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Channel: さすらい人の独り言
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さすらいの風景 ティール その2

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ティールの海の遺跡にやってきました。入り口を入ると列柱通りを見ることができました。



市街地のレベルと比べると一段低く、地面に埋もれていたものを発掘して柱を立て直したようです。



海側に進むとフォーラムがありました。





ローマ遺跡では珍しい、円形ではない方形の劇場。



広大なテルマエ(浴場)が設けられていました。



床暖房用なのか、円形のレンガ板が積み重なって残されていました。





海側に残る列柱。



地中海の少し沖合に見える岩礁は、港の跡のようです。



街の方面を振り返るとモスクが見えていました。



見学を終えて入り口に戻りました。



四日目の夜は、ティールの郊外にあるホテル・アブディーブに泊まりました。



私の割り当てられた部屋は、通常よりも華やかという感じがしました。他の人の部屋を見せてもらうと、天蓋付きでラブホテルかいなというものもありました。



朝の風景。



ホテルの周囲には、バナナ林が広がっていました。



バナナの花と実。



レモンの木も植えられていました。



レモンの花。



第五日目は、ダル・エル・カマル村に向かうため、シドン方面に戻りましたが、鉄条網を乗せた壁の向こうにバラックが並んでいるのが見えました。これはパレスチナ人の難民キャンプのようです。



レバノン南部からは、僅かな距離でイスラエルとの国境になります。

ここまでの観光中に政情不安は感じられませんでしたが、改めてレバノンという国の危うい位置について思い出させられました。

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