モレーン湖見学の後、レイク・ルイーズにやってきました。レイク・ルイーズは、モレーン湖と並んで、カナディアン・ロッキーの代表的観光スポットになっています。
レイク・ルイーズは、標高1536mに広がる、長さ2.4km、幅550m、深さ90mの湖です。奥に広がるヴィクトリア山(3464m)の氷河から流れ出る水を集め、神秘的なターコイズ・ブルーの湖面を広げています。
レイク・ルイーズの名前は、ヴィクトリア女王の四女でありカナダ総督ジョン・キャンベル夫人であったルイーズ・キャロライン・アルバータに由来しています。なお、アルバータ州の名前も彼女に由来しています。背後のヴィクトリア山もヴィクトリア女王に由来しており、親子の名前が揃っていることになります。
青空が広がっていますが、風があるため、鏡のように山の姿を映していないのは少し残念でした。
一般的なツアーでは、この眺めをしばらく楽しんだ後は、他の観光地へ移動となる所ですが、今回のツアーでは「レイク・アグネス&ビーハイブス」のトレッキングコースを歩くことになりました。
釣鐘状のビッグ・ビーハイブが見えており、その右手の基部にレイク・アグネスが隠されています。我々のツアーでは、右手のリトル・ビーハイブまで登ってからレイク・アグネスを回って下山してくることになりました。
レイク・ルイーズの東岸には、シャトー・レイク・ルイーズという4つ星ホテルがあります。
このホテルは19世紀末から20世紀初頭にカナダ太平洋鉄道が建設したもので、同じロッキー山中のバンフ・スプリングス・ホテル、ケベックのシャトー・フロンテナック等とともにフェアモント・ホテルズ系列で、カナダィアン・ロッキーの観光開発の起点となりました。
私が参加するような財布にやさしいツアーでは、このホテルに泊まることはありません。
湖畔の遊歩道沿いに、クラシックなスタイルの登山者の銅像が置かれています。
カナダ太平洋鉄道がカナディアン・ロッキーを観光地として開発する際の1899年から50年に渡って、多くのスイス人ガイドを雇い入れて、登山ルートの整備や安全の確保を行いました。この像は、スイス・ガイド100年記念として1999年に置かれたものです。
多くの観光客が歩いている湖畔の遊歩道から別れて、トレッキングコーに向かいます。
トレッキングコースの案内はしっかりしています。
トレッキングコースは、歩行者専用と乗馬専用、その兼用コースに分かれています。兼用コースでは、馬の落し物を踏まないように足元に注意する必要があります。
最初は、針葉樹に囲まれた直線的に延びる道を緩やかに登っていきます。
登山専門の旅行会社募集のツアーなので、日常的に登山を行っていない参加者も多いようで、やたらゆっくりペースの歩きになりました。
ゆっくりペースはかえって疲れるところもありましたが、その分、花の写真を撮る時間的余裕がありました。
バンチベリー。日本でいうところのゴゼンタチバナ。
イエローコロンバン。日本でいうならキバナオダマキということになりますね。
黄色味の強いイエローコロンバン。
一部赤みを帯びたイエローコロンバン。
バッファローベリー。グミ科の落葉樹で、実は小鳥や動物の好物。特にクマの大好物だといいます。
登山道の直線部が終わって折り返すところでは、レイク・ルイーズの眺めが広がりました。高度もかなり上がってきました。
湖面に浮かぶボートも小さく見えています。
ワンフラワードウィンターグリ−ン。同族のイチゲイチヤクソウは、日本では北海道でのみ見られたようですが、現在ではほとんど絶滅状態のようです。
ゴールデンアスター。
エバーグリーンバイオレット。
山道を登っていくと、ミラー・レイクの畔に出ました。奥に聳えるのはビッグ・ビーハイブです。
山に囲まれた小さな湖で、名前のように山の影を湖面に映していました。
湖畔ではシマリスが餌をねだっていました。カナダの国立公園内では、野生動物に餌を与えることは禁止されているのですが、与える者がいるため、観光客の休憩スポットでは、餌をおねだりするリスが必ずいました。
レイク・ルイーズは、標高1536mに広がる、長さ2.4km、幅550m、深さ90mの湖です。奥に広がるヴィクトリア山(3464m)の氷河から流れ出る水を集め、神秘的なターコイズ・ブルーの湖面を広げています。
レイク・ルイーズの名前は、ヴィクトリア女王の四女でありカナダ総督ジョン・キャンベル夫人であったルイーズ・キャロライン・アルバータに由来しています。なお、アルバータ州の名前も彼女に由来しています。背後のヴィクトリア山もヴィクトリア女王に由来しており、親子の名前が揃っていることになります。
青空が広がっていますが、風があるため、鏡のように山の姿を映していないのは少し残念でした。
一般的なツアーでは、この眺めをしばらく楽しんだ後は、他の観光地へ移動となる所ですが、今回のツアーでは「レイク・アグネス&ビーハイブス」のトレッキングコースを歩くことになりました。
釣鐘状のビッグ・ビーハイブが見えており、その右手の基部にレイク・アグネスが隠されています。我々のツアーでは、右手のリトル・ビーハイブまで登ってからレイク・アグネスを回って下山してくることになりました。
レイク・ルイーズの東岸には、シャトー・レイク・ルイーズという4つ星ホテルがあります。
このホテルは19世紀末から20世紀初頭にカナダ太平洋鉄道が建設したもので、同じロッキー山中のバンフ・スプリングス・ホテル、ケベックのシャトー・フロンテナック等とともにフェアモント・ホテルズ系列で、カナダィアン・ロッキーの観光開発の起点となりました。
私が参加するような財布にやさしいツアーでは、このホテルに泊まることはありません。
湖畔の遊歩道沿いに、クラシックなスタイルの登山者の銅像が置かれています。
カナダ太平洋鉄道がカナディアン・ロッキーを観光地として開発する際の1899年から50年に渡って、多くのスイス人ガイドを雇い入れて、登山ルートの整備や安全の確保を行いました。この像は、スイス・ガイド100年記念として1999年に置かれたものです。
多くの観光客が歩いている湖畔の遊歩道から別れて、トレッキングコーに向かいます。
トレッキングコースの案内はしっかりしています。
トレッキングコースは、歩行者専用と乗馬専用、その兼用コースに分かれています。兼用コースでは、馬の落し物を踏まないように足元に注意する必要があります。
最初は、針葉樹に囲まれた直線的に延びる道を緩やかに登っていきます。
登山専門の旅行会社募集のツアーなので、日常的に登山を行っていない参加者も多いようで、やたらゆっくりペースの歩きになりました。
ゆっくりペースはかえって疲れるところもありましたが、その分、花の写真を撮る時間的余裕がありました。
バンチベリー。日本でいうところのゴゼンタチバナ。
イエローコロンバン。日本でいうならキバナオダマキということになりますね。
黄色味の強いイエローコロンバン。
一部赤みを帯びたイエローコロンバン。
バッファローベリー。グミ科の落葉樹で、実は小鳥や動物の好物。特にクマの大好物だといいます。
登山道の直線部が終わって折り返すところでは、レイク・ルイーズの眺めが広がりました。高度もかなり上がってきました。
湖面に浮かぶボートも小さく見えています。
ワンフラワードウィンターグリ−ン。同族のイチゲイチヤクソウは、日本では北海道でのみ見られたようですが、現在ではほとんど絶滅状態のようです。
ゴールデンアスター。
エバーグリーンバイオレット。
山道を登っていくと、ミラー・レイクの畔に出ました。奥に聳えるのはビッグ・ビーハイブです。
山に囲まれた小さな湖で、名前のように山の影を湖面に映していました。
湖畔ではシマリスが餌をねだっていました。カナダの国立公園内では、野生動物に餌を与えることは禁止されているのですが、与える者がいるため、観光客の休憩スポットでは、餌をおねだりするリスが必ずいました。