Quantcast
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1130

さすらいの風景 ペトラ遺跡 その6

王家の墓を見上げながら歩いていくと、柱廊通りに入っていきます。

その入り口の右手にニンファエウムがあります。ニンファエウムは、生命の泉を称える噴水施設で、ローム帝国支配下になった191年に造られました。左手に立つ木はビスタチオで樹齢400年といいます。

Image may be NSFW.
Clik here to view.


柱廊通りは、長さ225m続き、幅は10mで大理石が敷き詰められていました。

Image may be NSFW.
Clik here to view.


左手には市場が広がっていました。柱の基部だけが残っています。

Image may be NSFW.
Clik here to view.


階段状の構造も見られます。

Image may be NSFW.
Clik here to view.


Image may be NSFW.
Clik here to view.


柱廊通りに相応しく、柱が並んでいます。

Image may be NSFW.
Clik here to view.


右手の丘の上には、有翼ライオンの神殿が見えています。

Image may be NSFW.
Clik here to view.


正面の岩山は、駱駝のように見えます。

Image may be NSFW.
Clik here to view.


続けて、大神殿が見えてきます。

Image may be NSFW.
Clik here to view.


大神殿は、紀元前1世紀にナバタイ人の主要な神殿として造られ、4世紀の大地震で被害をこうむるも、修理されてビザンチン時代まで使われました。ナバタイ人の主神ドゥシャラーが祀られていました。

大神殿には入場しませんでしたが、午後に正面の丘の上から構造を良く眺めることができました。

Image may be NSFW.
Clik here to view.


柱廊通りの西のはずれには、ローマ皇帝トラヤヌスの凱旋門(ナバタイの王アレタス4世の凱旋門という説もあります)があります。

Image may be NSFW.
Clik here to view.


凱旋門の上部は失われていますが、柱の飾りは良く残されています。

Image may be NSFW.
Clik here to view.


凱旋門の先はテメノスと呼ばれる聖域の広場になっています。

Image may be NSFW.
Clik here to view.


テメノスの奥には、カルス・アル・ビントと呼ばれる神殿があります。主神ドゥシャラは、大神殿でなく、こちらに祀られていたという説もあるようです。

Image may be NSFW.
Clik here to view.


カルス・アル・ビントの前にはコリント式の円柱が立ち、生け贄のための祭壇が設けられています。

Image may be NSFW.
Clik here to view.


内部は立ち入り禁止になっていました。

Image may be NSFW.
Clik here to view.


壁のレンガ組みの間には木が挟んでありますが、これはクッションの役割を果たしています。

Image may be NSFW.
Clik here to view.


カルス・アル・ビントの前を右に曲がると、レストランがあり、ここで昼食になりました。

Image may be NSFW.
Clik here to view.


昼食の前に、レストランの奥にあるペトラ博物館を見学しました。

Image may be NSFW.
Clik here to view.


展示室内部は撮影禁止でした。出土品の像や貨幣などがありましたが、小規模なものでした。

Image may be NSFW.
Clik here to view.


ペトラ遺跡のの観光客は、この「バシン」で食事をすることになると思います。ビュッフェスタイルの料理は美味しかったですが、飲み物はばか高い値段でした。旅行会社から水を出してくれていたので、ビールは我慢しました。この後、エド・ディルまでの登りがあるので、酔っている場合ではなかったこともあります。

このレストランの売店では、飲み物やお菓子を売っていますが、超高価です。歩きで体力を消耗するので、夏の暑い時期には水を充分持参することを勧めます。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 1130

Trending Articles