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Channel: さすらい人の独り言
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さすらいの風景 イシク・クル湖 その3

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第四日目の宿のROYAL BEACHへは、遊覧船の船着場のあるチョルポン・アタから来た道を戻ることになりました。

途中、露店があったので、停車しました。



まず目を引くのは、つるされた魚でした。イシク・クル湖でとったものでしょうが、思ったよりも大きな魚です。

イシク・クル湖に生息する魚は5種類のみで、かつて新たに3種類の魚を放流しましたが、いずれも繁殖しなかったとのこと。おそらく湖水に塩分が含まれているためでしょう。なお、チョウザメも生息する5種類の中に入っているようです。



少し小さな魚。



単なる干物ではなく、燻製されているようです。



魚の他に、蜂蜜やキノコも売っていました。



蜂蜜入りの蜂の巣。

巣箱の中に収められる枠ごと売られているものは初めてみました。

結局、ビン入りとパック入りの蜂の巣を買いました。



チェリー類も売っていました。黒いチェリーをガイドさんが買って差し入れてくれ、ホテルでも赤いチェリーが出されましたが、黒いものの方が美味しかったです。

皆がかなりの買い物をしたので、玉状の乾燥ヨーグルトを味見させてくれましたが、これは口にあいませんでした。



数軒の露店が並んでいましたが、猛暑の中とあっては、毛皮製品の店は誰ものぞこうとしませんでした。



ROYAL BEACHは、宿泊棟やコテージの並ぶ近代的なリゾートホテルでした。日本のツアーでも定宿になっているようで、他にも日本のツアーが泊まっていました。



敷地内には花壇が設けられて、花が美しく咲いていました。

到着時間も遅くなっており、部屋に入ってひと休みした後に夕食になりました。



夕食後、ようやく敷地内の見学を行うことができました。

ホテルの敷地内には専用ビーチが設けられているようなので岸辺へ向かうと、子供用のバルーンの遊び場が現れました。あやしげなドラエモンが飾られていました。おそらく中国製なのでしょう。



岸辺は砂浜になっており、パラソルが並んでいました。南国リゾートといっても通りそうな風景です。



イシク・クル湖で是非行いたかったことに湖水浴がありました。最終案内が届いてROYAL BEACHのことを調べると、専用ビーチがあることが判り、敷地内をそのまま歩ける短パンスタイルの水泳パンツを持ってきていました。部屋で着替えて、上はTシャツ、クロックスのサンダル履きで、岸辺にやってきました。

誰も泳いでいないのが少々気にかかりましたが、泳いでみることにしました。

予想外に暖かい水でした。地元日本海の海水浴場で、昼間は冷たい水が夕方には昼間の暑さで温まっているのと似た感じでした。ただ、夕食でビールを飲んだ直後なので、岸辺近くを少し泳いだだけでやめておきました。

顔はつけませんでしたが、口に入った水は、少し塩味を感じました。

他のツアーメンバーで泳いだ者はいませんでした。ホテルには午後の早い時間に到着して、夕食の前に泳ぐ時間が設けてあったらと思いました。



課題であった泳ぎも果たしたので、夕景の撮影を行うことにしました。



ボート遊びをまだ行っている者もいました。



夜もふけてからもう一度岸辺に行ってみましたが、ライトアップはされていませんでした。



翌朝、朝の散歩に出ました。敷地内に並ぶコテージには車で乗り付けることができるようです。宿泊代もけっこうするでしょうね。



再び岸辺にやってきました。



湖水浴用の桟橋。水面に下りる梯子が設けてあります。



空は茜色に染まり、白い山頂を持つ天山の山稜が広がっていました。



桟橋の先端から岸辺を振り返ったもの。



入り江の向かいには、別なリゾート施設があるようです。



花壇の花を眺めながら敷地内を歩きました。



入口近くで、ナンを焼いていました。自炊を行っているコテージ客用のもののようです。

この後の朝食で焼き立てのナンを食べられると期待したのですが、残念ながらこれは出てきませんでした。出ないとわかっていれば個人的に買ったのですがね。



朝食を終える頃には、雪山も朝日をあびて輝きはじめました。

こちら側の山脈が、クンゲイ・アラトー(キルギス語で太陽の当たる山)と呼ばれるのが判りますね。





花壇の花も良く管理されていました。



朝食後、もう一度岸辺の眺めを楽しんでから、五日目のツアーへと出発しました。

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