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Channel: さすらい人の独り言
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さすらいの風景 アジャンタ石窟群 その5

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第18窟。小さなヴィハーラ窟(僧院窟)です。



祀られていた仏像。



第19窟は、チャイティア窟です.



アーチ状の入口脇の壁には、彫刻が施されていました。ただ、これらの彫刻は、石窟内が完成された後に加えられたもののようです。



ヒンドゥー教の像と似ています。





男女の組み合わせの仏像は思い当たらず、シヴァ神と妻のパールヴァティーに見えてしまいます。



石窟内に置かれたストゥーパの全面には仏像が彫られています。



本来、前期・上座部仏教のころはストゥーパが信仰の対象になっていましたが、後期・大乗仏教期に入ると、ストゥーパの代わりに仏像が作られるようになりました。その変化の途中で、礼拝の対象だったストゥーパにも仏像を彫るようになったようです。



ストゥーパの傘蓋が、天井高くまで延びています。屋根は、木造建築を模して梁の形に彫り込まれています。



周囲の壁一面に小さな仏像が彫られています。



エローラ石窟は彫刻、アジャンタ石窟は壁画という印象がありますが、ここの第19窟は豪華な彫刻に目が奪われます。



柱にも細かい彫刻が施されていました。



劣化が進んでいるのが残念ですが、天井には壁画が見られました。建設当時は、細かい彫刻と彩色された壁画で、豪華な造りになっていたようです。



第19窟の前からは、ワーグラー川の対岸の丘の上に見晴らし小屋が見えます。虎狩りに来ていたジョン・スミスがここから眺めて、アジャンタ石窟を発見したといいます。登ってみたかったですが、時間がありませんでした。



第20窟。未完成のヴィハーラ窟(僧院窟)です。





アジャンタ石窟はもう少し先に続いています。



第21窟。これも未完成のヴィハーラ窟(僧院窟)。



柱までは細かい彫刻が施されていました。






第23窟。これも未完成のヴィハーラ窟(僧院窟)。

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