アラブ諸国の旅が続いたため、久しぶりに中国に出かけたくなりました。シルクロードに関係した所はできるだけ訪れたいと思っており、西安と敦煌の間の空白地になっている河西回廊方面に出かけることにしました。選んだツアーは以下のものです。
「西夏王国の故地銀川と幻の黒水城、世界遺産嘉峪関と張掖丹霞 9日間」(クラブツーリズム)
2019年
第1日目 6月15日(土) 羽田発 8:40(MU576)10:30着予定
羽田空港の出発が1時間30分ほ遅れ、上海発 12:40(FM9145)に乗り継げず。
上海発 17:30(MU5609 淮安経由) 銀川着 22:15
(銀川 寧夏海天酒店泊)
第2日目 6月16日(日) 西夏王陵、賀蘭岩絵、市内自由散策(玉皇閣、鼓楼、南門、銀川南関清真大寺)
(銀川 寧夏海天酒店泊)
第3日目 6月17日(月) 銀川観光(海宝塔、承天塔)、賀蘭山脈越え、阿拉善左旗(広宋寺、延福寺)、阿拉善左旗(アラシャンサキ)自由散策
(阿拉善左旗 阿拉善大酒天泊)
第4日目 6月18日(火) 額済納旗 (エチナ)へゴビ砂漠を移動
(額済納旗 (エチナ) 天賦商務酒店泊)
第5日目 6月19日(水) 居延海にて日の出観賞、エチナ博物館、黒水城、紅城、怪樹林、胡楊林見学
(額済納旗 (エチナ) 天賦商務酒店泊)
第6日目 6月20日(木) ゴビ砂漠を移動、嘉峪関見学
嘉峪関(高速鉄道)張掖
(張掖 鼎和国際大酒店 泊)
第7日目 6月21日(金) 平山湖大峡谷、氷溝丹霞、七彩丹霞、張掖自由散策(大仏寺、万寿寺木塔、鎮遠楼、明清街)
(張掖 鼎和国際大酒店 泊)
第8日目 6月22日(土) 張掖(高速鉄道)蘭州
甘粛省博物館、黄河大橋
(蘭州 錦江陽光酒店 泊)
第9日目 6月23日(日) 蘭州発 7:20(MU719)10:05 上海着
上海発 13:05(MU-539)16:45 羽田着
羽田を朝に出発するため、前夜は東横イン羽田に泊まりました。久しぶりの中国東方航空の搭乗になります。
大雨のために羽田空港での機内待機が続き、出発が1時間30分ほど遅れました。
お待ちかねの機内食。といっても、メイン料理の肉が小さく、副食の卵焼きとツクネでご飯を食べるという状態でした。ご飯も温め失敗でぼそぼそ。中国東方航空の機内食は期待できません。青島ビールは美味しく飲みました。
日本国内を出れば、上海への半ば以上を過ぎたことになります。
羽田空港での1時間30分ほどの遅れは短縮できず、結局、上海で乗り継げませんでした。中国入国手続き、スルーで預けた荷物の回収、改めて変更した便への搭乗手続きなどで、空港内の到着ロビーや出発ロビーを行ったり来たりし、荷物検査を何回も行うことになりました。幸い、現地旅行会社のガイドが他の団体を帰国させたばかりで空港内に残っていたので交渉を手伝ってくれて、なんとか乗り換え便を確保することができました。個人旅行であったら対応は難しかったでしょうね。銀川という街がどれほどの規模かは知らなかったのですが、1日に複数の便が運航されていて助かりました。
なお、入国審査の時に気が付いたのですが、中国人と外国人の他に、「一帯一路」専用の窓口が設けてありました。「一帯一路」沿線国(地域)の関係者は、通関手続きのスピードアップが図られるようです。今後の「一帯一路」の国に対する優遇待遇についてみていく必要があるでしょう。
夜遅くなっても、その日のうちに銀川に到着できることになったのは良かったのですが、本来のスケジュールではホテルで夕食となっていました。時間の関係で上海の空港内で食事をとることになりました。添乗員が会社に変更の連絡をすると、予算の関係でコンビニ弁当ということになりました。幸い、上海の空港内にはファミリーマートがあります。
予算は400円ほどということで、チキンと麻婆豆腐の入った弁当とビールを買いました。ビールが100円ほどなので、弁当は300円程度ということになりますが、ボリュームもあって美味しかったです。なかなか食べる機会のない、中国のコンビニ弁当を確かめることができました。また、中国のツアーで食べる食事の値段は、地方のレストランでとる一般的料理なら、400円ほどのものということがうかがわれました。
当初の便では運城経由だったのが、准安(ワイアン)経由となりました。
再び中国東方航空に搭乗です。
窓側の席が割り振られたので、外を眺めながらのフライトになりました。なお、中国の国内線の飛行機では個人モニターがついていなかったので、航路を記録できませんでした。
上海から准安へは1時間ほどの短いフライトでしたが、サンドイッチの軽食がでました。これは美味しくいただきました。
准安が近づくと水路が巡らされた田園風景の眺めが広がるようになりました。
准安市は、江蘇省の中西部に位置し、河川や湖沼が非常に多い、近くには京杭大運河や淮河があります。
准安は、小さな地方空港でした。
一般的な観光の対象にはならない街ですが、秦漢代には劉邦に協力して前漢建国に大きく貢献した韓信や、中華人民共和国の政治家周恩来の出身地ということのようです。「項羽と劉邦」の物語に登場する「韓信の股くぐり」の地ということで、寄り道に価値を見出すことができました。
准安に到着すると、丁度夕日が沈むところでした。
一旦飛行機から降ろされ、空港内で待機することになりました。出発ロビーも小さなものでした。
売店と食堂しかありませんでしたが、そこで目についたのがザリガニ料理。
アメリカザリガニを香辛料と一緒に煮込んだもので、中国では爆発的ブームになっているようです。麻辣小龍蝦(マーラー・シャオロンシア)と呼ばれ、四川風スパイシーな味付けのようです。アメリカザリガニということで抵抗感があって手が出せなかったのは、修行が足りないと反省。
小さな売店でしたが、そこで目についたのが、この悪党面のパンダ、旅の最後の上海空港の売店であったら買ってしまったかも。
銀川行きの飛行機に再び搭乗。
再び機内食。肉よりも小さなガンモドキ風のものが多く入っていました。
夜遅くなりましたが、その日のうちに銀川に到着できました。いずれにせよ、第一日目は、銀川への移動だけだったので、旅行のスケジュール上の問題はありませんでした。
観光を終えた後の蘭州からの帰国は特に問題なく終わりましたので、合わせて載せておきます。まずは上海へ。
蘭州の空港は小さなものでした。
ブリッジではなく地上から乗り込みましたが、飛行機には天女のペイントが施されていました。
軽食の機内食。暖かい肉が挟んであり、美味しかったです。
上海空港に到着。
羽田行きに搭乗。
地上から搭乗。
島の眺めが広がって、日本国内に入りました。残念ながらこの後は雲が広がって眺めは閉ざされてしまいました。
機内食。
中国はやはり近いですね。中国には訪れたい所が多いので、また出かけることになるでしょう。
「西夏王国の故地銀川と幻の黒水城、世界遺産嘉峪関と張掖丹霞 9日間」(クラブツーリズム)
2019年
第1日目 6月15日(土) 羽田発 8:40(MU576)10:30着予定
羽田空港の出発が1時間30分ほ遅れ、上海発 12:40(FM9145)に乗り継げず。
上海発 17:30(MU5609 淮安経由) 銀川着 22:15
(銀川 寧夏海天酒店泊)
第2日目 6月16日(日) 西夏王陵、賀蘭岩絵、市内自由散策(玉皇閣、鼓楼、南門、銀川南関清真大寺)
(銀川 寧夏海天酒店泊)
第3日目 6月17日(月) 銀川観光(海宝塔、承天塔)、賀蘭山脈越え、阿拉善左旗(広宋寺、延福寺)、阿拉善左旗(アラシャンサキ)自由散策
(阿拉善左旗 阿拉善大酒天泊)
第4日目 6月18日(火) 額済納旗 (エチナ)へゴビ砂漠を移動
(額済納旗 (エチナ) 天賦商務酒店泊)
第5日目 6月19日(水) 居延海にて日の出観賞、エチナ博物館、黒水城、紅城、怪樹林、胡楊林見学
(額済納旗 (エチナ) 天賦商務酒店泊)
第6日目 6月20日(木) ゴビ砂漠を移動、嘉峪関見学
嘉峪関(高速鉄道)張掖
(張掖 鼎和国際大酒店 泊)
第7日目 6月21日(金) 平山湖大峡谷、氷溝丹霞、七彩丹霞、張掖自由散策(大仏寺、万寿寺木塔、鎮遠楼、明清街)
(張掖 鼎和国際大酒店 泊)
第8日目 6月22日(土) 張掖(高速鉄道)蘭州
甘粛省博物館、黄河大橋
(蘭州 錦江陽光酒店 泊)
第9日目 6月23日(日) 蘭州発 7:20(MU719)10:05 上海着
上海発 13:05(MU-539)16:45 羽田着
羽田を朝に出発するため、前夜は東横イン羽田に泊まりました。久しぶりの中国東方航空の搭乗になります。
大雨のために羽田空港での機内待機が続き、出発が1時間30分ほど遅れました。
お待ちかねの機内食。といっても、メイン料理の肉が小さく、副食の卵焼きとツクネでご飯を食べるという状態でした。ご飯も温め失敗でぼそぼそ。中国東方航空の機内食は期待できません。青島ビールは美味しく飲みました。
日本国内を出れば、上海への半ば以上を過ぎたことになります。
羽田空港での1時間30分ほどの遅れは短縮できず、結局、上海で乗り継げませんでした。中国入国手続き、スルーで預けた荷物の回収、改めて変更した便への搭乗手続きなどで、空港内の到着ロビーや出発ロビーを行ったり来たりし、荷物検査を何回も行うことになりました。幸い、現地旅行会社のガイドが他の団体を帰国させたばかりで空港内に残っていたので交渉を手伝ってくれて、なんとか乗り換え便を確保することができました。個人旅行であったら対応は難しかったでしょうね。銀川という街がどれほどの規模かは知らなかったのですが、1日に複数の便が運航されていて助かりました。
なお、入国審査の時に気が付いたのですが、中国人と外国人の他に、「一帯一路」専用の窓口が設けてありました。「一帯一路」沿線国(地域)の関係者は、通関手続きのスピードアップが図られるようです。今後の「一帯一路」の国に対する優遇待遇についてみていく必要があるでしょう。
夜遅くなっても、その日のうちに銀川に到着できることになったのは良かったのですが、本来のスケジュールではホテルで夕食となっていました。時間の関係で上海の空港内で食事をとることになりました。添乗員が会社に変更の連絡をすると、予算の関係でコンビニ弁当ということになりました。幸い、上海の空港内にはファミリーマートがあります。
予算は400円ほどということで、チキンと麻婆豆腐の入った弁当とビールを買いました。ビールが100円ほどなので、弁当は300円程度ということになりますが、ボリュームもあって美味しかったです。なかなか食べる機会のない、中国のコンビニ弁当を確かめることができました。また、中国のツアーで食べる食事の値段は、地方のレストランでとる一般的料理なら、400円ほどのものということがうかがわれました。
当初の便では運城経由だったのが、准安(ワイアン)経由となりました。
再び中国東方航空に搭乗です。
窓側の席が割り振られたので、外を眺めながらのフライトになりました。なお、中国の国内線の飛行機では個人モニターがついていなかったので、航路を記録できませんでした。
上海から准安へは1時間ほどの短いフライトでしたが、サンドイッチの軽食がでました。これは美味しくいただきました。
准安が近づくと水路が巡らされた田園風景の眺めが広がるようになりました。
准安市は、江蘇省の中西部に位置し、河川や湖沼が非常に多い、近くには京杭大運河や淮河があります。
准安は、小さな地方空港でした。
一般的な観光の対象にはならない街ですが、秦漢代には劉邦に協力して前漢建国に大きく貢献した韓信や、中華人民共和国の政治家周恩来の出身地ということのようです。「項羽と劉邦」の物語に登場する「韓信の股くぐり」の地ということで、寄り道に価値を見出すことができました。
准安に到着すると、丁度夕日が沈むところでした。
一旦飛行機から降ろされ、空港内で待機することになりました。出発ロビーも小さなものでした。
売店と食堂しかありませんでしたが、そこで目についたのがザリガニ料理。
アメリカザリガニを香辛料と一緒に煮込んだもので、中国では爆発的ブームになっているようです。麻辣小龍蝦(マーラー・シャオロンシア)と呼ばれ、四川風スパイシーな味付けのようです。アメリカザリガニということで抵抗感があって手が出せなかったのは、修行が足りないと反省。
小さな売店でしたが、そこで目についたのが、この悪党面のパンダ、旅の最後の上海空港の売店であったら買ってしまったかも。
銀川行きの飛行機に再び搭乗。
再び機内食。肉よりも小さなガンモドキ風のものが多く入っていました。
夜遅くなりましたが、その日のうちに銀川に到着できました。いずれにせよ、第一日目は、銀川への移動だけだったので、旅行のスケジュール上の問題はありませんでした。
観光を終えた後の蘭州からの帰国は特に問題なく終わりましたので、合わせて載せておきます。まずは上海へ。
蘭州の空港は小さなものでした。
ブリッジではなく地上から乗り込みましたが、飛行機には天女のペイントが施されていました。
軽食の機内食。暖かい肉が挟んであり、美味しかったです。
上海空港に到着。
羽田行きに搭乗。
地上から搭乗。
島の眺めが広がって、日本国内に入りました。残念ながらこの後は雲が広がって眺めは閉ざされてしまいました。
機内食。
中国はやはり近いですね。中国には訪れたい所が多いので、また出かけることになるでしょう。