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さすらいの風景 黄龍 その1

黄龍に到着して、まずは下山口のゲートとその脇の集合場所になる華龍山荘を、車窓から確認しました。さらに先に進んでソンパン フアンロン スアル インターナショナル ホテル (松潘黄竜瑟爾嵯国際大酒店)で昼食をとりました。このホテルは新しくできた5つ星ホテルで、内部はきれいで、ここのレストランでとった昼食も美味しかったです。ロープウェイ乗り場までは歩いていける距離なので、できたらここに泊まって黄龍観光をしたかったところです。

ちなみに成都で泊まった芙蓉麗庭酒店は、4つ星ホテルとのこと。感覚的には中程度の3つ星がせいぜいといった感じなので、中国のホテルランクは、少しマイナスして考えた方が良いでしょうね。

待望の黄龍観光ですが、前日の九寨溝観光の疲れと高山病の影響で、歩行困難や体調不良を訴える人も出て、数人が断念することになってしまいました。

ホテルから歩いて向かったロープウェイ乗り場には長い列ができていましたが、ここでも切符を持たないで並んでいる団体がおり、係員に追い越して前に進めと催促されて、意外に早く乗り込むことができました。

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ロープウェイは6人乗り。標高3150mの乗り場から標高3600mまで一気に登ってしまいます。8分ほどでついてしまったので、写真をじっくり撮る間もありませんでした。

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黄龍観光は、個人行動となります。歩き始めは12時55分。集合時間は16時30分と指示されました。あらかじめ、ネットでの旅行記を見て、要する時間は3時間半ほどかなと思っていたので、ぎりぎりの時間のようです。もっとも、この時間で参加者全員が歩き終えることができるとも思えないので、実際にはもう少し余裕はありそうです。とはいえ、登山を趣味とする者のプライドとして、集合時間に遅れるわけんはいきません。

高山病の症状も出ていないので、速足で歩きだしましたが、木道いっぱいに広がって歩く者で混雑しているため、追い抜くのも容易ではありませんでした。

写真は、人が途切れたところで撮影しているため、実際にはもっと混雑しています。

全コースに渡って板敷きの遊歩道が整備されており、登山靴は必要としないものの、距離はあるためウォーキングシューズが望ましい状態でした。

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歩き出すと、数分で望龍坪の展望台に到着しました。この展望台からは、黄龍風景名勝区を一望することができました。

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ズームアップすると、青い水を湛えた石灰華段も眺めることができました。見どころは谷沿いにあるので、この展望台からは下っていくことになります。

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木立に囲まれた道を緩やかに下っていくと、谷沿いに続く遊歩道も近づいてきました。

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茶色の石灰棚の下で、三叉路に出ました。最大の見どころの五彩池へは直進するようですが、体力に自信の無い人は、石灰棚の下を横切って下山路に進むことができます。

ネット上で以前の旅行記を読むと、この三叉路から登る道は最近できたようで、以前は石灰棚の下を横切ってから、現在は下りに使う道を登って黄龍古寺に出てから五彩池を周回したようです。人の旅行記を頭に入れていると混乱しますが、実際には、人の流れに乗っていれば、自然に五彩池に向かうようになります。

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この先は、約400段の上り階段が続きます。階段は断続的に続くので、その間で呼吸を整えることができましたが、ばてて座り込んでいたり、酸素缶を吸っている人もいました。

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池も現れて期待も高まりました。

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池の向こうに黄龍古寺も見えてきました。この黄龍古寺を見下ろす高さまで登る必要があります。

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石灰華段や五彩池を見下ろす展望台も見えてきました。もうひと頑張り。

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気持ちは先を急ぐのですが、美しい風景が見え始めて、足が止まるようになってきました。石灰華段の奥に見えるのは、禹王廟。

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谷奥には、玉翠山(5100m)が見えていました。

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幾重もの石灰華段が広がっています。

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ついに五彩池の展望テラスに到着しました。相変わらずの大混雑のため、写真を撮るためには、人の隙間を見つけて前に出る必要があります。

確かに絶景です。人工物である黄龍古寺も、自然の風景と良く調和がとれています。五彩池の標高は3553mあるので、この絶景を目にするには、ロープウェイを使ってもある程度の体力は必要になります。

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時間は13時45分。ロープウェイ山頂駅から五彩池まで1時間を切っており、時間にも余裕があるようなので、この先は写真に重点をおく歩きに変えました。

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展望テラスで少しずつ場所を変えながら撮影しました。

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展望テラスの奥に進むと、石灰華段に黄色の色が加わり、さらに神秘的な眺めに変わりました。

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最奥の展望テラスから下山路に進みますが、少し階段を登る必要があります。

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この登りは、眺めを楽しみながらなので、あまり苦にはなりませんでした。

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展望テラスも、眺めの良い場所は混み合っています。中国人の記念写真は、なかなかどいてくれないので、強引に前に出る必要があります。

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最高点付近からは、石灰華段を良く眺めることができました。

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石灰華段の水の色は、場所によって色が変わっています。

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いつまでも眺めていたい風景ですが、先を急ぐ必要があります。

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