ジャイナ教石窟群を見学した後、バスい乗って、再びカイラーサナータ寺院の前の広場に戻ってきました。ジャイナ教寺院からカイラーサナータ寺院No.16の間には、No.29~No.17のヒンドゥー教寺院窟があるのですが、残念ながら省略になってしまいました。全部の石窟を回るには時間がかかりすぎるので仕方がないですね。
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仏教が衰退していく中、勢いをつけてきたのが、ヒンドゥー教寺院です。僧侶達が住むヴィハーラ窟がないのが、ヒンドゥー窟の特徴になっています。祈りの場として神々を祀るため、彫刻の表現がよりダイナミックになっています。
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カイラーサナータ寺院No.16は、8世紀の中頃から100年をかけて、岩山を削って造られました。奥行き81m、幅47m、高さ33mにわたって岩山を削り、塔門や寺院を形造っており、世界でも例をみない石彫り寺院になっています。
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塔門脇の外壁にも彫刻が施されてきました。
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塔門に進むと、「ガジャ・ラクシュミー」と呼ばれる美と幸運の女神ラクシュミーに象が水をかけている彫刻が飾られていました。ラクシュミーは、乳海攪拌の時に生まれ、ヴィシュヌと出会い結婚しました。
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脇に彫られた門神。
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シヴァ神が悪神を倒す場面でしょうね。
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塔門を抜けて中庭に出ると、左には象の彫刻が置かれていました。
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右側には、スタンバと呼ばれる高さ17mの石柱が立っています。
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激しい雨となり、軒下で雨宿りすることになりました。
写真は、前殿で、その背後に本殿があります。
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雨宿りの間に、側面に設けられた寺院の二階に上がりました。見えているのは、前殿。
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前殿の前にあるナンディ―堂。
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左は入場してきた塔門。
二階に上がっただけでも岩山を彫った寺院の迫力が増して見えます。本当は、岩山に上がってカイラーサナータ寺院を見下ろしたかったのですが、雨のために足場が悪くてできませんでした。
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二階部のお堂の中にも像が並んでいました。
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雨もなかなか止まないので、傘をさして見学を続けました。基壇部には、「宇宙を支える象」が彫られています。この寺院はシヴァ神の住まいであると同時に、宇宙であることを示しているとのこと。
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基壇部に彫られているレリーフは、ヒンドゥー教神話、「ラーマーヤナ」、「マハーバラタ」の場面が描かれています。
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戦っているのは、「ラーマーヤナ」のハヌーマンでしょうか。
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中央は、「ラーマーヤナ」の魔神ラーヴァナかな。
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カイラーサ山を揺るがす魔神ラーヴァナ像。

仏教が衰退していく中、勢いをつけてきたのが、ヒンドゥー教寺院です。僧侶達が住むヴィハーラ窟がないのが、ヒンドゥー窟の特徴になっています。祈りの場として神々を祀るため、彫刻の表現がよりダイナミックになっています。

カイラーサナータ寺院No.16は、8世紀の中頃から100年をかけて、岩山を削って造られました。奥行き81m、幅47m、高さ33mにわたって岩山を削り、塔門や寺院を形造っており、世界でも例をみない石彫り寺院になっています。

塔門脇の外壁にも彫刻が施されてきました。

塔門に進むと、「ガジャ・ラクシュミー」と呼ばれる美と幸運の女神ラクシュミーに象が水をかけている彫刻が飾られていました。ラクシュミーは、乳海攪拌の時に生まれ、ヴィシュヌと出会い結婚しました。

脇に彫られた門神。

シヴァ神が悪神を倒す場面でしょうね。

塔門を抜けて中庭に出ると、左には象の彫刻が置かれていました。

右側には、スタンバと呼ばれる高さ17mの石柱が立っています。

激しい雨となり、軒下で雨宿りすることになりました。
写真は、前殿で、その背後に本殿があります。

雨宿りの間に、側面に設けられた寺院の二階に上がりました。見えているのは、前殿。

前殿の前にあるナンディ―堂。

左は入場してきた塔門。
二階に上がっただけでも岩山を彫った寺院の迫力が増して見えます。本当は、岩山に上がってカイラーサナータ寺院を見下ろしたかったのですが、雨のために足場が悪くてできませんでした。

二階部のお堂の中にも像が並んでいました。

雨もなかなか止まないので、傘をさして見学を続けました。基壇部には、「宇宙を支える象」が彫られています。この寺院はシヴァ神の住まいであると同時に、宇宙であることを示しているとのこと。

基壇部に彫られているレリーフは、ヒンドゥー教神話、「ラーマーヤナ」、「マハーバラタ」の場面が描かれています。

戦っているのは、「ラーマーヤナ」のハヌーマンでしょうか。

中央は、「ラーマーヤナ」の魔神ラーヴァナかな。

カイラーサ山を揺るがす魔神ラーヴァナ像。