茂県のホテルでの昼食後、再び岷江沿いのドライブが続きました。
茂県に入ると、川幅が広がって、畳渓湖(畳渓海子)が現れました。この湖は、1933年8月25日に起きたマグニチュード7.5の強い地震(茂県地震、畳渓地震)によって川がせき止められてできました。
湖のでき方は別にして、美しい風景が広がっているため、道路沿いにはドライブインのような休憩所が幾つも設けられていました。
その一つに停車。トイレ休憩も兼ねています。
道路を渡った先の湖を見下ろす広場では、真っ白なヤクが並んでいました。
有料ですが、乗って記念写真を撮ることができます。ヤクはおとなしいようでほとんど動かず、ぬいぐるみのように見えます。
店先では、ドライブルーツやナッツ、果物を売っていました。
行きでは買い物をする気が起きなかったのですが、帰りに寄った時は、土産用のドライフルーツと、夜食に食べるリンゴを買いました。朝食では果物も少しはあるのですが、昼食や夕食に生野菜や果物は出てこないので、栄養バランスを考えて果物を補給することにしました。
畳渓湖(畳渓海子)の上流部で、再び川幅は狭まりました。
見張り塔が現れましたが、その周囲の民家の形が羌族(ちゃんぞく)のものとは違ってきていました。
屋根は瓦葺で、これはチベット族の建物のようですす。
渓谷を取り巻く山も険しさを増してきました。
瓦葺の家が並んでいます。
突如といった感じで、橋脚の列が現れました。これは、成都と九寨溝を結ぶ高速鉄道のもので、さらに蘭州へ延びるようです。2017年に開通予定とのことで、この鉄道が開通すると、成都から九寨溝へは二時間半ほどで移動できるといいます。
中国人ガイドが、中国の高速鉄道は、距離は世界一、速度も日本を抜いて世界一と自慢げに説明を始めました。パクリ新幹線の自慢かいとひややかに聞くことになりました。
鉄輪式世界最高速度の記録は、フランスTGVの特別編成列車による574.8km/h。磁気浮上式なら、日本の603 km/h。営業運転なら、日本の新幹線、フランスのTGV、ドイツのICEが320 km/hが、現在のところ最高速度になっています。
中国の高速鉄道は、パクリ元の車両が400km/h以上の最高速度を達成していることから最高時速350km/hで営業運転を開始しましたが、2011年7月の衝突・転落事故後に安全のために300km/hにおさえたといういきさつがあります。しかし、周辺国への高速鉄道技術の輸出をにらみ、技術力の“高さ”を最高速度アップによって誇示するために、再び350km/hにアップする計画が持ち上がっているようです。
四川省のような地震の多発地帯での中国高速鉄道の安全性はどうなのでしょうね。東日本大震災発生時には、早期地震検知システムが地震を検知して列車を停止させましたが、中国でそのようなシステムが導入されるとは思えません。
鉄道建設の資材のための工場のようです。ただ、2017年に開通予定というには、ひっそりしています。ドライブ中にも、工事用トラックには出会いませんでした。
銀行資金がひっ迫して、中国の高速鉄道の工事は中断しているというニュースもネットの検索で出てくるので、この建設現場も鬼城(ゴーストタウン)化するのだろうか。
民家の間にチベット仏教の仏塔や旗が見えていました。
これはチベット仏教のお寺と思って撮影したのですが、写真を良く見ると、屋根の上の飾りに三日月が取り付けられていました。イスラム教のモスクの清真寺のようです。ピントが甘くて判りにくいですが、塔に掲げられた額に「清真古寺」と書かれています。
この中国風の塔はイスラム建築でいうところのミナレットで、ここから礼拝の呼びかけのアザーンが流れるのでしょうか。
茂県に入ると、川幅が広がって、畳渓湖(畳渓海子)が現れました。この湖は、1933年8月25日に起きたマグニチュード7.5の強い地震(茂県地震、畳渓地震)によって川がせき止められてできました。
湖のでき方は別にして、美しい風景が広がっているため、道路沿いにはドライブインのような休憩所が幾つも設けられていました。
その一つに停車。トイレ休憩も兼ねています。
道路を渡った先の湖を見下ろす広場では、真っ白なヤクが並んでいました。
有料ですが、乗って記念写真を撮ることができます。ヤクはおとなしいようでほとんど動かず、ぬいぐるみのように見えます。
店先では、ドライブルーツやナッツ、果物を売っていました。
行きでは買い物をする気が起きなかったのですが、帰りに寄った時は、土産用のドライフルーツと、夜食に食べるリンゴを買いました。朝食では果物も少しはあるのですが、昼食や夕食に生野菜や果物は出てこないので、栄養バランスを考えて果物を補給することにしました。
畳渓湖(畳渓海子)の上流部で、再び川幅は狭まりました。
見張り塔が現れましたが、その周囲の民家の形が羌族(ちゃんぞく)のものとは違ってきていました。
屋根は瓦葺で、これはチベット族の建物のようですす。
渓谷を取り巻く山も険しさを増してきました。
瓦葺の家が並んでいます。
突如といった感じで、橋脚の列が現れました。これは、成都と九寨溝を結ぶ高速鉄道のもので、さらに蘭州へ延びるようです。2017年に開通予定とのことで、この鉄道が開通すると、成都から九寨溝へは二時間半ほどで移動できるといいます。
中国人ガイドが、中国の高速鉄道は、距離は世界一、速度も日本を抜いて世界一と自慢げに説明を始めました。パクリ新幹線の自慢かいとひややかに聞くことになりました。
鉄輪式世界最高速度の記録は、フランスTGVの特別編成列車による574.8km/h。磁気浮上式なら、日本の603 km/h。営業運転なら、日本の新幹線、フランスのTGV、ドイツのICEが320 km/hが、現在のところ最高速度になっています。
中国の高速鉄道は、パクリ元の車両が400km/h以上の最高速度を達成していることから最高時速350km/hで営業運転を開始しましたが、2011年7月の衝突・転落事故後に安全のために300km/hにおさえたといういきさつがあります。しかし、周辺国への高速鉄道技術の輸出をにらみ、技術力の“高さ”を最高速度アップによって誇示するために、再び350km/hにアップする計画が持ち上がっているようです。
四川省のような地震の多発地帯での中国高速鉄道の安全性はどうなのでしょうね。東日本大震災発生時には、早期地震検知システムが地震を検知して列車を停止させましたが、中国でそのようなシステムが導入されるとは思えません。
鉄道建設の資材のための工場のようです。ただ、2017年に開通予定というには、ひっそりしています。ドライブ中にも、工事用トラックには出会いませんでした。
銀行資金がひっ迫して、中国の高速鉄道の工事は中断しているというニュースもネットの検索で出てくるので、この建設現場も鬼城(ゴーストタウン)化するのだろうか。
民家の間にチベット仏教の仏塔や旗が見えていました。
これはチベット仏教のお寺と思って撮影したのですが、写真を良く見ると、屋根の上の飾りに三日月が取り付けられていました。イスラム教のモスクの清真寺のようです。ピントが甘くて判りにくいですが、塔に掲げられた額に「清真古寺」と書かれています。
この中国風の塔はイスラム建築でいうところのミナレットで、ここから礼拝の呼びかけのアザーンが流れるのでしょうか。