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Channel: さすらい人の独り言
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さすらいの風景 ペトラ遺跡 その4

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エル・ハズネから先は、足の弱い人用にロバが働いています。



狭い谷間をしばらく歩きます。



狭い谷間を抜けるとアウター・シークと呼ばれる広い通りに出ます。



岩窟墓が連なることからファサード通りとも呼ばれます。



これらのファサードは、階段状の屋根や長方形の入り口など共通のデザインを持ち、紀元前7〜6世紀のメソポタミア、アッシリア帝国の影響が見られます。





広場に出ると、右手にも岩窟墓が広がります。



このファザードの上部に見られる階段状の飾りは、現在を現す右手から階段を下りて、左の階段を上がって天国に向かうという意味を現すといいます。



墓の一つに入ると、棺を納めたのか、穴が開けられていました。



ファサード通りを振り返ったところ。



ここには休憩所に公衆トイレ、砂絵ボトル屋があります。



砂絵ボトルは、ビンの中に色付きの砂を詰めて絵を描いたものです。



展示品の中から、好みの絵のもの探します。





ここの砂絵はペトラ遺跡内の異なる色の岩を削った砂を使っていますが、ペトラ遺跡の外の土産物屋で売られている物は、着色した砂を使っているとのことです。



砂絵ボトル製作のデモを行っていました。細いロートを使って、砂を流し込みます。



棒で形を整えます。形を整えるこつまでは判りません。



好きなボトルを選ぶと、名前をアラビア語か英語で書き加えてくれます。注文してお金を払い、遺跡を見学し終えた帰りに受け取るというシステムです。

アラビア語で名前を書いてもらいました。絵が崩れることもなく、無事に日本まで持ち帰ることができました。



この広場では、ラクダも待機していました。



休憩所の裏手にも小さ目の岩窟墓が並んでいました。



三角形を連ねた模様は、一般人の墓の印のようです。



ファサード通りの休憩所からは、犠牲祭壇に通じる道が岩山の上に向かって分かれています。午後の自由時間に、この道を登ることになりましたが、それはまた後ほどに。

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