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Channel: さすらい人の独り言
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さすらいの風景 成田からポーランド

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ポーランドへはヨーロッパ内で乗り換えが必要で時間がかかるため、後回しになっていましたが、2016年1月にワルシャワへの直行便が運航開始になって、出かける機会をうかがっていました。9月の海外旅行は、連休がからんで旅行代金が高めになってしまいますが、この連休を外して代金も安めのポーランド旅行があったので参加することにしました。ポーランド旅行は、8日間のツアーが多いですが、このツアーは10日間の日程で、余裕のある観光を楽しむことができました。

参加したツアーは次のような日程のものです。

【LOTポーランド航空復路直行便使用ポーランド大周遊10日間】(阪急交通社)
2016年
1日目 9月8日(木)
 成田発 10:15(LO-0080)
 ワルシャワ着 14:25
 ワルシャワ発 16:40(LO-0815)グダンスク着 17:35
(グダンスク メルキュール・ポセイドン 泊)

2日目 9月9日(金)
 グダンスク市内観光
 マルボルク城観光
(トルン メルキュール・トルン・セントラム 泊)

3日目 9月10日(土)
 トルン市内観光
 ボズナン市内観光
(ブロツバフ パークディアメント 泊)

4日目 9月11日(日)
 ボレスワビエツ市内観光
 ヴロツバフ市内観光
(ブロツバフ パークディアメント 泊)

5日目 9月12日(月)
 シヴィドニツァの平和教会
 カルヴァリア・ゼブジトフスカの教会
(クラクフ ベストウェスタンプレミエール 泊)

6日目 9月13日(火)
 クラクフ市内観光
 クラクフ自由行動
(クラクフ ベストウェスタンプレミエール 泊)

7日目 9月14日(水)
 オシフィエンチム(アウシュビッツ強制収容所、ビルケナウ強制収容所)
 ヴィエリチカ岩塩抗
(クラクフ ベストウェスタンプレミエール 泊)

8日目 9月15日(木)
 ワルシャワ市内観光
(ワルシャワ マリオット 泊)

9日目 9月16日(金)
 ジャラゾヴァ・ヴォラ観光(ショパンの生家)
 ワルシャワ発 15:20(LO-0079)

10日目 9月17日(土)
 成田着 8:45

いつものように、京成成田駅前のアパホテルで前夜泊しました。

ポーランド到着後に両替の時間がとれるのか判らなかったので、成田空港の銀行で、ポーランド通貨のズウォティを交換しました。

今回の旅行で失敗したことは、枕チップやトイレ代にユーロが使えるのに、ユーロのコインを持っていかなかったことです。ユーロの札や1ドル札は持っていったのですがね。



当然ですが、LOTポーランド航空には初めて乗ります。



機材はボーイング787で、座席は3+3+3の配列でした。通路側席を確保することができ、長旅でも気楽に過ごすことができました。



定刻に出発し、しばらくしたところで、ドリンクサービス。このジヴィエツ・ビールは、ポーランドを代表するビールです。



出発して3時間後に、1回目の機内食。日本時間で1時なのでお腹もすいてきて、美味しく食べました。



日本からポーランドへは、一般的なヨーロッパ便と同じにシベリアを横断していきました。

食事が終わると、室内灯が消されてお休みタイムになりました。飛行機の映画のメニューをのぞいてみましたが、日本語吹き替えあるいは字幕のものは少なく、いつものようにiPODの音楽を聴いて過ごしました。今回は、ショパンの生まれ故郷のポーランド訪問ということで、ショパンのピアノ曲を聴き続けました。

飛行中、ギャレーでカップ麺とお菓子を自由に食べることができるようになっていました。カップ麺は製品名を知らない日本製のものでしたが、ポーランド製のチョコレート菓子Prince Poloに加えて、なぜか亀田製菓のハッピーターンが置いてありました。



到着1時間ほど前に二回目の機内食。ペンネで、軽めの内容でした。

ツアーでは、この日の夕食が含まれていないので、この内容だと物足りないことになってしまいます。あらかじめ成田空港のコンビニでオニギリと調理パンを買い込んでおきました。



ヨーロッパ圏内に入ったところで、通路沿いの窓から見ると、雲が広がっていました。



定刻にワルシャワ・ショパン空港に到着。きれいな空港でした。ポーランドへの入国を済ませた後は、通常だとそのままワルシャワ市内に出ることになりますが、今回のツアーでは、グダンスクへと飛行機を乗り換える必要があります。

まずは、シェンゲン協定国のヨーロッパ各地への国際線のフロアに出ました。



ショパンの国ならではのことですが、ピアノが置いてあり、自由に弾くことができるようになっていました。ショパンのノクターンを弾いていました。



空港の売店は、酒の売り場が特に充実していました。



国内線のゲートへは、荷物検査を再度受ける必要がありましたが、ここの検査は時間がかかりました。時間に余裕があったので問題は無かったのですが、売店をのぞいていて出発時間が迫っていたら焦ることになるところでした。入国審査や荷物検査のスタッフを見るとやる気の無い仕事ぶりで、共産主義国の名残りをまだ引きずっているようです。



ワルシャワからグダンスクへは、プロペラ機でした。



機内は満席でした。



小さな飛行機なので、通路側の席からでも外を眺めることができました。



1時間のフライトなので、Prince Poloとグミような菓子が配られただけでした。



夕方のまだ明るい時間に、グダンスク・レフ・ワルサ空港に無事到着。新しくきれいな空港でした。



空港からグダンスク市内へは8mほどのそう遠くない距離です。



市内に入ると、ドイツ風という印象の建物が現れました。この日のホテルは、残念なことにグダンスク中心地から北に離れた郊外にありました。



帰国も問題なく終わりましたので帰路の分まで載せておきます。



ワルシャワ・ショパン空港の売店は、品物はあまり多くはありませんでした。買うのならポーランド特産のウォッカくらいのものでしょうか。



天井には、「ショパンと彼のヨーロッパ国際音楽祭 Chopin i jego Europa 」の垂れ幕が飾られていました。これは8月末に行われ、ショパンの音楽作品を中心にし、さらに彼に影響を与え、またショパンから影響を受けたヨーロッパの作曲家の作品が演奏されます。

有名なショパン国際ピアノコンクールは、5年おきに行われ、ショパンの命日の10月17日の前後3週間の期間に開催されます。2015年に行われたところなので、次回は2020年ということになりますね。



帰国が直行便なのは助かります。



まずは、ドリンクサービス。ポーランドの思い出に乾杯。



第一回目の機内食。鮭は美味しかったですが、ビールのつまみに沢庵が美味しく感じました。

夜行便なので、この後は睡眠。あまり眠れなかったですが。



帰路も往路とほとんど変わらない飛行ルートでした。



到着1時間前頃に二回目の機内食。焼きうどんといったところでしょうか。

やはりワルシャワへの直行便は便利で、今後ポーランド観光も盛んになると思います。

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