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さすらいの風景 ドゥブロヴニク その7

スルジ山の見学の後は自由行動で、当初の予定では城壁巡りを行うことになっていましたが、これは前日に終えていました。旧港からのミニクルーズで、ドゥブロヴニクを海から眺めることにしました。

旧港では、スタンドを出して観光船の客引きを行っていました。ツアーの全員が参加することになって、1隻を貸切ることになりました。

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ミニクルーズの船が到着しました。

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旧港を後にして出発。

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旧港の南を守る聖イヴァン要塞。

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ミンチェタ要塞が、旧市街の上に聳えています。

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聖イヴァン要塞を回り込んで、城壁の南に沿って進んでいきます。

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黒雲が流れて天候不順な状態でしたが、アドリア海は波も無く穏やかでした。

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海に向かっても高い城壁が築かれています。

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城壁の途中には、円塔状の砦が築かれています。

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ドゥブロヴニクは、海からの攻撃に対して守りを固めているのが判ります。

ドゥブロヴニクは、かつてラグーサ共和国として自治を得ていましたが、これは大国の宗主権を認めて貢納金を治めることによって維持されていました。1389年にオスマントルコに貢納金を納めるようになると東方貿易が発展し、17世紀まで続く繁栄期を迎えるようになりました。ここでライバルになったのが、かつて支配を受けていたヴェネチア共和国でした。

政治的にうまく立ち回ってきたラグーサ共和国にとっては、ヴェネチア共和国の攻略に備える必要があり、このように街を要塞化する必要があったのでしょう。ヴェネチアの中心地のサンマルコ広場が、海に向かって開けた無防備な広場であるのとは対照的です。

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城壁の西端に近づくと、城外に設けられたロヴィリイェナツ要塞が見えてきました。

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ロヴィリイェナツ要塞は海に飛び出した岩山の上に設けられ、小ぶりながら堅固な造りです。

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ここで船は沖に向かいます。

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ドゥブロヴニクの新市街地のラパッド地区に大型ホテルが立ち並ぶのが見えます。

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ドゥブロヴニクを沖から見ると、まさに要塞といった感じです。

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どうやったらこの要塞を落とすことができるだろうと考えてしまいます。

この要塞を船の大砲で攻撃することは無理でしょうね。要塞からの砲撃で船の方が破壊されてしまうでしょう。ドゥブロヴニク周辺の海上と海岸線を封鎖して、スルジ山の山頂を占領すれば降伏に応じてくるでしょうね。

クロアチア独立時のセルビア・モンテネグロ軍によるドゥブロヴニク包囲では、同じような攻撃が行われたようです。

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丁度通りがかった大型の観光船の大きさと比べると、城壁の高さが改めて認識することができます。

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船は、ロクルム島の沖に回り込んでいきます。

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カヌーの講習を行っていました。

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ロクルム島では岩場の海岸線が広がっており、海に下りるために金属製の手すりが設けられていました。

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ロクルム島では、一般的なビーチの他にヌーディスト・ビーチも設けられているといいますが、季節の問題か、それらしい人はいませんでした。

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旧港からの連絡船の船着き場のようです。

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ロクルム島の沖合を回って、再びドゥブロヴニクに向かいました。沖合には大型の観光船が停泊していました。

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ドゥブロヴニクの東の海岸線も高級なホテルが並んでいます。

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ドゥブロヴニクの旧市街地も近づいてきました。

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城塞の外に設けられているこの建物は旧検疫所跡です。アドリア海沿いの都市には、ペストの蔓延を防ぐために必ず検疫所が設けられています。

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海辺で、結婚式の記念写真を撮影していました。こちらに顔が向かなかったのは残念でした。

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旧港に戻ってきました。

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ミニクルーズによって海から眺めることができ、改めてドゥブロヴニクの要塞都市としての姿を把握することができました。

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