昼食を終えた後、村の上にあるハフパプト修道院に向かいました。
ハフパプト修道院は、世界遺産にも指定されているのですが、地球の歩き方には「ビザンチンの影響を受けたユニークな建築様式が見られる」としか書かれていません。
修道院入口の駐車場に到着しました。
ハフパプト修道院は、10世紀にバグラト朝のアショット3世の二人の息子のために造られた寺院で、13世紀に前室などが増築されました。
アルメニア教会は、アルメニア使徒教会あるいはアルメニア正教ともいわれます。アルメニア王国は、301年に世界に先駆けてキリスト教を初めて公認し、キリスト教を国教と定めましたが、これはローマ帝国においてキリスト教が公認された313年のミラノ勅令よりもさらに10年以上前の出来事になります。
主聖堂(聖ニシャン聖堂)に入りました。
門から入ったところは前室で、洗礼を受けていない人はここまでしか入れません。奥に主聖堂が見えています。
アルメニアの教会は、ジョージアの教会と外観は似ていますが、内部の構造や装飾は東方正教会に属するジョージアのものとは異なっています。一番の違いは教義ですが、「単性論」などといわれても理解できないので、省略。
石の壁は厚く、窓も小さいため、うす暗い堂内に目が慣れるのに少し時間がかかりました。教会は黒っぽい玄武岩でできており、重厚感が漂っています。
玄関廊のドームの上には明かりとりのためか穴が開いていました。
。
床には、雨水を受けるための穴も設けられていました。また、前室の床は修道僧たちの墓石で敷き詰められています
主聖堂。ジョージアの教会で見られたイコノスタシスはありません。
祭壇は簡素なものになっています。
主聖堂の天井。
ドームにはキリストを描いたフレスコ画が見られますが、損傷が進んでいます。
洗礼盤。
洗礼者ヨハネによるキリストの洗礼図。
一旦外に出ました。
聖母寺院。
聖母寺院入口上部のレリーフ。十字の先が分かれた独特の形の十字が彫られています。
聖母寺院の祭壇。
Hamazasp修道院。
食堂。
500人の修道僧がいたようで、かなりの広さです。
天井から光を取り入れていますが、室内は暗く、食堂としては快適とは思えません。
祭壇でしょうか。
聖ニシャン教会の前室脇には、ハチュカルが置いてありました。
ハチュカルは、十字架石と訳されます。アルメニア正教会独特のもので、主に墓石として用いられる他に、重要な出来事を記念するときにも使用されました。
アルメニアでも一番有名なハチュルカです。上部は天上界で、十字架の架けられたキリストの両脇に天使がいます。
壁に十字が彫られていました。
何やら文字が彫られた石柱。
独特の形の十字が見られます。
ハチュルカが壁際に並べられていました。
外から振り返ったところ。
図書館。
床には多くの穴が開いていますが、これはモンゴルなどが侵略してきた際に本を隠すためのものです。
鐘楼。
聖堂を脇から見たところ。建物が複雑に組み合わさっています。
聖堂周囲の草地には、花も咲いていました。
見学を終えて駐車場に戻ると、土産物屋が集まってきていました。
ハフパプト修道院は、世界遺産にも指定されているのですが、地球の歩き方には「ビザンチンの影響を受けたユニークな建築様式が見られる」としか書かれていません。
修道院入口の駐車場に到着しました。
ハフパプト修道院は、10世紀にバグラト朝のアショット3世の二人の息子のために造られた寺院で、13世紀に前室などが増築されました。
アルメニア教会は、アルメニア使徒教会あるいはアルメニア正教ともいわれます。アルメニア王国は、301年に世界に先駆けてキリスト教を初めて公認し、キリスト教を国教と定めましたが、これはローマ帝国においてキリスト教が公認された313年のミラノ勅令よりもさらに10年以上前の出来事になります。
主聖堂(聖ニシャン聖堂)に入りました。
門から入ったところは前室で、洗礼を受けていない人はここまでしか入れません。奥に主聖堂が見えています。
アルメニアの教会は、ジョージアの教会と外観は似ていますが、内部の構造や装飾は東方正教会に属するジョージアのものとは異なっています。一番の違いは教義ですが、「単性論」などといわれても理解できないので、省略。
石の壁は厚く、窓も小さいため、うす暗い堂内に目が慣れるのに少し時間がかかりました。教会は黒っぽい玄武岩でできており、重厚感が漂っています。
玄関廊のドームの上には明かりとりのためか穴が開いていました。
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床には、雨水を受けるための穴も設けられていました。また、前室の床は修道僧たちの墓石で敷き詰められています
主聖堂。ジョージアの教会で見られたイコノスタシスはありません。
祭壇は簡素なものになっています。
主聖堂の天井。
ドームにはキリストを描いたフレスコ画が見られますが、損傷が進んでいます。
洗礼盤。
洗礼者ヨハネによるキリストの洗礼図。
一旦外に出ました。
聖母寺院。
聖母寺院入口上部のレリーフ。十字の先が分かれた独特の形の十字が彫られています。
聖母寺院の祭壇。
Hamazasp修道院。
食堂。
500人の修道僧がいたようで、かなりの広さです。
天井から光を取り入れていますが、室内は暗く、食堂としては快適とは思えません。
祭壇でしょうか。
聖ニシャン教会の前室脇には、ハチュカルが置いてありました。
ハチュカルは、十字架石と訳されます。アルメニア正教会独特のもので、主に墓石として用いられる他に、重要な出来事を記念するときにも使用されました。
アルメニアでも一番有名なハチュルカです。上部は天上界で、十字架の架けられたキリストの両脇に天使がいます。
壁に十字が彫られていました。
何やら文字が彫られた石柱。
独特の形の十字が見られます。
ハチュルカが壁際に並べられていました。
外から振り返ったところ。
図書館。
床には多くの穴が開いていますが、これはモンゴルなどが侵略してきた際に本を隠すためのものです。
鐘楼。
聖堂を脇から見たところ。建物が複雑に組み合わさっています。
聖堂周囲の草地には、花も咲いていました。
見学を終えて駐車場に戻ると、土産物屋が集まってきていました。