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Channel: さすらい人の独り言
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さすらいの風景 成田からヘルシンキ

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五月連休も終わってツアー料金も安くなったところで、最近人気の出てきたバルト三国に行ってきました。

今回のツアーのタイトルと行程は、以下のようなものでした。旅行会社の配った日程表とは見学の順番などが少し違っています。

「日本航空往復直行便利用 麗しきバルト3国とフィンランド大周遊10日間」

2015年
第一日目 5月11日(月)
 成田発 10:30(JL-0413)ヘルシンキ着 14:50 時差6時間
 ヘルシンキ市内観光(エスプラナーディ通り)
 ヘルシンキ発 19:30(タリクシャトル)タリン着 21:30
  (タリン メリトングランドコンファレンス&スパホテルタリン泊)

第二日目 5月12日(火)
 タリンからタルトゥ (約185km)
 タルトゥ観光(ラエコヤ広場、聖ヨハネ教会、タルトゥス大学、大聖堂、悪魔の橋、天使の橋)
 タルトゥからリガ (約245km)
  (リガ デイズホテル ベフ泊)

第三日目 5月13日(水)
 リガ歴史地区観光(中央市場、ユーゲントシュティール様式の建築群、市庁舎広場、ブラックヘッドの会館、聖ペテロ教会、自由記念碑、猫の家、大聖堂、火薬塔、スウェーデン門、三人兄弟の家、リガ城)
 リガからパウスカ (約70km)
 ルンダーレ宮殿観光
 パウスカからヴィリニウス (約230km)
  (ヴィリニウス エコテルヴィリニウス泊)

第四日目 5月14日(木)
 ヴィリニウス歴史地区観光(杉原千畝記念碑、大聖堂、アンバーミュージアムギャラリー、聖アンナ教会、夜明けの門、ゲディミナスの丘、聖ペテロ・パウロ教会)
 ヴィリニウスからトラカイ (約30km)
 トラカイ城観光
 トラカイからヴィリニウス (約30km)
  (ヴィリニウス エコテルヴィリニウス泊)

第五日目 5月15日(金)
 ヴィリニウスからカウナス (約110km)
 カウナス市内観光(旧日本領事館、カウナス城、旧市庁舎、大聖堂、ペルクーナスの家、アレクソトス展望台)
 カウナスからシャウレイ (約145km)
 十字架の丘見学
 シャウレイからリガ (約140km)
  (リガ デイズホテル ベフ泊)

第六日目 5月16日(土)
 リガからスィグルダ (約50km)
 スィグルダ観光(グートゥマニャ洞穴、トゥライダ城、スィグルダ城跡)
 スィグルダからパルヌ (約197km)
 パルヌ散策(エリザベート教会、タリン門)
 パルヌからタリン (約130km)
  (タリン メリトングランドコンファレンス&スパホテルタリン泊)

第七日目 5月17日(日)
 カドリオルク宮殿、歌の広場、タリン歴史地区観光(アレクサンドル・ネフスキー大聖堂、大聖堂、トームベアの丘、聖ニコラス教会、旧市庁舎、聖カタリーナの小路)
 午後 自由観光
  (タリン メリトングランドコンファレンス&スパホテルタリン泊)

第八日目 5月18日(月)
 タリン発 10:30(タリクシャトル)ヘルシンキ着 12:30
 ヘルシンキ市内観光(ウスペンスキー寺院、ヘルシンキ大聖堂、オリンピックスタジアム、シベリウス記念碑、テンペリアウキオ教会)
  (ヘルシンキ スカンディックパーク泊)

第九日目 5月19日(火)
 出発まで自由観光(スオメンリンナ島、マーケット広場)
 ヘルシンキ発 17:25(JL-0414)

第十日目 5月20日(水)
 成田着 9:00

参加人数は、総勢34名(男性14名+女性20名)の大グループでした。ツアー料金が安いのでしかたがないですね。

このツアーではヘルシンキからフェリーでバルト海を渡ってタリンに入るのが特徴になっています。一般的なツアーでは、ヘルシンキ乗り換で飛行機でヴィリニュスに入り、バスで北上してタリンからヘルシンキ乗り換で帰国することになります。今回のツアーでは、バルト三国を周回してタリンに戻ってくるために移動距離も長くなりますが、見学地も多くなってくるのは好都合です。



ヘルシンキへは、フィンランド航空とJALが飛んでいますが、今回はJALの利用でした。

航空機は、ボーイング787で、2012年のモスクワ便以来ということになります。座席配列は2+4+2の中型機でほぼ満席でした。ヘルシンキ乗換でヨーロッパの各地に向かうツアー客もめだっていました。

JALはWebチェックインであらかじめ座席指定ができるのですが、三日前の開始直後にアクセスしたところ、指定できる座席は僅かで、翌日アクセスするとほとんど埋まっていました。行動が速かったため通路側席を手に入れることができ、移動が楽になりました。

帰りの席は、家族に頼んでおきましたが、ヘルシンキ空港がWebチェックインに対応していないのかWebチェックインできないとのメールが届きましたが、座席は確保できていたようです。

いつものように京成成田のAPAホテルに泊まりましたが、ここも中国人の団体が目立っていました。
 


飛行機は、離陸すると関東平野を北上し、南会津から新潟に向かいました。



新潟が近づくと、豊富な残雪をまとった飯豊を眼下に見下ろすようになりました。



JALはサービスも良く、まずはドリンクサービス。つまみは、新潟の亀田製菓のあられでした。

フィンランドのビールが欲しかったのですが、残念ながら日本のビールだけでした。ならばと、普段飲めないエビスビールをもらいました。



つづいて食事。「アジア風チキンライス&焼き鳥」の食事を頼みました。今度のビールは、サントリープレミアム。続けて二本のビールを飲んで、酔いも回りました。



日本からヘルシンキへは、シベリア北部を通過していきます。

フィンランド訪問ということで、シベリウス作曲の交響曲1~7番、クレルヴォ交響曲、ヴァイオリン協奏曲、フィンランディア他の管弦楽曲を聞きながらすごしました。



眼下には、凍土に覆われた原野が広がっていました。



ヘルシンキ到着2時間前に、二回目の食事が提供されましたが、モスバーガーでした。



説明書を見ながら、肉やタマネギ、トマト、ソースを載せてハンバーガーの完成。少々面倒です。

おいしかったですが、通常のものより小さくてものたりなく感じました。挟んだタマネギやソースがこぼれ落ちるので、パンだけでもひと回り大きくしてくれると良いのですが。

10時間20分の飛行時間で無事にヘルシンキに到着。日本から一番近いヨーロッパです。



フィンランドへの入国手続きを終えて、エストニアの首都タリンへ渡るため、バスでフェリー乗り場に向かいました。

なお、今回の訪問地のフィンランド、エストニア、ラトビア、リトアニアはシェンゲン協定加盟国に入っているため、入国審査はヘルシンキ空港のみで済みました。バルト三国における陸路での国境越えは、出入国審査の建物も全くなかったり閉鎖されていました。

時間調整のため、ヘルシンキ中心部のデパートのストックマンの前でバスを降りました。ストックマンの地下の食料品売り場の見学と合わせてトイレを使わせてもらいました。後日の自由観光の際にも、ここのトイレを利用させてもらうことになりました。



ストックマンの前から、エスプラナーディ公園が始まっています。

本格的なヘルシンキ観光は後日ということにして、フェリー乗り場に向かいました。



ヘルシンキからの帰国は特に問題なく終わりましたので、合わせて載せておきます。



帰国は夜発のJAL便です。



飛び立ってまずはドリンクサービス。帰国便では、普通のビールだけになっていました。



第一回目の食事。「牛肉の細切り炒め」を頼みましたが、肉が堅かったのがマイナス要素でした。付け合せの、ひさしぶりの日本食のうどんが美味しく感じました。



二回目の食事はホットサンド。あまり美味しくありませんでしたが、早朝の食事ということで料理内容とは関係ないでしょう。

ヘルシンキから成田へは、9時間35分のフライトで済みました。

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