2015年最初の海外旅行は、まだ訪れていないマレーシアに行ってみようかと思っていましたが、一般的なクアラルンプールを中心とした観光ではなく、キナバル山の登山に出かけることになってしまいました。
キナバル山は、マレーシア・ボルネオ島北部にあるマレーシア最高峰で、4095mの標高を持っています。登山道や宿泊施設が整っているため、日本人にも4000m峰登頂の目的で人気の高い山になっています。
個人旅行ではめんどうなので、西遊旅行社のツアーを利用しました。スケジュールは、以下のようなものです。
第一日目 2015年2月12日(木)
成田発 10:30(MH-89)クアラルンプール着 17:05
クアラルンプール発 19:00(MH-2606)コタキナバル着 21:35
(コタキナバル ベストウェスタンダヤホテル泊)
第二日目 2月13日(金)
コタキナバル・パークヘッドクォータ→3300mの山小屋
(レマイン小屋)
第三日目 2月14日(土)
3300mの山小屋→キナバル山→3300mの山小屋
(レマイン小屋)
第四日目 2月15日(日)
3300mの山小屋→マシウラ
(マシウラ・ネイチャー・リゾート泊)
第五日目 2月16日(月)
コタキナバル見学
コタキナバル発 18:55(MH-2631)クアラルンプール着 21:30
クアラルンプール発 23:35(MH-88)
第六日目
成田着 7:15
一般的には、キナバル山を登頂した後は、そのまま来た道を戻って登山口に下山しますが、このツアーでは登頂後に山小屋にもう一泊してから翌日別のコースのマシウラ・ルートで下山します。
10名の参加で日本からの添乗員が付くことになっていましたが、8名であったため現地の日本語ガイドのみになりました。東京から4名、関西から4名の内訳で、そのうち男性は3名、女性は5名でした。夫婦連れはおらず、一人参加ばかりであったのは、通常のツアーと違っていました。
出発の時間の関係で、京成成田駅前のビジネスホテルに泊まりました。旅行が近づいたところで空港近くのホテルの予約をネットで調べると、結構前であるのに満席になっていました。2月19日の春節に合わせて、中国人観光客が大挙して訪れているようでした。
成田からはコタキナバルまでの直行便があるのですが、クアラルンプール経由の大回りになりました。これは関西からの参加者の都合を考えたものでしょう。
マレーシア航空は、先日の二度に及ぶ航空機事故で人気がなくて空いているだろうと思っていたのですが、専門学校の研修旅行の団体も入っており、ほぼ満席でした。ただ、通路側の席をもらったのですが、窓際が空席であったため、行きは二席を占領して窓からの風景を楽しみながらのフライトになりました。
楽しみの一つである機内食。ビーフと頼んだら、日本食だったのか卵とじのようなものが出てきました。
マレーシアはイスラム教国ですが、機内食ではビールを楽しむことができました。ただ、マレーシアでビールは作られていないようで、ヨーロッパ系や東南アジア系のビールが流通しています。
最近では、iPODで音楽を聞きながら、フライトマップを見ながら時間を過ごすのが通例になっています。
成田を出発すると海上を飛び続けましたが、フィリピン付近になると島を見下ろすことができるようになりました。
この島には、山地が広がっているようです。
飛行機は最終目的地のコタキナバル近くの海上を通過しました。
目をこらすと、遠くに山らしき姿が見えました。
山頂部に小ピークを連ねた台形の山が、雲の上に姿を現していました。かなりの高さを持つ山のようで、これがキナバル山のようです。
到着前の二回目の食事はサラダロールの簡単なものになりました。ビールが飲めたので良しとしましょう。
クアラルンプールに到着してから入国手続きを行い、国内線に乗り換えました。ここで関西組の4名と合流することができました。
コタキナバルへは、国内線といっても2時間半もかかります。クアラルンプールまで来てから引き返すので、乗り換え時間を除いても5時間も余計に飛行機に乗ることになります。
再びフライトマップを見ながら時間を過ごすことになりました。
フライトマップの画面が切り替わる途中、見かけないモードが現れました。飛行機の飛んでいく方向に加えて、メッカの方向が示されていました。メッカの方向を示す印はキブラシールと呼ばれて、イスラム教の国のホテルでは天井に張られていることがありますが、飛行機では初めてでした。礼拝の方向は良いにしても、国際線で日の出や日没時間がおかしくなる場合、礼拝時間はどのように決めるのでしょうね。
コタキナバルへは国内線ですが、時間もかかるため機内食が出てきました。カレーで、美味しく食べることができました。ただ辛かったので、ビールがあればもっと食事を楽しめたはずです。
コタ・キナバルに到着すると、ボルネオ島のサバ州に入るための入境検査が再度ありました。このような国内での入境検査があるのは、かつてマレーシアが連合国であり、強い自治権が残されているためのようです。
現地ガイドとも無事に合流でき、コタキナバル市内のベストウェスタンダヤホテルに向かいました。
ベストウェスタンダヤホテルは、街の中心地にあって場所は良いですが、少々古びてビジネスホテルといったところでした。遅く到着して寝るだけなので、不満はありませんけど。
部屋の壁には、キブラシールが張られていました。
時間も遅くなっていましたが、ホテル周囲をひと回りすることにしました。
コタキナバルは、思ったよりも都会でした。大通り沿いにはケンタッキー・フライドチキンもありました。
夜もふけてきていましたが、レストランは戸外で食事をとる客で賑わっていました。
南国の夜特有の心地よい熱気が広がっていました。
ホテルの近くにセブンイレブンがありました。
この晩の夜食とビールは日本から持ってきていましたが、ビールを買いました。ビールの値段は、イスラム教の国ということで高めで、日本と同じ値段でした。
翌日の出発は6時半と早く、しかも登山荷物を自分持ちとポーターへのあずけ用、スーツケースに入れておく下山後の荷物に分ける必要がありました。
シャワーを浴びて、ビール片手に翌日の準備をしてから寝ました。
キナバル山は、マレーシア・ボルネオ島北部にあるマレーシア最高峰で、4095mの標高を持っています。登山道や宿泊施設が整っているため、日本人にも4000m峰登頂の目的で人気の高い山になっています。
個人旅行ではめんどうなので、西遊旅行社のツアーを利用しました。スケジュールは、以下のようなものです。
第一日目 2015年2月12日(木)
成田発 10:30(MH-89)クアラルンプール着 17:05
クアラルンプール発 19:00(MH-2606)コタキナバル着 21:35
(コタキナバル ベストウェスタンダヤホテル泊)
第二日目 2月13日(金)
コタキナバル・パークヘッドクォータ→3300mの山小屋
(レマイン小屋)
第三日目 2月14日(土)
3300mの山小屋→キナバル山→3300mの山小屋
(レマイン小屋)
第四日目 2月15日(日)
3300mの山小屋→マシウラ
(マシウラ・ネイチャー・リゾート泊)
第五日目 2月16日(月)
コタキナバル見学
コタキナバル発 18:55(MH-2631)クアラルンプール着 21:30
クアラルンプール発 23:35(MH-88)
第六日目
成田着 7:15
一般的には、キナバル山を登頂した後は、そのまま来た道を戻って登山口に下山しますが、このツアーでは登頂後に山小屋にもう一泊してから翌日別のコースのマシウラ・ルートで下山します。
10名の参加で日本からの添乗員が付くことになっていましたが、8名であったため現地の日本語ガイドのみになりました。東京から4名、関西から4名の内訳で、そのうち男性は3名、女性は5名でした。夫婦連れはおらず、一人参加ばかりであったのは、通常のツアーと違っていました。
出発の時間の関係で、京成成田駅前のビジネスホテルに泊まりました。旅行が近づいたところで空港近くのホテルの予約をネットで調べると、結構前であるのに満席になっていました。2月19日の春節に合わせて、中国人観光客が大挙して訪れているようでした。
成田からはコタキナバルまでの直行便があるのですが、クアラルンプール経由の大回りになりました。これは関西からの参加者の都合を考えたものでしょう。
マレーシア航空は、先日の二度に及ぶ航空機事故で人気がなくて空いているだろうと思っていたのですが、専門学校の研修旅行の団体も入っており、ほぼ満席でした。ただ、通路側の席をもらったのですが、窓際が空席であったため、行きは二席を占領して窓からの風景を楽しみながらのフライトになりました。
楽しみの一つである機内食。ビーフと頼んだら、日本食だったのか卵とじのようなものが出てきました。
マレーシアはイスラム教国ですが、機内食ではビールを楽しむことができました。ただ、マレーシアでビールは作られていないようで、ヨーロッパ系や東南アジア系のビールが流通しています。
最近では、iPODで音楽を聞きながら、フライトマップを見ながら時間を過ごすのが通例になっています。
成田を出発すると海上を飛び続けましたが、フィリピン付近になると島を見下ろすことができるようになりました。
この島には、山地が広がっているようです。
飛行機は最終目的地のコタキナバル近くの海上を通過しました。
目をこらすと、遠くに山らしき姿が見えました。
山頂部に小ピークを連ねた台形の山が、雲の上に姿を現していました。かなりの高さを持つ山のようで、これがキナバル山のようです。
到着前の二回目の食事はサラダロールの簡単なものになりました。ビールが飲めたので良しとしましょう。
クアラルンプールに到着してから入国手続きを行い、国内線に乗り換えました。ここで関西組の4名と合流することができました。
コタキナバルへは、国内線といっても2時間半もかかります。クアラルンプールまで来てから引き返すので、乗り換え時間を除いても5時間も余計に飛行機に乗ることになります。
再びフライトマップを見ながら時間を過ごすことになりました。
フライトマップの画面が切り替わる途中、見かけないモードが現れました。飛行機の飛んでいく方向に加えて、メッカの方向が示されていました。メッカの方向を示す印はキブラシールと呼ばれて、イスラム教の国のホテルでは天井に張られていることがありますが、飛行機では初めてでした。礼拝の方向は良いにしても、国際線で日の出や日没時間がおかしくなる場合、礼拝時間はどのように決めるのでしょうね。
コタキナバルへは国内線ですが、時間もかかるため機内食が出てきました。カレーで、美味しく食べることができました。ただ辛かったので、ビールがあればもっと食事を楽しめたはずです。
コタ・キナバルに到着すると、ボルネオ島のサバ州に入るための入境検査が再度ありました。このような国内での入境検査があるのは、かつてマレーシアが連合国であり、強い自治権が残されているためのようです。
現地ガイドとも無事に合流でき、コタキナバル市内のベストウェスタンダヤホテルに向かいました。
ベストウェスタンダヤホテルは、街の中心地にあって場所は良いですが、少々古びてビジネスホテルといったところでした。遅く到着して寝るだけなので、不満はありませんけど。
部屋の壁には、キブラシールが張られていました。
時間も遅くなっていましたが、ホテル周囲をひと回りすることにしました。
コタキナバルは、思ったよりも都会でした。大通り沿いにはケンタッキー・フライドチキンもありました。
夜もふけてきていましたが、レストランは戸外で食事をとる客で賑わっていました。
南国の夜特有の心地よい熱気が広がっていました。
ホテルの近くにセブンイレブンがありました。
この晩の夜食とビールは日本から持ってきていましたが、ビールを買いました。ビールの値段は、イスラム教の国ということで高めで、日本と同じ値段でした。
翌日の出発は6時半と早く、しかも登山荷物を自分持ちとポーターへのあずけ用、スーツケースに入れておく下山後の荷物に分ける必要がありました。
シャワーを浴びて、ビール片手に翌日の準備をしてから寝ました。