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さすらいの風景 ルクソール神殿 その2

ラメセス2世の中庭に続く大列柱廊。逆光で見にくくなっています。

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その先のアメンヘテプ3世の中庭から振り返った大列柱廊。

アメンヘテプ3世が建てたもので、高さ17mの開花式パピルス柱が、2列、14本、整然と並んでいます。

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アメンヘテプ3世広場の脇の列柱廊。

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こちらは、閉花式パピルス柱です。

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アメンヘテプ3世広場の奥には、列柱室があります。

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列柱室の先には小さな中庭があり、ここではコプト派キリスト教の礼拝堂跡が見られます。

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コプト派キリスト教の壁画も残されています。

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カルナック神殿とルクソール神殿は、プトレマイオス時代にもエジプト宗教の総本山として使われてきましたが、ビザンチン時代の4世紀には、キリスト教以外は信仰してはいけないという神殿閉鎖令が出ました。神殿を閉鎖したり、その神殿を修道院や教会にして、そこを拠点としてキリスト教を広めようとし、神殿のレリーフの上に漆喰を塗って、そこに聖家族やキリストの弟子たちのフレスコ絵をかきました。

壁の一部には、聖人像がはっきりと残されています。

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至聖堂の中に入っていきます。

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壁一面に壁画が施されています。

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神像を聖船に乗せて神官達が担ぐオペトの祭りの風景も描かれています。

ルクソール神殿では、年に一度のナイル川の増水期に。カルナック神殿の主神のアメンが妻であるムトゥ女神と過ごすためオペトの祭りが行われました。オベトの祭りでは、聖なる船にアメンの神像を乗せ、豊穣の神オベトのもとを訪れ、10日間の賑やかな祭りが行われました。

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至聖堂の脇は、アレクサンドロス大王の間があります。ルクソールまでやってきたアレクサンドロス大王は、地震で壊れた至聖堂を修理し、アメンヘテプ3世の名前と自身の名前を刻ませました。

アレクサンドロス大王は、「古代エジプトのナポレオン」と称されるアメンヘテプ3世を尊敬して、讃えた碑文も残されています。

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アメン神でしょうか。

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男性生殖器に目が行ってしまいますが、豊穣の神ミンの姿をしたアメン神。

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オペトの祭りの捧げもの。

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子豚の丸焼きでしょうか。

これらのレリーフは、通常の沈み彫りではなく浮彫りになっています。

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速足での見学を終えて来た道をもどりました。

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バスに持って、車窓から見たルクソール神殿。

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ガーマ・アブー・イル・ハッガーグと呼ばれるイスラム教のモスクとルクソール神殿。

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ルクソールの西岸及び東岸観光を終えて、船には14:20に戻ることができ、出航予定時間に間に合いました。

これ以降は、通常の観光スケジュールに戻れることになりました。

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