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Channel: さすらい人の独り言
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さすらいの風景 バクー その2

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殉教者の小路に続いて、バクーの旧市街地にやってきました。

バクーは、カスピ海のバクー湾に面した港町で、「内城」と呼ばれる城壁に囲まれた旧市街と、帝政ロシア時代にその周囲に築かれた新市街とに分かれます。

バスを降りて歩いていくと城壁が見えてきましたが、右のガラス張りの建物はメトロ駅です。ここでも、新旧の建物が並んでいました。



旧市街地の周りを幹線道路が取り巻いていますが、フォーミュラ1(F1)ヨーロッパグランプリが4日後の6月19日に開催されるため、市街地サーキットや観客席が準備されており、一般の車の乗り入れや歩行者用通路に制限が加えられていました。



12世紀にシルバン・シャー朝の首都となった後、度重なるイランの攻撃やロシアの侵攻を受けた歴史を持つことから、旧市街地を取り巻く城壁は、強固な造りになっていました。



旧市街地へと入場します。



公園状に整備された広場に出ました。



この広場には、アゼルバイジャンの詩人アリアガ・ヴァイドの胸像が置かれていました。



頭の側面や後部には、人の像が描かれていました。これは、彼が書いた社会的欠陥を批判した詩を表現したものだそうです。







暑いためか人気の無い小路を歩いていきました。



小路にあったミニチュア本の博物館に立ち寄りました。



中には、沢山のミニチュア本が展示されていました。



日本のミニチュア本(左上)も展示されていました。





外壁の向こうにシルヴァン・シャフ・ハーン宮殿内の塔が見えてきました。



シルヴァン・シャフ・ハーン宮殿に向かう途中の公園には、アゼルバイジャン特有のコーヒーカップを重ねた形のオブジェが置かれていました。

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