ヘミス僧院の見学を終えて、インダス川に向かって丘を下っていきました。
インダス川沿いにでて、来た道を戻りました。
イナダス川の河畔に見えてきたのはスタクナ僧院。昨日もバンゴン・ツォから戻ってきた時に夕闇迫る中で見ました。
岩山の上に建てられ、小さいながら印象的な姿をした僧院です。
ティクセ僧院に到着。白壁と青空が強烈なコントラッストを作っています。
「ティクセ」とは素晴らしいという意味で、15世紀に造られたゲルク派の僧院です。岩山を埋め尽くす僧院の姿は、ミニ・ポタラ宮とも呼ばれるといいます。その由来の伝説については後程。
麓には広い駐車場が設けられていたので、ここから登るのかと思ったのですが、車はそのまま通過して右手の道路を上がっていきました。僧院の見学後、この駐車場脇のレストランで昼食をとり、自由時間に麓からの風景を改めて楽しむことになりました。
駐車場に到着。最上部までは、もう少し登る必要があります。
入口のゲートの天井には曼荼羅が描かれていました。
ティクセ僧院は、ラダック地方で最大級の僧院で、運営もしっかりしており、土地の貸し出し、土産物屋、レストランの経営も行っています。正面の建物は薬局で、伝統的な薬を売っています。得られた資金は、僧の衣食住はもちろん、修行のための海外留学や小坊主の学費に使われているといいます。一方、そのため、規律は厳しいといいます。
階段上りに息が切れます。ラダック到着直後だったら、かなり厳しかったと思います。
ラダック観光は、標高も高く階段上りも多いので、興味のある人は、あまり年をとらないうちに訪れた方が良いですね。
頂上に建つ建物も見えてきました。
マニ車を回しながら最後の坂を上りました。
中庭の入り口には、獅子の置物が置かれていました。
まずは、弥勒菩薩の像が納められたお堂を見学しました。
内部には高さ15mの巨大な弥勒菩薩像が納められていました。お堂は二階建てで、上半身が見えていますが、下半身は一階部分に隠されています。
下をのぞくと座像であることが判ります。
弥勒菩薩は、金剛界五仏の宝冠を被っています。
五仏は体の色で、その名前が推測できます。それによれば、左から赤の阿弥陀如来、白の大日如来、青の阿閦如来。
左から、黄の宝生如来、緑の不空成就如来となります。
日本で知られる広隆寺や中宮寺の弥勒菩薩とは違った豪華で煌びやかさですが、美しい像です。
像の背後の壁は壁画で埋め尽くされていました。
これは、釈迦誕生の場面で、左は生まれたばかりの釈迦が唯我独尊と言う場面で、右は摩耶夫人でしょうね。
続いてドルマ・ラカン(ターラの家)を見学しました。ドルマはターラ菩薩、ラカンとは家を意味します。多くの像が納められていました。、
ターラ(多羅菩薩)はチベットで非常に信仰されている菩薩です。観音菩薩が「自分がいくら修行しても、衆生は苦しみから逃れられない」と悲しんで流した二粒の涙の、右目の涙からは白ターラーが、左目の涙からは緑ターラーが生まれました。
白ターラ。
阿弥陀如来。他の仏の像も置かれていました。
続いてドゥカン(勤行堂)へ。
インダス川沿いにでて、来た道を戻りました。
イナダス川の河畔に見えてきたのはスタクナ僧院。昨日もバンゴン・ツォから戻ってきた時に夕闇迫る中で見ました。
岩山の上に建てられ、小さいながら印象的な姿をした僧院です。
ティクセ僧院に到着。白壁と青空が強烈なコントラッストを作っています。
「ティクセ」とは素晴らしいという意味で、15世紀に造られたゲルク派の僧院です。岩山を埋め尽くす僧院の姿は、ミニ・ポタラ宮とも呼ばれるといいます。その由来の伝説については後程。
麓には広い駐車場が設けられていたので、ここから登るのかと思ったのですが、車はそのまま通過して右手の道路を上がっていきました。僧院の見学後、この駐車場脇のレストランで昼食をとり、自由時間に麓からの風景を改めて楽しむことになりました。
駐車場に到着。最上部までは、もう少し登る必要があります。
入口のゲートの天井には曼荼羅が描かれていました。
ティクセ僧院は、ラダック地方で最大級の僧院で、運営もしっかりしており、土地の貸し出し、土産物屋、レストランの経営も行っています。正面の建物は薬局で、伝統的な薬を売っています。得られた資金は、僧の衣食住はもちろん、修行のための海外留学や小坊主の学費に使われているといいます。一方、そのため、規律は厳しいといいます。
階段上りに息が切れます。ラダック到着直後だったら、かなり厳しかったと思います。
ラダック観光は、標高も高く階段上りも多いので、興味のある人は、あまり年をとらないうちに訪れた方が良いですね。
頂上に建つ建物も見えてきました。
マニ車を回しながら最後の坂を上りました。
中庭の入り口には、獅子の置物が置かれていました。
まずは、弥勒菩薩の像が納められたお堂を見学しました。
内部には高さ15mの巨大な弥勒菩薩像が納められていました。お堂は二階建てで、上半身が見えていますが、下半身は一階部分に隠されています。
下をのぞくと座像であることが判ります。
弥勒菩薩は、金剛界五仏の宝冠を被っています。
五仏は体の色で、その名前が推測できます。それによれば、左から赤の阿弥陀如来、白の大日如来、青の阿閦如来。
左から、黄の宝生如来、緑の不空成就如来となります。
日本で知られる広隆寺や中宮寺の弥勒菩薩とは違った豪華で煌びやかさですが、美しい像です。
像の背後の壁は壁画で埋め尽くされていました。
これは、釈迦誕生の場面で、左は生まれたばかりの釈迦が唯我独尊と言う場面で、右は摩耶夫人でしょうね。
続いてドルマ・ラカン(ターラの家)を見学しました。ドルマはターラ菩薩、ラカンとは家を意味します。多くの像が納められていました。、
ターラ(多羅菩薩)はチベットで非常に信仰されている菩薩です。観音菩薩が「自分がいくら修行しても、衆生は苦しみから逃れられない」と悲しんで流した二粒の涙の、右目の涙からは白ターラーが、左目の涙からは緑ターラーが生まれました。
白ターラ。
阿弥陀如来。他の仏の像も置かれていました。
続いてドゥカン(勤行堂)へ。