円柱の家の南隣には、フレスコ画の神殿があります。この神殿は、15世紀前半、マヤパンが崩壊した後にトゥルムが独立性を得た時に建てられました。
内部にマヤの神々が描かれたフレスコ画が残っていることで有名ですが、ロープが張られて内部をのぞき込むことはできません。
このようなフレスコ画が残されているようです。脇に置かれた説明版より。
トゥルム遺跡で多く見られる降臨する神のレリーフが要所に彫られています。かつて施されていた赤いペイントも残されています。
建物の角には、顔が隠されています。
二本の横線の間に目、下部横線の下に結んだ口が描かれています。雨の神チャークか人にトウモロコシなどの農作業を伝えた大空の神イツァムナーと考えられています。
フレスコ画の神殿の向かいにあるチュルトゥンの家。
チュルトゥンというのは地下貯水槽のことで、このチュルトゥンがあることから名前が付けられています。
広場を見下ろす丘に目を移すと、カスティージョに隣り合う降臨する神の神殿が見えています。
カスティージョ一帯は立ち入り禁止になって近づけないのは残念です。ズームアップすると、降臨する神のレリーフが飾られているのが見えます。
丘の上に建つカスティージョ一に向かいます。
カスティージョ一は、石壁で囲まれており、特別な施設であったことがうかがわれます。
カスティージョ一の階段は、階段を登ったところの入口の柱が蛇になっており、ククルカンの神殿とも言われているようですが、近寄れないので確認できません。
カスティージョ一に向かって右側から登っていきます。ロープで立ち入り禁止になっています。
カスティージョ一の裏手は、カリブ海に落ち込む断崖になっています。
カスティージョ一の裏側。
堅固な石積みが施されています。
カスティージョ一の裏側を通り抜けると、風の神殿の眺めが広がります。
この青いカリブ海と神殿の取り合わせは、トゥルム遺跡を代表する眺めになっています。
断崖の途中までは遊歩道が通じており、展望台が設けられています。
ここでもイグアナ登場。メキシコではネコ撮りはできませんでしたが、その代わりにイグアナ撮りになりました。
また、芝地の穴に鼻をつっこんでいる動物がいました。調べると、アライグマ科のハナジロハナグマのように思われます。
南の出口を通ってシャトルの乗り場に向かいました。
駐車場脇の土産物屋には、ルチャリブレのレスラーのマスクが並べられていました。
ルチャリブレは、メキシカンスタイルのプロレスのことをいい、メキシコにおいて非常に高い人気を得ている格闘技です。
日本では、ミル・マスカラスによって知られるようになり、空中殺法やロープワークを使った軽快な動きで知られています。日本のプロレスラーも、メキシコに渡ってルチャリブレの修行を積んだものが多くいます。
昭和生まれの者として、プロレスには大いに熱狂しました。初期に活躍した覆面レスラーとしては、ミスターアトミック、ミスターX、デストロイヤーなどがいました。いずれもヒール(悪役)で、マスクの中にビンの栓を入れた頭突きによって、力道山が血まみれになるという場面で憤慨したものです。その後、力道山の空手チョップによって懲らしめるというのも、お決まりのストーリーでしたが、興奮しました。覆面レスラーは悪役というイメージを覆したのがミル・マスカラスでした。その空中殺法には魅了されましたが、アクロバティックなショーというイメージも涌いてきました。その対極として総合格闘技の芽も生まれたのかなと思います。
迷いましたが、結局マスクは買いませんでした。実際に使うことは無いでしょうしね。
これで、メキシコの遺跡見物は終わりになり、この後は、日本への長いフライトを耐えることになりました。
内部にマヤの神々が描かれたフレスコ画が残っていることで有名ですが、ロープが張られて内部をのぞき込むことはできません。
このようなフレスコ画が残されているようです。脇に置かれた説明版より。
トゥルム遺跡で多く見られる降臨する神のレリーフが要所に彫られています。かつて施されていた赤いペイントも残されています。
建物の角には、顔が隠されています。
二本の横線の間に目、下部横線の下に結んだ口が描かれています。雨の神チャークか人にトウモロコシなどの農作業を伝えた大空の神イツァムナーと考えられています。
フレスコ画の神殿の向かいにあるチュルトゥンの家。
チュルトゥンというのは地下貯水槽のことで、このチュルトゥンがあることから名前が付けられています。
広場を見下ろす丘に目を移すと、カスティージョに隣り合う降臨する神の神殿が見えています。
カスティージョ一帯は立ち入り禁止になって近づけないのは残念です。ズームアップすると、降臨する神のレリーフが飾られているのが見えます。
丘の上に建つカスティージョ一に向かいます。
カスティージョ一は、石壁で囲まれており、特別な施設であったことがうかがわれます。
カスティージョ一の階段は、階段を登ったところの入口の柱が蛇になっており、ククルカンの神殿とも言われているようですが、近寄れないので確認できません。
カスティージョ一に向かって右側から登っていきます。ロープで立ち入り禁止になっています。
カスティージョ一の裏手は、カリブ海に落ち込む断崖になっています。
カスティージョ一の裏側。
堅固な石積みが施されています。
カスティージョ一の裏側を通り抜けると、風の神殿の眺めが広がります。
この青いカリブ海と神殿の取り合わせは、トゥルム遺跡を代表する眺めになっています。
断崖の途中までは遊歩道が通じており、展望台が設けられています。
ここでもイグアナ登場。メキシコではネコ撮りはできませんでしたが、その代わりにイグアナ撮りになりました。
また、芝地の穴に鼻をつっこんでいる動物がいました。調べると、アライグマ科のハナジロハナグマのように思われます。
南の出口を通ってシャトルの乗り場に向かいました。
駐車場脇の土産物屋には、ルチャリブレのレスラーのマスクが並べられていました。
ルチャリブレは、メキシカンスタイルのプロレスのことをいい、メキシコにおいて非常に高い人気を得ている格闘技です。
日本では、ミル・マスカラスによって知られるようになり、空中殺法やロープワークを使った軽快な動きで知られています。日本のプロレスラーも、メキシコに渡ってルチャリブレの修行を積んだものが多くいます。
昭和生まれの者として、プロレスには大いに熱狂しました。初期に活躍した覆面レスラーとしては、ミスターアトミック、ミスターX、デストロイヤーなどがいました。いずれもヒール(悪役)で、マスクの中にビンの栓を入れた頭突きによって、力道山が血まみれになるという場面で憤慨したものです。その後、力道山の空手チョップによって懲らしめるというのも、お決まりのストーリーでしたが、興奮しました。覆面レスラーは悪役というイメージを覆したのがミル・マスカラスでした。その空中殺法には魅了されましたが、アクロバティックなショーというイメージも涌いてきました。その対極として総合格闘技の芽も生まれたのかなと思います。
迷いましたが、結局マスクは買いませんでした。実際に使うことは無いでしょうしね。
これで、メキシコの遺跡見物は終わりになり、この後は、日本への長いフライトを耐えることになりました。