ジョージアの首都トビリシへ移動するため、ヘイダル・アリエフ空港に再びやってきました。
到着時にはあわただしく空港を出てしまっため、改めて空港の見学です。小ぶりながら、近代的な造りになっています。
成田や羽田といった日本の空港の建物は、箱型のあたりまえの形で面白みに欠けますね。
出国手続き後の、出発フロアーの売店。こぶりで、海外からの観光客は少ないようです。
空港に並んでいたアゼルバイジャン航空の飛行機。
乗るのは、こちらのカタール航空。
これから乗り込むカタール航空。
バクーからトビリシへは、1時間15分の短時間のフライトで、暗くなっているかと思って、チェックインの際に席のリクエストはしなかったのですが、運の良いことに進行方向右側の窓際の席になっていました。
飛び立つと、カスピ海に面して広がるバクーの街の眺めが広がりました。
中央にフレーム・タワーが見えています。
バクーからトビリシへは、コーカサス山脈に沿って飛行していきます。
コーカサス山脈は、黒海からカスピ海まで東西に走る山脈で、アジアとヨーロッパの境界になっています。
時間も遅いので、眺めは無理かと思っていたのですが、残照が続いていました。
1時間ほどのフライトですが、軽食が出ました。といっても、パンとカップケーキ。トビリシ到着後に夕食を食べるので、ここで充分食べておく必要もないのですが、この内容ならチョコレートかなにかのお菓子で良かったですね。
窓の外を見ていると、雪山が広がるようになってきて目を離せなくなってきました。
かなりの高峰のようです。
この山かどうかは判りませんが、コーカサス山脈の東部にある、アゼルバイジャンの最高峰のバザルデュジ山の標高は4466mあります。また、登山家のピークハントの目標の一つとして知られている世界七大陸最高峰のうち、ヨーロッパ大陸・エルブルス山(5642m)は、コーカサス山脈西部のロシア領内にあります。
さらに、ギリシア神話では、コーカサスは世界を支える柱のうちの一つとされています。天界の火を盗んで人類に与えたプロメーテウスに対して、ゼウスが鎖で繋いで罰を与えた場所とされる神話の舞台でもあります。
、
幾重もの山並みが広がっています。
3000m越えの峰は数えきれないようです。
コーカサス山脈の風景につては、グルジア軍用道路を訪れる際に見学することになります。
トリビシが近づくと、山間部を縫う川沿いに集落が広がっているのが見えました。川の合流点の街は、翌日訪れるムツヘタのようです。
トビリシ到着直前には、大きな湖が現れました。Google Mapによれば、トビリシ海とのこと。頼みのガイドブックの地球の歩き方も、コーカサス三国の記述は少ないので、後で記録をまとめるのに、Google Mapが役にたっています。
ムトゥクワリ川(クラ川)沿いに広がるトビリシ市街地が見えてきました。
グルジアでは、ビザが不必要で、パスポートチェックだけで簡単に入国できました。このトビリシ国際空港は、帰国の際にも利用することになります。
バスに乗る頃には、ようやく夕闇が迫ってきました。
夕食後にホテルに向かうと、ムタツミンダ山に立つライトアップされたテレビ塔が見えてきました。ホテルは、その山の下にあるはずです。
ジョージア入国に際して、国名について触れておくことにしましょう。
日本語名は1950年代初頭まで主に「ジョルジア」と呼ばれていましたが、1956年の日ソ共同宣言に前後してロシア語名に基づく「グルジア」と呼ばれるようになりました。2009年3月、グルジア政府は、日本語における同国の国名表記をロシア語表記から英語表記に基づく「ジョージア」への変更を要請し、2014年10月24日に日本はこの要請を受け入れることになりました。この背景には、2008年に起きた南オセチアとアブハジアの帰属を巡るグルジア紛争による反露感情の高まりがあるといいます。
この呼称変更によって、「ジョージア」という地名からは、米国ジョージア州と旧グルジア国の二つが連想されるといった事態になりました。
また、日本で「ジョージア」というと、自販機でお馴染みの缶コーヒーのブランド名が一番に思い浮かばれるかもしれません。缶コーヒーの「ジョージア」は、日本コカ・コーラ株式会社所有のブランド名で、これはコカ・コーラ発祥の地である米国ジョージア州にちなんでつけられたものです。
旅行者の感想としては、グルジアの方が異国情緒があって好きです。
到着時にはあわただしく空港を出てしまっため、改めて空港の見学です。小ぶりながら、近代的な造りになっています。
成田や羽田といった日本の空港の建物は、箱型のあたりまえの形で面白みに欠けますね。
出国手続き後の、出発フロアーの売店。こぶりで、海外からの観光客は少ないようです。
空港に並んでいたアゼルバイジャン航空の飛行機。
乗るのは、こちらのカタール航空。
これから乗り込むカタール航空。
バクーからトビリシへは、1時間15分の短時間のフライトで、暗くなっているかと思って、チェックインの際に席のリクエストはしなかったのですが、運の良いことに進行方向右側の窓際の席になっていました。
飛び立つと、カスピ海に面して広がるバクーの街の眺めが広がりました。
中央にフレーム・タワーが見えています。
バクーからトビリシへは、コーカサス山脈に沿って飛行していきます。
コーカサス山脈は、黒海からカスピ海まで東西に走る山脈で、アジアとヨーロッパの境界になっています。
時間も遅いので、眺めは無理かと思っていたのですが、残照が続いていました。
1時間ほどのフライトですが、軽食が出ました。といっても、パンとカップケーキ。トビリシ到着後に夕食を食べるので、ここで充分食べておく必要もないのですが、この内容ならチョコレートかなにかのお菓子で良かったですね。
窓の外を見ていると、雪山が広がるようになってきて目を離せなくなってきました。
かなりの高峰のようです。
この山かどうかは判りませんが、コーカサス山脈の東部にある、アゼルバイジャンの最高峰のバザルデュジ山の標高は4466mあります。また、登山家のピークハントの目標の一つとして知られている世界七大陸最高峰のうち、ヨーロッパ大陸・エルブルス山(5642m)は、コーカサス山脈西部のロシア領内にあります。
さらに、ギリシア神話では、コーカサスは世界を支える柱のうちの一つとされています。天界の火を盗んで人類に与えたプロメーテウスに対して、ゼウスが鎖で繋いで罰を与えた場所とされる神話の舞台でもあります。
、
幾重もの山並みが広がっています。
3000m越えの峰は数えきれないようです。
コーカサス山脈の風景につては、グルジア軍用道路を訪れる際に見学することになります。
トリビシが近づくと、山間部を縫う川沿いに集落が広がっているのが見えました。川の合流点の街は、翌日訪れるムツヘタのようです。
トビリシ到着直前には、大きな湖が現れました。Google Mapによれば、トビリシ海とのこと。頼みのガイドブックの地球の歩き方も、コーカサス三国の記述は少ないので、後で記録をまとめるのに、Google Mapが役にたっています。
ムトゥクワリ川(クラ川)沿いに広がるトビリシ市街地が見えてきました。
グルジアでは、ビザが不必要で、パスポートチェックだけで簡単に入国できました。このトビリシ国際空港は、帰国の際にも利用することになります。
バスに乗る頃には、ようやく夕闇が迫ってきました。
夕食後にホテルに向かうと、ムタツミンダ山に立つライトアップされたテレビ塔が見えてきました。ホテルは、その山の下にあるはずです。
ジョージア入国に際して、国名について触れておくことにしましょう。
日本語名は1950年代初頭まで主に「ジョルジア」と呼ばれていましたが、1956年の日ソ共同宣言に前後してロシア語名に基づく「グルジア」と呼ばれるようになりました。2009年3月、グルジア政府は、日本語における同国の国名表記をロシア語表記から英語表記に基づく「ジョージア」への変更を要請し、2014年10月24日に日本はこの要請を受け入れることになりました。この背景には、2008年に起きた南オセチアとアブハジアの帰属を巡るグルジア紛争による反露感情の高まりがあるといいます。
この呼称変更によって、「ジョージア」という地名からは、米国ジョージア州と旧グルジア国の二つが連想されるといった事態になりました。
また、日本で「ジョージア」というと、自販機でお馴染みの缶コーヒーのブランド名が一番に思い浮かばれるかもしれません。缶コーヒーの「ジョージア」は、日本コカ・コーラ株式会社所有のブランド名で、これはコカ・コーラ発祥の地である米国ジョージア州にちなんでつけられたものです。
旅行者の感想としては、グルジアの方が異国情緒があって好きです。