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Channel: さすらい人の独り言
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さすらいの風景 グダンスク その4

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緑の門から出て、その前の緑の橋に進むと、旧港の眺めが広がりました。



さっそく橋の中央に進みました。船の浮かぶモトワヴァ運河はバルト海に続き、ハンザ同盟華やかりし時から19世紀頃まで多くの船が行き交って、グダンスクの街の繁栄を支えてきました。



現在は、遊覧船が行き交っています。



運河沿いには、色とりどりに塗られた建物が並んで、華やかさを増していました。



奥に見えているのは、ポーランド語で鶴を意味する「ジュラフ」と呼ばれる木造クレーンです。貿易船への荷物の積み下ろしやマストを立てるために使われていました。14~15世紀に造られ、第二次大戦時に焼失したものの、戦後に再建されました。現在では、グダンスク国立海洋博物館になっています。



緑の橋で再集合の自由時間になったので、運河沿いの道に進みました。



昔の帆船風の船が停泊していましたが、これは運河の遊覧船でした。



運河沿いには、高い建物が並んでいました。



途中からマリアッカ通りに進みました。



マリアッカ通りは石畳になっており、一階は一段高くなって、道路沿いに地下室への入口が設けてありました。かつては地下階が倉庫になっていて、貿易品を道路から運び入れたのでしょうか。



通り沿いには、琥珀の店が並んでいました。



客引きのため、店の前に露店を広げていました。琥珀は、少し前のバルト三国旅行の際に買ったので、今回は見ながら通過することになりました。



マリアッカ通りの入口を振り返ったところ。



マリアッカ通りの奥には、聖母マリア教会があります。れんが造りの教会としては、世界最大級とのことです。1343年から1502年にかけて、約160年を費やして建造されました。



塔は78mの高さがあります。

残念ながら工事中で中には入れませんでした。



聖母マリア教会の奥には、大武器庫が見えていました。

時間が少なかったのですぐ前まで行かずに引き返してしまい、そのため建物の両脇の塔が写っていないのは失敗でした。



再び緑の橋に戻ってきて、対岸沿いの遊歩道に進みました。



運河のみなもに建物が写り込んでいました。



木造クレーンが近づいてきました。高さは27mあり、周囲の建物と比べてもその巨大さが引き立っています。



中央に見えるのがマリアッカ通りの入口です。



緑の門と緑の橋の眺め。

でも、茶色なのに緑の門とは、なぜでしょうね。



集合時間までのひと時を運河を眺めてすごしました。

ヨーロッパの街の風景でも、トップクラスの華やかさといえます。



帆船風の遊覧船が戻ってきました。あまり遠くまでは行っていないようです。



緑橋を渡った先の東側にも城壁の名残のような塔が立っていました。

グダンスクについては、どのような風景が広がっているのかの事前のイメージもなかったのですが、美しい眺めに魅了されました。

グダンスクにはもう少し時間を割きたかったのですが、バスに戻って、マルボルク城に向かうことになりました。

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