マグレブと総称されるリビア、チュニジア、アルジェリア、モロッコなど北西アフリカ諸国では、モロッコが最も一般的な観光国になっており、次いでチュニジア、アルジェリアの順になります。リビアは、カダフィ政権崩壊後の混乱によって、現在のところ観光の対象外。先にチュニジアに行ってしまい、モロッコが重点目標の国になっていました。
モロッコへは、ドバイといった中東経由とパリ経由の二つがあります。中東経由は時間がかかるため、パリ経由のツアーを探していましたが、内容の関係で適当なものがなく、諦めて中東経由のツアーに参加することにしました。また、バス1人2席確約という点もツアー選択の大きな要因になりました。モロッコ旅行ではバスでの移動時間が長いため、隣の席が空いているのとそうでないのでは、疲れ方が大きく違ってきます。また、参加人数も22名限定で比較的少なくなって、無駄な時間が少なくてすみます。なお、今回のツアー参加者は、21名でした。
ということで、選んだツアーは以下のものでした。
「憧れのモロッコ 7つの世界遺産感動物語 10日間」(クラブツーリズム)
2019年
第一日目 1月13日(日)
成田発 22:00(EK-0319)
第二日目 1月14日(月)
ドバイ着 5:00
ドバイ発 7:25(EK-0751)カサブランカ着 13:15
ラバト市内観光(ムハンマド5世廟、ハッサンの塔、ウダイヤのカスバ)
(シャウエン アトラス・シャウエン泊)
第三日目 1月15日(火)
ティトアン旧市街観光、シャウエン旧市街観光、
(フェズ ホテル・エルミンズサラー・フェズ泊)
第四日目 1月16日(水)
ヴォルビリス古代ローマ遺跡見学、メクネス市内観光(エル・マンスール門、ムーレイ・イスマイル廟)、フェズ市内観光(ブーナニア神学校、ムーレイイドリス廟、ブージュルド門、カラウィン・モスク、なめし皮職人街)
(フェズ ホテル・エルミンズサラー・フェズ泊)
第五日目 1月17日(木)
イルフラン観光、
(エルフード エルアチ・エルフード)
第六日目 1月18日(金)
メルズーカ・サハラ砂漠の朝日鑑賞、地下水道跡、トドラ渓谷、ティネリールのオアシス
(ワルザザード ル。フィント泊)
第七日目 1月19日(土)
タウリルトカスパ、アイト・ベン・ハッドゥ、マラケシュ(夕刻のジャマ・エル・フナ広場)、
(マラケシュ ザラーカスパ・ホテル泊)
第八日目 1月20日(日)
マラケシュ市内観光(マジョーレ庭園、クトゥビアの塔、メディナ、バヒア宮殿、ジャマ・エル・フナ広場、馬車の乗車体験)
(マラケシュ ザラーカスパ・ホテル泊)
第九日目 1月21日(月)
カサブランカ観光(ハッサン2世モスク)
カサブランカ発 15:05(EK0752)
第十日目 1月22日(火)
ドバイ着 1:30
ドバイ発 2:55(EK0318)成田着 17:20
成田深夜発のため、昼に家を出ました。
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ゲートに到着している飛行機を見ると2階建てであることに気がつきました。
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機内に入ると、前方と後方に2階へ上がる階段がありました。2階はファースト及びビジネスクラスのため、エコノミー客は立ち入り禁止になっていました。
この飛行機は、世界初の総2階建てで世界最大の超大型旅客機になるエアバスA380です。エミレーツ航空にはこれまで二回乗っていましたが、エアバスA380は初めての搭乗になりました。エミレーツ航空は、エアバスA380を最も多く所有しているようです。しかし現在では、燃費の良い双発中型機が主流となっており、他の航空会社への販売が進まないことから、2021年以降は生産中止になることが決まっています。
席は3+4+3の配置で、シートは他の飛行機より余裕があるように感じました。座席数が多いにもかかわらず、日本のツアーグループが幾つも乗っており、満席でした。
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エミレーツ航空で配られたアメニティ・セット。緑のものもありましたが、往復で同じ色の物が配られました。
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最初の機内食。深夜ですが、夕食相当。メインは、チキンのタジン(チキンとアプリコットの蒸し煮)。もう一つは、牛肉の焼きそばだったようです。
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映画は充実しており、日本語吹き替え版も数多くありました。マーベル作品やディズニー/ピクサーも多く、「アントマン&ワスプ」や「インクレディブル・ファミリー」、「ジュラシック・ワールド/炎の王国」などを見て時間をつぶしました。ただ、飛行機の中で見た映画は、まったく頭に残らないため、日本に戻ったところで改めてレンタル・ビデオで見直すことになりました。
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往路は、中国の西域からイランへと飛行しました。なお、復路はコースが違いました。
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ドバイでの乗り換えは、ターミナル移動や手荷物検査で時間がかかり、店をのぞく時間はあまりありませんでした。帰りはもっと余裕がないので、どうしてもドバイで買い物をしたい場合には往路で先に買ってしまう必要があります。
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空港内の案内標識ですが、イスラム教国ならではのものがあります。左から二番目は礼拝室、一番右は、赤新月社(せきしんげっしゃ)のマークで赤十字に相当し、医務室を表しています。イスラム教国では、キリスト教のシンボルの十字を嫌って、違うマークが使われます。
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今回気が付いたのですが、男性用トイレ付属の小部屋にあったもので、礼拝時に足を洗うためのもののようです。時間の関係か誰も利用していなかったので、写真を撮らせてもらいました。女性用トイレにもあるのかは判りません。
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成田からドバイまでは12時間かかりましたが、さらにドバイからカサブランカまでは8時間50分かかります。忍耐が必要です。
カサブランカへの便もエアバスA380でした。
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朝食。
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昼食。チキンの煮物でした。
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地中海沿いに西に向かってカサブランカに到着。
モロッコは遠かったです。
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着陸後は、駐機場からバス移動になりました。地上から間近に見上げるエアバスA380は巨大です。エアバスA380は、巨大で重量も大きいためボーディングブリッジの改修が必要になり、ほとんどの空港で接続できるボーディングブリッジは限られているようです。
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カサブランカのムハンマド5世空港に到着したのは、昼過ぎになっていました。入国審査にもそれほどかからず、ターンテーブルエリアで両替を行いました。
バスに乗って、カサブランカの観光は後回しにしてラバトの観光に向かいました。
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帰路も問題なく終わったので、合わせて載せておきます。
ムハンマド5世空港の出発ゲート。店は並んでいますが、それほど面白いものはありませんでした。
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まずはドバイへ。
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ツアーにこの日の昼食が含まれておらず、機内食が出てくるのは夕方になってしまいます。マラケシュからカサブランカに向かう途中の高速の売店でサンドイッチを買ってきて、待合室で食べました。あまり美味しくなかったですが。
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お待ちかねの機内食。
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到着前にはサンドイッチも出てきました。
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行きと同じルートで、ドバイに戻ってきました。
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ドバイでの乗り換えは時間が短く、ゲートに到着すると搭乗口への入場が始まっていました。
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時間の感覚が失われていますが、第一回目の食事を見ると朝食のようです。それよりも寝酒のビールを美味しく飲みました。帰国の飛行機に乗ってビールを飲むと、旅行中の緊張感から解放されます。
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二回目の食事。昼食なのかな。気分的には朝食ですが。スズキの甘酢あんかけ。久しぶりの醤油味で美味しく食べました。
エミレーツ航空の成田・ドバイ間の便では、ハイネケン(オランダ)、ステラ アルトワ(ベルギー)、アサヒ・ドライの三種のビールを積んでいるようです。日本人とみると、サービスのためか日本のビールをくれることが多いですが、できたらその航空会社の国のビール、それがないなら海外のビールを飲みたいものです。もっとも、そのこだわりのため、大韓航空に乗った時には、まずい韓国ビールを飲むことになってしまいます。
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帰りは、インドを横断するルートをとりました。
成田には定刻に到着し、列車を乗り継いでその日のうちに家に戻ることができました。
モロッコへは、ドバイといった中東経由とパリ経由の二つがあります。中東経由は時間がかかるため、パリ経由のツアーを探していましたが、内容の関係で適当なものがなく、諦めて中東経由のツアーに参加することにしました。また、バス1人2席確約という点もツアー選択の大きな要因になりました。モロッコ旅行ではバスでの移動時間が長いため、隣の席が空いているのとそうでないのでは、疲れ方が大きく違ってきます。また、参加人数も22名限定で比較的少なくなって、無駄な時間が少なくてすみます。なお、今回のツアー参加者は、21名でした。
ということで、選んだツアーは以下のものでした。
「憧れのモロッコ 7つの世界遺産感動物語 10日間」(クラブツーリズム)
2019年
第一日目 1月13日(日)
成田発 22:00(EK-0319)
第二日目 1月14日(月)
ドバイ着 5:00
ドバイ発 7:25(EK-0751)カサブランカ着 13:15
ラバト市内観光(ムハンマド5世廟、ハッサンの塔、ウダイヤのカスバ)
(シャウエン アトラス・シャウエン泊)
第三日目 1月15日(火)
ティトアン旧市街観光、シャウエン旧市街観光、
(フェズ ホテル・エルミンズサラー・フェズ泊)
第四日目 1月16日(水)
ヴォルビリス古代ローマ遺跡見学、メクネス市内観光(エル・マンスール門、ムーレイ・イスマイル廟)、フェズ市内観光(ブーナニア神学校、ムーレイイドリス廟、ブージュルド門、カラウィン・モスク、なめし皮職人街)
(フェズ ホテル・エルミンズサラー・フェズ泊)
第五日目 1月17日(木)
イルフラン観光、
(エルフード エルアチ・エルフード)
第六日目 1月18日(金)
メルズーカ・サハラ砂漠の朝日鑑賞、地下水道跡、トドラ渓谷、ティネリールのオアシス
(ワルザザード ル。フィント泊)
第七日目 1月19日(土)
タウリルトカスパ、アイト・ベン・ハッドゥ、マラケシュ(夕刻のジャマ・エル・フナ広場)、
(マラケシュ ザラーカスパ・ホテル泊)
第八日目 1月20日(日)
マラケシュ市内観光(マジョーレ庭園、クトゥビアの塔、メディナ、バヒア宮殿、ジャマ・エル・フナ広場、馬車の乗車体験)
(マラケシュ ザラーカスパ・ホテル泊)
第九日目 1月21日(月)
カサブランカ観光(ハッサン2世モスク)
カサブランカ発 15:05(EK0752)
第十日目 1月22日(火)
ドバイ着 1:30
ドバイ発 2:55(EK0318)成田着 17:20
成田深夜発のため、昼に家を出ました。
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ゲートに到着している飛行機を見ると2階建てであることに気がつきました。
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機内に入ると、前方と後方に2階へ上がる階段がありました。2階はファースト及びビジネスクラスのため、エコノミー客は立ち入り禁止になっていました。
この飛行機は、世界初の総2階建てで世界最大の超大型旅客機になるエアバスA380です。エミレーツ航空にはこれまで二回乗っていましたが、エアバスA380は初めての搭乗になりました。エミレーツ航空は、エアバスA380を最も多く所有しているようです。しかし現在では、燃費の良い双発中型機が主流となっており、他の航空会社への販売が進まないことから、2021年以降は生産中止になることが決まっています。
席は3+4+3の配置で、シートは他の飛行機より余裕があるように感じました。座席数が多いにもかかわらず、日本のツアーグループが幾つも乗っており、満席でした。
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エミレーツ航空で配られたアメニティ・セット。緑のものもありましたが、往復で同じ色の物が配られました。
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最初の機内食。深夜ですが、夕食相当。メインは、チキンのタジン(チキンとアプリコットの蒸し煮)。もう一つは、牛肉の焼きそばだったようです。
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映画は充実しており、日本語吹き替え版も数多くありました。マーベル作品やディズニー/ピクサーも多く、「アントマン&ワスプ」や「インクレディブル・ファミリー」、「ジュラシック・ワールド/炎の王国」などを見て時間をつぶしました。ただ、飛行機の中で見た映画は、まったく頭に残らないため、日本に戻ったところで改めてレンタル・ビデオで見直すことになりました。
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往路は、中国の西域からイランへと飛行しました。なお、復路はコースが違いました。
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ドバイでの乗り換えは、ターミナル移動や手荷物検査で時間がかかり、店をのぞく時間はあまりありませんでした。帰りはもっと余裕がないので、どうしてもドバイで買い物をしたい場合には往路で先に買ってしまう必要があります。
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空港内の案内標識ですが、イスラム教国ならではのものがあります。左から二番目は礼拝室、一番右は、赤新月社(せきしんげっしゃ)のマークで赤十字に相当し、医務室を表しています。イスラム教国では、キリスト教のシンボルの十字を嫌って、違うマークが使われます。
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今回気が付いたのですが、男性用トイレ付属の小部屋にあったもので、礼拝時に足を洗うためのもののようです。時間の関係か誰も利用していなかったので、写真を撮らせてもらいました。女性用トイレにもあるのかは判りません。
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成田からドバイまでは12時間かかりましたが、さらにドバイからカサブランカまでは8時間50分かかります。忍耐が必要です。
カサブランカへの便もエアバスA380でした。
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朝食。
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昼食。チキンの煮物でした。
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地中海沿いに西に向かってカサブランカに到着。
モロッコは遠かったです。
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着陸後は、駐機場からバス移動になりました。地上から間近に見上げるエアバスA380は巨大です。エアバスA380は、巨大で重量も大きいためボーディングブリッジの改修が必要になり、ほとんどの空港で接続できるボーディングブリッジは限られているようです。
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カサブランカのムハンマド5世空港に到着したのは、昼過ぎになっていました。入国審査にもそれほどかからず、ターンテーブルエリアで両替を行いました。
バスに乗って、カサブランカの観光は後回しにしてラバトの観光に向かいました。
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帰路も問題なく終わったので、合わせて載せておきます。
ムハンマド5世空港の出発ゲート。店は並んでいますが、それほど面白いものはありませんでした。
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まずはドバイへ。
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ツアーにこの日の昼食が含まれておらず、機内食が出てくるのは夕方になってしまいます。マラケシュからカサブランカに向かう途中の高速の売店でサンドイッチを買ってきて、待合室で食べました。あまり美味しくなかったですが。
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お待ちかねの機内食。
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到着前にはサンドイッチも出てきました。
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行きと同じルートで、ドバイに戻ってきました。
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ドバイでの乗り換えは時間が短く、ゲートに到着すると搭乗口への入場が始まっていました。
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時間の感覚が失われていますが、第一回目の食事を見ると朝食のようです。それよりも寝酒のビールを美味しく飲みました。帰国の飛行機に乗ってビールを飲むと、旅行中の緊張感から解放されます。
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二回目の食事。昼食なのかな。気分的には朝食ですが。スズキの甘酢あんかけ。久しぶりの醤油味で美味しく食べました。
エミレーツ航空の成田・ドバイ間の便では、ハイネケン(オランダ)、ステラ アルトワ(ベルギー)、アサヒ・ドライの三種のビールを積んでいるようです。日本人とみると、サービスのためか日本のビールをくれることが多いですが、できたらその航空会社の国のビール、それがないなら海外のビールを飲みたいものです。もっとも、そのこだわりのため、大韓航空に乗った時には、まずい韓国ビールを飲むことになってしまいます。
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帰りは、インドを横断するルートをとりました。
成田には定刻に到着し、列車を乗り継いでその日のうちに家に戻ることができました。