありました。
箱売りのビールが並んでおり、安売り酒店といった風景です。空港の免税店では見られない、重量制限の無い船便ならではの光景です。

フィンランド人がこのフェリーに乗る目的の一つに、免税の酒を買うことがあるようです。
実際にヘルシンキの下船の際には、数箱の酒を運んでいる乗客を見かけました。

ツアーには、この日の夕食が含まれていなかったので、カフェテリアで食べ物を買うことにしました。

サンドイッチとビール。海を眺めながら美味しく食べました。ただ、合わせて10ユーロ越えなので、税金のかからないはずの国際航路としては高いですね。節約のためと思って、日本からおにぎりと調理パンを調達してきていましたが、やはり現地の物を食べたくなってしまいます。
タリンからヘルシンキへの帰りの船では、タリンのコンビニで買ったビールを持ち込んで節約しました。

船首部の展望席に戻ると、海原の眺めが広がっていました。

途中で、STAR号とすれ違いました。Superstar号よりも少し小さく、タリンからヘルシンキへの帰りにはこの船を使うことになりました。

9時近くになっていますが、まだ明るい状態です。

先に出発していったBaltic Queen号を追い抜きました。

展望室からタリンの街が見えてきました。

甲板に出ると、空が赤く染まっていました。時間は9時過ぎ。

航海中の眺めを楽しむため、5月中旬におけるヘルシンキの日没時間を調べてからツアーの日程を決めたので、想定通りの眺めです。

タリンの街に初お目見え。エストニアの首都のタリンは教会の塔が立ち並び、城壁を巡らせた中世都市です。
幾つもの塔が見えていますが、主なものとしては、右に聖オレフ教会、その奥に大聖堂の塔が見えています。中央部のロシア風の塔がアレクサンドル・ネフスキー聖堂。左手に聖ニコラウス教会、その右手前に聖霊教会の塔が見えています。

フェリーターミナルが見えてきました。到着は、9時30分。まだ明るい状態でした。
2時間の航海は、あっという間でした。飛行機での移動よりは楽しめました。
タリン到着後、バスでホテルにむかい、旅の第一日目は終わりました。

タリンからヘルシンキへの航海の様子も合わせて載せておきます。
タリンのフェリーターミナル。

今回は、STAR号に乗ります。

停泊しているヴィクトリアI号は、ストックホルム~タリンを航海している船です。

STAR号では、後方の甲板だけが解放されていました。

雨のタリンを後にしました。

クルーズ船も三船停泊していました。
手前は、バルト海クルーズのリーガル・プリンセス号(142,229トン)。でかいですね。

タリンよさようなら。

STAR号に展望席は無かったので、カフェテリアの席に座りました。

スーパー。土産のチョコレートを買い足しました。

ヘルシンキに到着。
タリンクシャトルは、ドル箱路線のようで、観光客よりも大型トラックの利用が多いようです。
ヘルシンキ・タリン間の移動は、一般ツアーでは飛行機を使うことが多いですが、船旅はそれなりの楽しみがあるので、利用価値があります。